今回は、お金持ちと生活レベルについての話です。
服装にこだわらないお金持ちって、たまに目にしませんか?
例えば、2chの創設者として有名なひろゆきさんは、学生時代からずっと同じ服を着ているそうです。
(月の生活費も、必要分を除けば3万円くらいだとか)
ぼくはそういうスタイルがすごくカッコよく感じ、またとても興味深くも思います。
今回は、そんな感覚を言葉にしてみたいと思います。
質素に暮らすお金持ちは、思ったよりいる
タイトルでは「全身ユニクロ」という表現をしましたが、これは要はファストファッションのことです。
もっというと、ぼくが感じていることは服装に限ったことではないとも言えるでしょう。
ブランド品には興味がなく、ファストファッションに身を包む。
乗っている車はどこにでもある大衆車。
高級腕時計にも興味がない。
こういう生活レベルをあえて維持する姿勢は、とても興味深いです。
普段本を読む中で、「お金持ちは意外と質素な暮らしをしている」という意味のことが書かれているのをしばしば目にします。
例えば、「となりの億万長者」という本がその好例です。
資産・所得と生活レベルの関係性や実態について興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
質素なお金持ちというのが実際に数多く存在するのが分かると思います。
むしろ、莫大な資産を築き上げた人には徹底した倹約家がとても多いと、となりの億万長者には書かれています。
(これは注目すべき事実ではないでしょうか)
パーキンソンの第二法則
ここで、興味深い概念を紹介します。
パーキンソンの法則は、次の二つを傾向を示しています。
- 第一法則:与えられた時間の分だけ仕事の量は膨張する
- 第二法則:支出の額は、収入を使い果たすまで増加する
関連ページ:Wikipedia パーキンソンの法則
今回関係するのは、第二法則の方です。
要は、人はお金をあるだけ使ってしまう、と解釈できるでしょう。
パーキンソンの法則から解放された人たち
ユニクロを着るお金持ち(質素な生活をするお金持ち)の面白いところは、パーキンソンの法則に従わないところだと、僕は思いました。
パーキンソンの第二法則によって、人は収入の分だけお金を使うようになってしまいます。
(それが必ずしも悪いこととは言いませんが)
ところが、この法則に流されず、生活レベルを保っているお金持ちがいるわけです。
これこそが、ユニクロとお金持ちの間に潜む興味深いポイントの正体ではないでしょうか?
個人的には、ネット上でそういった傾向の人々をしばしば見かけます。
例えば、高収入を得ている有名ブロガーたち。
べらぼうな額を稼ぎながらも、生活レベルは至って普通。
いやむしろ、高度な金銭管理と生活レベルのコントロールによって、質素であるとすら言えます。
(この手の人たちが揃って格安SIMを使っているのは、面白い事実です)
他には、資産運用によってアーリーリタイアを目指す人たち。
現役で働きながら、超質素な生活+資産の運用によって、配当という不労所得を得ている(得ようとしている)人たちです。
まとめ
以上、ユニクロを着るお金持ちというトピックをスタート地点として書きました。
そして、そのトピックの面白さは、パーキンソンの法則と大いに関係があるという僕の考えについても書きました。
パーキンソンの法則は、覚えておいて損はない言葉だと思います。