この記事はLast Epoch 1.2 シーズン2 Tome of the Eracedに対応しています。
シーズン2でプレイしたビルドの備忘録&紹介です。基本的には下記のビルドガイドを参考にしました。
Forged Weapon Forge Guard Build Guide – last epoch tools
ただ、手に入った装備の違いや使用スキルに少なからず違いがあります。そのため、バリエーションの1つとしてブログに書いてもいいかなと判断。
(本当は上記サイトを使ってビルドをシェアするのが一番便利ですが、入力がかなり煩雑なのと外部サイトが使えなくなったときに記事が成り立たなくなるのがいやなので利用しませんでした。)
このビルドでは、通常版アベロスであれば何の問題もなく撃破可能。プレイヤースキル0でも2分半以内に倒せます。Uberはやってないので分かりません。
基本的にミニオンが勝手に攻撃してくれるため、個人的には操作がラクなビルドだと思っています。個人的にはこのビルドに取り組んでよかったと思います。
長所
・ミニオン主体であるためターゲッティングが楽
・かなり耐久性のあるビルド(だと思う)
・悪くないAOE(範囲火力)
・特定のユニークに依存せず、1つずつ揃えていける
・腐敗度300程度なら危なげなく快適にファームできる(アベロス討伐で満足したのでそれ以降は試してないけどまだまだ上も大丈夫だと思われる)
短所
・ミニオンを最大数12揃えるまでやや時間がかかる。特にタイマンのボス戦。
・主に仇討ちで回復するため、ボスに近づく必要あり
・(このビルドに限ったことではないかもしれないけど)耐性確保がしんどい
見ての通り耐性が微妙に整いきれていないのと、パッシブスキルで無理やり稼いでいる分があります。ギアのAffixをもう少し厳選すれば余裕を持って全て75%にできると思います。
【関連】『時の聖域』でユニークとイグゾルトを合成する【Last Epoch 1.2】
装備品
このビルドではカチッとハマるユニークが多数あるものの、それがないと機能しないわけではありません。適当な装備と適切なパッシブ・スキルを整えていけば、着実に強くなっていきます。また、ユニークのほとんどはLPなしのものなら簡単に手に入る割に、ベースの性能だけでもとても有用です。この点を考えると、このビルドはシーズンの最初にも取り組みやすいと思います。
なのでまずはユニークのLPなし品+いい感じのレア(またはイグゾルト)を揃えて、そこから1つずつ高LPや良Affixイグゾルトを着実に掘っていけばよいと思います。
武器・盾
上記の通り、このビルドは機能するために特定のユニークを一切前提としません。武器はヴォイドクリーヴの要件である両手剣or両手斧なら何でもOK。
個人的に手に入った中で一番良かったのが上記の『クロトの針』でした。織られし魂20のドロップ品からなんと攻撃速度T7+クリ乗数T7がついてしまいました。まともなプレイ時間でこれを超える武器を手に入れるのは無理と判断。
これからプレイする場合、上記と同等の性能の個体を狙って手に入れるのはけっこうしんどいかも。これが手に入るまでは高ティアの攻撃速度のみがついているものを使っていました。それでもアベロス撃破までは問題なく出来るはずです。高LP品が手に入ったら他のユニークでもいいと思います。
『クロトの針』は、通常エコーに出てくる消されし者の墓のボスの一人からの固有ドロップ品です。他では手に入らないので注意。
もしこの武器の良品を狙うなら、織られし魂は多いほどいいので、織られしツリーで魂の数を高くするノードは必須。
ちなみに、フォージストライクで召喚するフォージウエポンは武器のスタッツを用いるため、そこは通常のミニオンとは異なります。本来ミニオンには乗らない武器の性能が、そのままミニオンの性能になるという特殊なメカニズムになっています。なので武器の性能は火力に直結する重要なポイントです。
フォージガードならパッシブで両手武器を持ちながら盾も持てます。そのメリットは火力が下がるデメリットを上回ると思います。
