この記事はLast Epoch 1.4(シーズン4)時点の情報です。
個人的な備忘録も兼ねて、シーズン4で通常Aberroth撃破までプレイしたPaladinのビルドを紹介します。
今回紹介するのはPath of ExileのRighteous Fireビルドそっくりのプレイがラスエポで出来るビルドです。自分の周りのエリア内の敵をじわじわ焼き殺すのが特徴。
このビルドは最終的に下記のガイドを適宜参照しつつ構築し、実際に自分でプレイしたものです。著者の方にはこの場を借りて感謝します。
今回の記事では、これらのガイドの内容をそのまま紹介するのではなく、僕がプレイした通常Aberroth撃破時点でのビルドをMedium Budget(中程度の投資)版としてまとめることにしました。つまり、「これくらいでもAberrothまでなら行けるよ」っていうくらいのバージョンです。
Build Plannerのリンクも用意したので、正直大枠はこれを見てもらった方が早いと思います。ただし偶像はほぼ耐性を稼いでいるだけなので大きく省略しています。
【実際にプレイしたビルド】Last Epoch Build Planner
このビルドはそこそこの投資(ファーム量)でもAberrothを難なく撃破できるほどスケールし、火力と硬さを両立しています。YouTubeで検索すると、ギアをさらに突き詰めてUber Aberrothまで倒している動画も見つかります。つまり、今回の記事で紹介するよりもずっとスケールする余地が十分あるということです。
Righteous Fireみたいなビルドをラスエポでもやりたいという方の参考になると思います。
火力を出すために優先すべき項目や、ギアの集め方など、個人的に重要と思ったポイントをまとめました。ちなみにアイテム派閥はCircle of Fortuneを想定しています。
ビルドのコア・メカニクス
このビルドのメインスキルはPaladin由来の『審判』(Judgement)です。
審判は本来、地面を叩きつける近接(Melee)スキルであり、その叩きつけ自体はHitとして扱われます。審判はそれ加えて『聖なる大地』という領域をフィールドに残し、敵に火継続ダメージ(DoT)を与え、味方にはヘルス回復を付与します。
よって本来は、この聖なる大地は地面に残るものであり、キャラクターに追従するものではありません。
このビルドのRighteous Fireっぽい挙動は、審判スキルツリーの「塗油」を取ると実現できます。
この効果により、審判(Meleeスキル)を発動→聖なる大地(スペル扱いのDoT領域)を自分の周りにオーラとして生成するというのが、今回のビルドの挙動の核になります。
重要な点として、このビルドは審判が作り出す聖なる大地の火属性のDoTダメージがメインのダメージソースになります。よってMeleeやHitのダメージを伸ばしても意味はありません(最初の一撃のダメージが上がるだけ)。前述の塗油ノードはダメージ上昇の数値なども考慮すると、DoTダメージを伸ばす方向性なら(ゲームデザイン的に)取らない理由がないと思います。
このゲームには燃焼(Ignite)という火継続ダメージを与える状態異常(Ailment)がありますが、今回のビルドはIgniteでダメージを与えるわけではありません。誤解のないように一応。
火力スケールで重要なのが「寄進」というノードです。これを取ると要は、最大マナを増やすほど聖なる大地のDoTダメージも伸びるというスケールの仕組みが作れます。
ここでさらに重要なのが能力値の集中力(Attunement)です。審判は集中力スキルなので、まず集中力の分だけダメージが伸びます。さらに集中力1ごとに最大マナ2がもらえるので、そのマナが上記の仕組みでダメージに寄与するという2重の恩恵があるのです。
よってこのビルドは「集中力スタッカー」みたいな側面が大きいです。後述の装備の項目でユニークに集中力を合成しまくっている理由はここにあります。
使用スキルは下記となります。ただしジャベリンは割と自由枠で、DPSの理論値を叩き出したいのでない限り、移動スキルである『突進』に変えた方がエコー攻略が楽になります。
