AMVR製 Meta Quest 3用フェイスパッドUpgraded版のレビュー

Meta Quest 3用のサードパーティー製フェイスパッド『AMVR Upgraded Face Cover』を購入して使ってみたのでレビューします。

要点
・純正品は手入れしづらいのが特に不満だった
・AMVR製に換装して全体的な使用感が向上した
・耐水性のあるパッド、遮光性向上、装着感向上
・外側から奥行き調整できる
・5000円くらいなので安くはないが、その価値はあると感じた

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購入背景

もともと2025年秋頃にMeta Quest 3を購入し、満足して使っていました。本体の性能はもちろんのこと、KIWIのサードパーティー製のストラップに交換したことで装着感もとても良くなっていました。しかし自分でも不思議なことに、気づいたらいつの間にか使用頻度が下がっていました。その理由というのが、標準品のフェイスパッドの手入れがしにくく、汚れが着実についていくという点でした。

 

これが標準品のパッドなのですが、表面が合成繊維の布っぽい素材でできています。これは撥水性があるわけでもなく骨組みから取り外すことも出来ません。すると、着用時に顔の皮脂などが少しずつ蓄積していくため、要は「使うほど着実に汚れていく」という点が気になっていました。

誰しも顔に皮脂はあります。それに加えて僕はスキンケアとして化粧水や乳液も使っているため、たとえある程度乾いた状態だとしても、そういった溶液がパッドに染み込んでいきます。一応濡れタオルで表面を拭くくらいのメンテナンスは出来るのですが、長い目で見れば十分とは感じられませんでした。

装着感や遮光性についてはそこまで不満はなかったのですが、この「手入れのしにくさ」がどうしても気になり、使うのがおっくうになっていたという次第です。そこでストラップと同様に、サードパーティー製への交換を検討しました。

AMVR Upgraded Face Cover Padを購入

Amazonで販売されているMeta Quest 3用のパッドは色々あるのですが、今回はAMVRというブランドのUpgraded Face Cover Padという(名前の?)製品を選びました。理由は、これが一番機能性が高かったからです。

以前KIWI製のストラップを購入していて愛用していたのですが、フェイスパッドについてはこの製品が上位互換だと判断したので、こちらを選びました。

ちなみにこの製品はQuest 3専用です。Quest 3Sには非対応なので注意。また、同じAMVRからUpgraded版でない製品も出ているのでそれも注意。

 

割と小さめの箱に入っていました。

 

フェイスパッド(顔に当たるパーツ)は2種類入っています。

 

個人的に使いたいと思っていたのは、こちらの撥水性がありそうな方。これなら皮脂やスキンケア用品がついても簡単にメンテナンスできると判断しました。

 

もう一つのパッドは、中身がゲルっぽい素材の面白い仕様です。表面の撥水性はなさそうですが、装着感を重視する場合は使い勝手が良さそうです。

機能性など

標準のフェイスパッドを外してそのまま付けるだけなので、装着は簡単です。KIWI製のストラップをつけたままでも全く干渉せずに換装及び使用することが出来ました。

 

奥行き調整の話。標準品のパッドだと奥行き調整はパッドの内側から行います。つまり、ゴーグルを付けている最中に調整するのは物理的に不可能です。

 

 

その点、今回購入したフェイスパッドならゴーグルの外側からギアを回すことで奥行き調整が可能です。これは大きい。

正直奥行き調整はそんなに頻繁にする必要はないと思うのですが、着用感を微調整するのには確実に役に立ちます。

ちなみに、メガネをかけているなら奥行きは最長にしておくのが無難だと思います。理由は、そうしないと眼鏡がレンズに接触して傷つける可能性があるからです。

大前提として、Meta Questは「目がいい人向け」に作られています。よって、普段の生活で眼鏡をしているなら、ゴーグルを付けるときも眼鏡をつけなければぼやけて見えます。

僕は眼鏡をつけているので、奥行きは最長にして使っています。視力がいい人の場合は、一番見え方がクリアな奥行きを探すのに上記の調整機能は便利だと思います。

 

