DAISOで『時計バンド調整用工具セット』という商品を実際に買って使ってみたのでレビューもかねて紹介します。
結論としては、バンドがシーリングタイプの『CASIO OCEANUS OCW-S100-1AJF』という時計のバンドを問題なく調整できました。
※バンド調整の方法を解説するわけではなく、あくまでDAISOの商品のレビューです。
時計バンド調節用工具セット 220円
工具セットは近くのDAISOで220円で売っていました。腕時計が並んでいるあたりにあると思います。
内容物は、下記の4つのみ。
- ハンマー
- 台座
- 0.9mm用ピン抜き
- 0.8mm用ピン抜き
ざっと調べた限りでは、通販でこの手の商品を探すと大体500円はする印象です。ただそういう商品は入っている工具やバリエーションが多く、実際には使わないものも含まれています。
一方DAISOのこの商品は中身は最低限ですが、その分220円と安さで手に入ります。結果論ですが、この商品でも僕の時計は普通にバンド調整出来たので、必要十分な商品だと思います。
一点だけ、台座が硬いプラスティック製であるため、ベルトを収めたときに傷つかないかという懸念がありました(あくまで懸念ですが)。実際には傷つくことはなかったのですが、心配な方は薄い布などを噛ませて使うとより安全だと思います。
残るハンマーと2種類のピンはしっかりした作りで、使っていて全く不便はありませんでした。
実際のベルト調整の様子
実際に『OCW-S100-1AJF』のベルト調整の様子を軽く紹介します。
この時計は中古で購入したものだったのですが、少しだけゆるく感じたのでコマを1つ詰めてみることにしました。
(結果としてそれだと逆にきつくなってしまったので最終的には元の状態に戻しました)
僕自身調べて分かったのですが、腕時計のベルトには様々な種類があり、それぞれ調整方法が違います。今回紹介するのは「Cリングタイプ」と呼ばれるバンドの調整です。あくまで色々あるベルトの一例と考えてください。
まず、ベルト裏の矢印が下を向くように台座にセット。
ピン抜きをハンマーでコンコン叩いてピンを押し出します。今回は2種類あるうち、0.8mm用のピン抜きを使いました。
ピン2本分外すと、その間のコマ1つが外れます。コマ1つ、ピン1本、Cリング1つで1セットです。
この後、逆の順序でベルトをつなげて、コマを1つ分詰めた状態にすることが出来ました。
結論 標準的なピンタイプならこれでいいのでは
以上のようにして、DAISOの220円の商品でもこれといって問題なく腕時計のベルトを調整できました。
やり方は直前にYouTubeで解説動画を少し見たくらいです。CASIOという有名なメーカーの製品だからこそ、作りも標準的で迷わず出来たのかなと思います。
ベルト調整はしょっちゅうするものではありませんし、僕は何本も腕時計を買う予定はないです。なので低価格の商品で用が足りるならそれに越したことはありません。たった220円で済んでよかったです。
有名メーカーのピンタイプの腕時計であれば、大体これでベルト調整できるのではないでしょうか。
ただベルトにはいくつもの種類がありますし、自分で作業するとベルトを傷つける可能性もあるので自己責任でお願いします。