マンションの10W蛍光灯をオーム電機製LEDに交換してみた【工事不要】

住んでいる賃貸マンション(アパート)のキッチンの蛍光灯が壊れてしまいました。

点灯はするのですがチカチカと点滅してまともに使える状態ではありません。前々から調子がおかしかったのが今日になって本当におかしくなりました。

この記事では、僕が蛍光灯をLEDに交換した作業内容を書きたいと思います。あくまで個人のDIYの記録なのでご注意ください。

マンションの管理会社に連絡

設備の自然故障ということで、まずは管理会社に連絡しました。

結果をざっくりと書くと、

「蛍光灯は消耗品だから自分で交換してね」

とのこと。

確かに、蛍光灯はそのうち壊れることが前提の消耗品といえばそのとおりです。無駄にゴネても仕方ないと思ったので承諾しました。

たぶん契約書にも、消耗品は自分で交換するように、みたいな文言があるんでしょう。

以前、水漏れしていた蛇口を交換してもらったことがあります。あれは完全にマンションの設備でしたが、蛍光灯だと話は別なのですね。

蛍光灯にするか、LEDにするか

次に問題となったのは、そのまま蛍光灯を新調するのか、それともLEDに置き換えるかです。

値段は蛍光灯の方が安いです。今回交換する10Wの直管形だと300円くらいで買えます。

一方LEDだと本体の値段は高いですが、節電になったり、点灯までの時間が短くなったりします。

ちょっと考えた結果、長い目で見ればLEDにしておくのがいいだろうと判断。

節電効果はわずかでも、固定費を下げられるというのは精神的に気持ちがいいです。LEDという新しい技術を使っているというのもテンション上がります。

現状の蛍光灯を確認する

LEDを選ぶ前に、今取り付けられている蛍光灯のタイプを確認しておく必要があります。

ネットで調べた結果と照らし合わせると、僕の部屋の蛍光灯は「グロースターター方式」でした。

これは「グロー球」というパーツを利用して点灯するタイプの蛍光灯のようです。

下の写真でいうと、蛍光灯の近くにある丸いパーツがグロー球です。

グロー球

確証はないですが、「グロー球がある=グロースターター方式」と考えていいと思います。

 

もう1つ考えるのは、壊れているのが蛍光灯なのかグロー球なのかという問題です。

ネットで調べた限り、グロー球は蛍光灯が点灯し始めるときに使われるパーツ、と書かれていました。

僕の場合は点灯はしますが、その後チカチカして安定しないという症状が出ています。

なのでおそらくグロー球は問題なく、蛍光灯そのものが寿命を迎えているのだろうなと判断しました。

ちなみに、グロー球の方も数100円程度で売っていますし、取り外しも簡単です。

 

以上をまとめると、

  • 蛍光灯はグロースターター方式
  • 壊れているのは(おそらく)蛍光灯本体

ということになり、仕様が合うLEDを探すことにしました。

 

元からついている蛍光灯は10Wのタイプで、全長は33cmでした。MITSUBISHI製。

元の蛍光灯

 

グロー球の方は「FG-1E」という型番が書いてあります。一応確認。

元のグロー球

オーム電機製LEDを購入

すぐに交換したかったので札幌駅となりのヨドバシカメラへ。

オーム電機というメーカーの、全長が33cmで10W形の製品を見つけました。

色のバリエーションには2種類あって、次のとおり。イメージはざっくりしたもの。

  • 昼白色(ちゅうはくしょく):太陽のような自然な光
  • 昼光色(ちゅうこうしょく):青みがかった光

正直どちらでもよかったのですが、なるべく自然な方がいいかなと思って昼白色をチョイス。

オーム電機のLED

 

仕様表。

オーム電機のLED 仕様

 

こちらがLED本体です。今ある蛍光灯と確かに同じサイズです。

オーム電機のLED 本体

 

ダーミースターターという、グロー球の代わりに使うパーツが付属しています。

ダミースターター

こういったLEDは色々なメーカーが製作しています。

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蛍光管からLEDに交換する

次のような手順で、蛍光管からLEDに交換したところ上手くいきました。

  1. スイッチを切る
  2. グロー球を外す
  3. 蛍光灯を外す
  4. ダミースターターを取り付ける
  5. LEDを取り付ける
  6. スイッチを入れて確認

 

交換中に電気が流れてはいけないので、当然ながらスイッチはOFFにしておきます。

この状態でグロー球と蛍光灯を取り外しました。グロー球は反時計回りに回すだけで簡単に取り外せます。

グロー球と蛍光灯を外す

 

今度は逆の要領でダミースターターとLEDを取り付けました。

スイッチを入れてみたところ無事点灯。

LEDを取り付ける

LEDの取り付け角度によっては端子が接触せず、明かりがつきません。

僕はこれで少し手間取りましたが、スイッチを入れた状態で角度を探っていくと正しい位置が見つかりました。

 

LEDの方が点灯までの時間が明らかに短いです。

蛍光灯だとスイッチONから点灯までおよそ2秒くらいで、その間に「ジジジ…」という音がかすかにします。

今回取り付けたLEDだと、スイッチの切り替えと点灯がほぼ同時なので快適になりました。何の音もしません。節電にならなくても、これだけで交換してよかったと思います。

耐久性についてはこれから検証

こうして壊れた蛍光灯をLEDに置き換えることに成功しました。

正しく点灯しているので、サクッとかき集めた情報と解釈はだいたい間違っていなかったものと思います。キッチンの電気が使えないととても不便なので、すぐに解決できて安心しました。

LEDの耐久性についてはこれから使っていく中で検証していきます。

この製品ではないですが、通販サイトのレビューを見ていると1ヶ月や3ヶ月でLEDが壊れたなんて声も少し目にします。

それらはおそらく初期不良でしょう。僕が買ったのが不良品でないことを願います。

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