今回は耐震グッズ「ふんばる君」のレビューです。
180cmくらいの高さがある本棚の倒防止用に購入しました。
>>ニトリの書棚「サラ」レビュー。7000円でこの品質なら大満足。
ふんばる君は、安い、設置が簡単、安定性バツグン、目立たないの4拍子揃った便利グッズ。買って正解でした。
大きな家具の耐震グッズをお探しの方はぜひご覧ください。
ふんばる君の特徴
ふばんる君は下の写真のようながっちりしたゴムっぽい素材でできています。
使い方は家具の幅に合わせてカットして、下に挟むだけ。
つっぱり棒などの耐震グッズと比べて設置が簡単なのが第一のメリットです。
挟むときは家具の中を空にしてなるべく軽くしておくと設置しやすいです。
必要な長さ
ふんばる君は、家具の幅ぜんぶをカバーする長さが必要です。
例えば、僕が今回買った本棚は幅が約76cmだったので、ふんばる君はそれより長い90cmタイプを買いました。
Amazonで税込700円。安いです。
他にも60cm、120cmのタイプもあるので、使う家具に合わせて選べます。
ふんばる君はかなり頑丈にできているのですが、普通の文房具のハサミでカットで切れました。
設置しても目立たない
設置すると、こんな感じになります。
正面から見ると、言われないと気づけないレベルで目立ちません。
本棚と天井の間に取り付けるつっぱり棒みたいなグッズを買おうかとも思ったのですが、あれはなんだか圧迫感があってイヤでした。
その点、ふんばる君は部屋の景観を乱さないのがメリットです。
ふんばる君をつけると、家具が斜めにホンのちょっぴりナナメになります。
耐震性
ふんばる君を取り付けてから本棚を手で軽くゆすってみたのですが、強くホールドされている感がありました。
まず本棚が斜めになって壁に寄りかかる形になっているので、直立しているよりも倒れにくいはずです。
前面ではふんばる君が文字通りふんばって、その状態をキープしています。
「これで倒れるくらいの地震がきたらそもそも家が倒壊するんじゃないか」というくらいの安定性です。
【追記】北海道胆振東部地震に耐えた
2018年11月追記。
奇遇にも、ふんばる君を設置してから間もない2018年9月6日に、北海道胆振東部地震が発生しました。
そのときは、我が家でも震度5強の揺れを観測しました。
(これは僕がそれまでの人生で経験した中で最も大きな地震でした)
ふんばる君を設置した本棚の最上段にメトロノームを置いていたのですが、震度5強の地震が起きても微動だにしていませんでした。
備えあれば憂いなしというやつで、本棚を買うついでに防災グッズも用意しておいて本当に良かったなと。
地震は本当にいつ起こるか分かりません。
大きな地震なんて起きないだろうと思っていた北海道でも遂に起きてしまいました。
まとめ
以上、耐震グッズ「ふんばる君」を実際に買って本棚に設置してみた上でのレビューでした。
ふんばる君のメリットは、
- 安い(90cmでも700円程度)
- 目立たない
- 安定性は十分(2018年の地震で実証済み)
- ゴム製なので床を傷つけず、釘などを使わない
この4つだと思います。
ふんばる君を一種の保険だと考えると、数百円で大きな家具の安定性を向上できるなら安いものです。
上の写真でも明らかなように、設置しても全く目立ちません。
ゴム系の素材で挟んで使うだけなので、賃貸住宅でも問題なく使えます。
こういったメリットに合う方は、ぜひふんばる君を検討してみてください。
今回は以上です。