ShadowPlayでマイクが左側からしか聞こえない問題について【備忘録】

今回はShadowPlayでマイクが左側からしか聞こえない問題について、個人的にどう対処したかをまとめておきます。

結論から書くと、僕の環境ではこの問題を解決することはできず、Windows10に標準で搭載されている「Xbox Game Bar」で代用することにしました。

もともとの問題は解決していませんが、僕がやりたいことは今のところXbox Game Barでもできています。

同じような問題に直面している方の参考になればと思います。

検証日時:2020年7月11日
GeForce Experience Ver3.20.4.14

ShadowPlayでマイクの音が左からしか聞こえない

「ShadowPlay」はGPUで有名なNVIDIAが提供する無償のキャプチャソフトです。

例えばPC上でSteamのゲームをプレイしながらキャプチャし、同時にマイクの音も重ねて録音する、といった使い方ができます。

僕もゲーム実況動画を作るために、ちょうどこのように使おうとしていました。

 

テストとして録画・録音する中で、「録音したマイクの音が左からしか聞こえない」という問題に直面しました。

これは理屈上は簡単に理解できます。

僕の場合、マイクとPCは次のように接続していました。

ダイナミックマイク

XLRケーブル

オーディオインターフェース

USBケーブル

PC

ゲーム実況用のマイクキャプチャ環境

使っているオーディオインターフェースはSteinberg UR22Cです。

 

マイクをオーディオインターフェースに接続する際、入力1を使っています。

入力においてこれが意味するのは、

  • 左からはマイクの音が入ってくる
  • 右からは何も入ってこない

ということです。

その結果、オーディオインターフェースからPCに送られるステレオ音声(左右の区別がある)もまた、上のように左だけ音声がある状態です。

ShadowPlayで作成した動画でマイクが左からしか聞こえないのは、このステレオ音声をそのままキャプチャしているからだと考えられます。

 

GeForce Experience Ver3.20.4.14の時点では、ShadowPlayのオーディオ設定で入力1のマイクを左右でキャプチャする設定にはできませんでした。

ShadowPlayの設定

 

また、オーディオインターフェースUR22Cでも同様の機能は見つからず。

(僕がソフトやデバイスを使いこなせておらず、必要な設定項目を見落としているだけの可能性もあり)

UR22Cには「MONO INPUT」スイッチが付いていますが、これはダイレクト・モニタリングをしたときに音声をモノラルにする機能なので、キャプチャ時は無意味です。

オーディオインターフェースUR22CのMONOスイッチ

Xbox Game Barではデフォルトで左右から聞こえる

最初にも書いたとおり、最終的に僕はXbox Game Barを使うことで思ったとおりにキャプチャできるようになりました。

Xbox Game Barでは特に設定はしておらず、デフォルトでこの仕様になっています。

というより、片方からのみ聞こえるようにすること自体不可能なようです。

 

冷静に考えると、ゲーム実況用のキャプチャでマイクを片方だけに録音したい人はまずいないのではないでしょうか。

声が片方からしか聞こえないゲーム実況動画を僕は見たことがありません。

また、PCとマイクを接続するのにオーディオインターフェースを使うのは必然的であって、入力の片方(つまり右か左のどちらか)しか使わないという状態に自然となるはずです。

すると、Xbox Game Barのようにデフォルトでマイクを左右にキャプチャしてくれる方が自然な仕様だと僕は思います。

 

ShadowPlayはそこまで高機能なソフトではないため、「どうしてもShadowPlayでなければいけない」というケースはそうないはずです。

よってマイクのキャプチャの仕様でお困りの方は、僕のように別なキャプチャソフトで代用してみるのをおすすめします。

Windowsなら、

「windowsキー」+「Gキー」

Xbox Game Barが起動できます。

Xbox Game Barの起動キー

ただ個人的にはShadowPlayのマイクブースト機能が便利だったので、それが使えないのだけは残念でした。

 

以上、ShadowPlayでマイク音声が片方からしか聞こえない問題について、個人的な対処法をまとめました。

ShadowPlayの使用を前提とした解決にはなっていませんが、別なソフトで代用することで、やりたいことはできています。

今回まとめた内容は、あくまで僕の環境とチェックできた設定項目での話です。

マイクをUSBケーブルで直接挿すケースや、PCのマイク入力端子に挿すケースでは、もしかしたら設定次第でShadowPlayでも思ったようにキャプチャできるかもしれません。

同じような問題でお困りの方の参考になればと思います。

【追記】それでもShadowPlayを使う方法

ShadowPlayでキャプチャしつつ、動画編集の段階でマイクをモノラル化する方法が分かりました。

ShadowPlayのオーディオ設定で「両方のトラックを分離する」を選ぶと、ゲーム音声とマイク音声が別々に保存されます。

すると、動画編集の中で2つの音声を別個に処理できるようになります。

 

例えばフリーの動画編集ソフトAviUtlで2つの音声を扱う方法がこちらの動画でわかりやすく説明されています。
(知らないと絶対分からない操作)

あとはAviUtl上の操作でマイク音声の方をモノラル化すれば、マイクの音が左右から聞こえるようになります。

この方法だと音量のバランス取りなども一緒にできて便利です。

どうせ文字入れなどの編集もすると考えれば、Xbox Game Barなどのキャプチャソフトだけで完結させようとせず、上のように動画編集でいじる方が無難なのかもしれません。