特にシナジーがあるユニークはないので、ランダムドロップの中でも最も高性能(かつレアドロップ)と思われる『栄誉の要塞』がとても強いです。ヒットに対してとても固くなれます。
この盾はかなりドロップ率が低いため、1つ手に入れるだけでも大変でした。LP1にT7のAffixをつけて最終形にするのが関の山かと。ロール厳選やLP2狙いは現実的ではないと思います。
【関連】レア盾『栄誉の要塞』をゲット。やはりCoFの予言が超有用【Last Epoch 1.2】
防具
胴体ユニーク『蒼白の雄牛のマント』はこのビルドにカチッとハマります。
Circle of Fortuneの予言を使えばベース自体はそれなりに集まるはず。重要なのはX%ヘルス増加のT7をつけることです。胴体のこのAffixは他の部位に比べて値が大きいため、これ1つをつけてレジェンダリー化するだけでとんでもない量のヘルスが一気に稼げます。
もう片方のAffixは割と自由枠ですが、僕は一回のトライで筋力T5がつきました。盾『栄誉の要塞』で近距離ブロック率が10%上がるので悪くありません。
ヘルメットはイグゾルトでヘルスを確保しつつ、できれば耐性も稼ぎたいです。
個人的に最優先は「X% ヘルス増加」のT7。もう一つのサフィックスにもヘルスがついていたら最高。
最終的に耐性がちょっと足りていないので、例えばこの辺のイグゾルトでヘルスを妥協して、耐性を優先するのもアリかもしれません。(でもやっぱりヘルスは正義だとは思う)
後に紹介する指輪『幻影の一握』を使うと、グローブのスタッツがミニオンにも反映されるようになります。その反映倍率が高いため、グローブの性能は火力にかなり影響します。
上記はガイドに従いLP2の『ファルコンフィスト』にクリティカル率T7をつけたもの。もう片方のAffixは本当は攻撃速度が良かったのですがなかなかつかず。
ヘルスT5がついた時点でこれもまあアリかなということで1つの妥協点としました。さらにやり込むならグローブはやはり火力を優先して、クリ率T7+攻撃速度T5を狙いたいです。
ちなみにグローブのクリ率T7は抽選確率が低いのか、なかなかドロップしない印象でした。1つ手に入れたら、織られしツリーで複製を狙うといいでしょう。
ブーツはイグゾルトで、移動速度+ヘルス2種がいいと思います。
どれをT7にするかですが、ヘルスを伸ばすだけなら%ヘルスのAffixがいいでしょう。ただ個人的には移動速度も防御レイヤーの1つだと思っているのと、プレイフィールを優先したいということもあり移動速度をT7としました。
これを手に入れるのはかなり運が良かったと思います。これ以上を狙う気力はありません。織られしツリーで複製しながら頑張って掘りましょう。
装飾品+偶像
指輪は『幻影の一握』を使わない理由はないと思います。
このユニークはレア度が低いためポコジャカ手に入ります。あとはLP2かつ両ロールの個体を用意してイグゾルトと合成。
ここのAffixは好みですが、僕はミニオンダメT7+有用なT5としました。
ユニーク自体のAffixで一番重要だと思われるのが
・+X%ミニオンクリティカル率
・グローブのスタッツ適用
の2つ。
(と言っておきつつ耐性などの都合上、上記のロールはやや妥協したものになっています)
この指輪は数が集まるので、織られしエコー『闘争のガントレット』で本体Affixのリロールが出来ます。
【関連】『闘争のガントレット』でユニークのロールを再抽選する【Last Epoch 1.2】
ベルトもヘルメットやブーツと同様にイグゾルトでヘルスを稼いでいます。
上記は3つの有用なAffixが揃った悪くない個体。途中でフォージポテンシャルが尽きてプレフィックスを埋められませんでした。どうせならベースもこだわりたいですが、そこまで求めると更にファームが必要です。
アミュレットは火力を重視して『ロギの飢え』を使っています。
ほしいのはミニオンクリティカル率。ロール幅が2か3しかないのでここは妥協せず3を使いましょう。