超微妙な違いなのですが、パッドの入口が標準品よりも本当に若干狭いような印象を受けました。僕がつけている眼鏡が少し大きめなこともあり、最初は違和感がありました。しかしこれは「入口」の話なので、その奥の空間は同じくらいあります。

もしかしたら気のせいかもしれませんが、一応言及しておきます。

 

標準品にはなかった鼻カバー的なパーツがあります。ピラピラしたゴムっぽいパーツで、着脱可能です。これも手入れしやすいと思います。

換装した感想

AMVR Upgraded Face Cover Padを実際に使って、下記の点がよかったと感じました。

・手入れしやすい(個人的に最重要)
・装着感が一段階向上した→見え方がより安定するようになった
・鼻パーツにより遮光性が向上→没入感も向上した


まず個人的には、撥水性のあるフェイスパッドに交換できただけでも目的は達成できたといえます。同梱されているパッドのうち1つは撥水性があり、手入れが簡単です。これで安心して長く使い続けることができるようになりました。

もう1つのパッドも使用感は悪くなさそうですが、汚れるのがいやなのでまだ使っていません。


また、標準パッドに比べて質感がもちもちしており、装着感がいいです。もともと装着感の向上はそこまで期待していなかったのですが、明らかに違うポイントだと感じました。

KIWI製ストラップの記事にも同じようなことを書いたのですが、VRゴーグルは装着感が良くなると、見え方も良くなるという側面があると思います。

というのも、VRの映像を一番良い感じに観るためには、頭と目、レンズの位置関係が重要だからです。サードパーティー製のアタッチメントで装着感が向上すると、ちょうどいい位置で頭とゴーグルをしっかり固定できるようになります。すると、一番いい場所で安定してVR映像を楽しめるというわけです。VR体験を楽しむうえで、これはかなり重要なポイントだと個人的には感じています。

今だからこそ特に思うのですが、やっぱり標準品のアタッチメントは必要最低限という印象です。VRゴーグル本体の性能をフル活用するためには、追加のコストをかけてアタッチメントの換装はした方がいいでしょう。


正直、購入前は鼻パーツによる遮光性について全く考えていませんでした。しかし、実際に使った今となっては、これのあるなしで没入感はかなり変わると感じています。

もともと、標準品のパッドでも遮光性については特別不満は感じておらず、「こういうもの」と考えていました。

しかし欧米人に比べて鼻が低いアジア人の場合、そこから光が入ってきてVR体験に影響があったのは物理的な事実と言えます。実際、今回のフェイスパッドをつけてみると周囲としっかり遮光されたことで、見え方がかなり違うと感じました。これは思いもよらぬ発見でした。

例えるなら、明るい映画館と暗い映画館です(明るい映画館で映画を観ることはないですが)。遮光性が低い状態だと、まるで明るい環境で映画を観ているようで、観えはするけど、没入感は普通という感じ。一方、暗い映画館であれば、目に入ってくる情報が映像だけになるので、そのコンテンツに没入できます。フェイスパッドの交換でこういった体験の違いを感じました。


という感じで、個人的にはこのフェイスパッドを買って間違いなく正解だったと思います。手入れのしづらさを気にしなくてもよくなっただけでなく、VR体験が確実に向上しました。

1つネックを挙げるとすれば、値段はちょっと高いなとは感じました。僕がAmazonで買ったときは5,000円くらいだったのですが、フェイスパッドだけでこの値段は安くはないとは正直思います。

ただ現在10万円くらいするMeta Quest 3の真の性能を引き出すためと考えれば、投資として割に合うと確信しています。買ってよかったです。後悔は全くありません。


ちなみにMeta Quest 3全体の話として、やはりストラップだけは交換しないと使い物にならないと思います。一方、個人的にはフェイスパッドは標準でもまだギリギリ使用に耐えるかなとも思います。(汚れを気にしないなら)

とはいえ何度も繰り返しているように、このような機能性の高いフェイスパッドに交換した方がMeta Quest 3を使ったVR体験がより向上するのもやはり事実だと思います。

よって今回紹介したフェイスパッドは本体と一緒に急いで買う必要は全くないものの、さらなる高みを目指したい人には強くおすすめです。

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