ボスの固有ドロップ品なので数自体は落ちるのですが、ちょっと回ったくらいではLP2は1つも手に入らず。とりあえずクリ率+3%の個体にミニオンダメT7をつけて使っています。
もし防御面を重視するなら上記ビルドガイドと同様に織られしユニークの『消された者たちの遺産』が有用。
ベースだけでもImplicitでDOT対策ができるのに加えてヘルスも稼げます。ここからさらに都合の良いAffixをつけることができれば、非常に強力なギアになると思います。
織られしユニーク全般に言えることですが、ベース自体はそれなりの数が集まります。ただ有用なAffixが付くかどうかは完全な運。織られし魂の数が多くても、ゴミAffixがついたら意味がありません。『クロトの針』と同様、織られしツリーで魂の数をなるべく高くして、良Affixを狙いたいです。
DOT対策ができる優秀織られしユニーク『消されたセンチネルの法規』。イグゾルトで置き換える場合、相当な良品でないと採用には至らないと思います。
僕が手に入った中で一番良いAffixがついたのがこれでした。
偶像はかなり自由度の高い部分。個人的には上記のようなX%ヘルス増加のMAXロール+耐性を主に揃えるのが無難だと思いました。
消されし者の墓で手に入る偶像には、薄い水色で表記される強力なAffixがつく可能性があります。これが地味ながらとにかく強い。1×2マスで6%ヘルスが得られるのは破格だと思います。
上記のようにAffix2つが有用なものを手に入れるのは大変ですが、良品を掘ればヘルスと耐性確保が一気にしやすくなります。頑張って墓荒らししましょう。
大きいサイズの偶像はエンチャントも出来て強力であるため、そっちの採用も全然アリ。
スキル
使用する5つのスキルは下記。
- フォージストライク…メインスキル。ミニオンであるフォージウェポンを召喚する
- ヴォイドクリーヴ…ミニオンに強力なバフを付与する
- 仇討ち…これで攻撃することで回復。ミニオン召喚
- 突進…移動スキル。また、ヘルス15%以下を即死させる。
- 希望の光印…各種バフ
実際に振っているパッシブは下記のとおりですが、もちろん必ずしもこのとおりでないと機能しないという訳ではありません。重要なノードを除き、多少のアレンジはいくらでもあり得ます。
パッシブ
パッシブは本来の理想形とは細かいところが違います。というのも、ギアで必要な耐性を確保しきれていないため、耐性目的で仕方なく取っているところがあるからです。
そのため、もっと良い装備や偶像を揃えることができれば、本当は振りたいはずのパッシブに振ってさらに洗練される余地が十分残っているのが現状です。また、パッシブと同様に一部を除いて「こうじゃなきゃいけない」という訳ではありません。何を優先するかによっていくらでもアレンジは可能。
重要ノード
『フォージガード』のツリー右上にある「火事場主の力」だけは必須ノードです。これを取ることで両手武器と盾を同時に持てるようになります。
耐性が足りないので仕方なく多めに振っています。使いたいスキルもないので、ギアで耐性を確保できるならヴォイドナイトに振る必要はありません。
パラディンは『希望の光印』目的で15まで。パッシブスキルも有用。
おわりに
アベロスを倒して満足したのでこのビルドの更新はここで終了とします。まだ更新箇所はあるものの、劇的に強くなるということはないと思うのでここで一区切りでいいかなと。
両手武器と盾を同時に持てるパッシブはたしかシーズン2から実装されたものですが、デメリットを考えても個人的にはかなり強いと思います。そのうちナーフされそうな予感。
ざっと見たところシーズン2のメタビルドはヴォイドナイトかなという印象です。今回紹介した『フォージストライク』のビルドはそこまでのポテンシャルはないかもしれませんが、操作が楽、高耐久、必須ユニークなしで取り組みやすいビルドです。こういったメリットやスキルの挙動が好きな方はプレイしてみてはいかがでしょうか。