- 審判:メインスキル。聖なる大地をオーラとして纏い、火属性の継続ダメージを与える。
- 仇討ち:ライフ&マナ回復。ディフェンス強化。(後述の)ユニーク偶像による固有スタックの維持。
- 聖なるオーラ:バフ。デバフ解除。
- 希望の光印:バフ。
- ジャベリン(or 突進):DPSをちょっとでも増やしたいならコンボ目当てでジャベリン。移動を重視したいなら突進。
重要な装備と入手方法
装備の全体像はこちらです。基本的に全身LP1であり、赤い指輪のような極端なレアアイテムは使っていません。また、Aberrothを倒すまでのビルドなので、当然Aberrothからドロップする装備も使っていません。
下記のプランナーだと全体を簡単にチェックできます。
【実際にプレイしたビルド】Last Epoch Build Planner (再掲)
各アイテムの詳細なドロップ率(レア度)やドロップ場所についてはDBサイト参照。
審判(Judgement)の聖なる大地(Consecrate Ground)でダメージを出すビルドでは、『精霊の木脈』がベストだと思います。
聖なる大地はスペル扱いであるため、DoTにImplicitのスペルダメージが乗ります(PoEと違うところ)。他にも有用なAffixが盛りだくさんで、無駄がありません。逆にこれを上回る選択肢を他のユニークから見つけることは出来ないと思います。ただこれはJudgementのDoTを利用する場合の話であって、Melee Hit型にする場合は必ずしもこれが最適とは言えないでしょう。
ベースが両手長杖なのも重要です。このベースには最大で700%近い「継続元素ダメージ増加」がつきます。つまり、精霊の木脈には合成によってそのAffixを付けられるということ。このAffixがあるのとないのとでダメージは大きく変わります。
これは原始コンテンツの報酬なので、序盤からコツコツ恐竜を進化させて交換の材料を集めましょう。ロール値やLPの厳選もしたいので、必ずしも1つ手に入れればいいわけではありません。
武器が両手型なので、胴体は『巨人の心臓』が使えます。ヘルスの自動回復がなくなりますが、オーラ化した聖なる大地や仇討ちで回復できるので、実質デメリットを踏み倒せます。手に入れやすい点も有用です。
合成するAffixは悩ましいところですが、やっぱり火力を優先した方が結果的に死ににくくなると思います。審判を強化する集中力は胴体で最大24もらえるので大きいです。最大マナが増えると火力も増える仕組みがあるので、%最大マナ増加もアリかもしれません。シンプルに継続ダメージを増やすAffixも選択肢に入ります。
ちなみに集中力T7 Affixを用意するのには、織られしエコー『オールデンの監視』が便利です。
【関連】『オールデンの監視』- 能力値Affixの種類を変更する織られしエコー【Last Epoch】
ヘルメットはこのビルドに明確なシナジーを持つユニークがないため、割と自由枠という位置づけです。『朽ちた髑髏』は手に入れやすく、防御面を強化してくれます。正直、通常Aberrothを倒すところまでならそんなに重要ではないと思います。
火力面を優先するなら『ジュルラの星時計』が強いです。時の聖域のボスが頻繁にドロップするため、LP1なら簡単に手に入ります。ただしこの指輪の肝は4秒間のブーストがメイン。よって、レジェンダリー化して初めて装備するものです。これを2つ揃えます。
移動スキルがトリガーになるのですが、これはデフォルトのEvade(Spaceキーのやつ)でも発動できます。この指輪のためだけに移動スキルを用意する必要はありません。
指輪の「継続元素ダメージ増加」のAffixは最大値で220%という大きな値がつくので、これを付与します。紛らわしいのですが「継続ダメージ増加」のような他のAffixだと極端に値が小さくなるので注意。12秒に4秒だけですが、660% Incの効果を得られるわけで、他の指輪でこんなに瞬間火力が出る選択肢はないと思います。
出来ればスペルダメージ増加Affixのロール値もなるべくこだわりたいです。
ただこの「継続元素ダメージ増加」のAffixはなかなか手に入らない印象です。もし予言などでもT7が手に入らないなら、「無秩序のルーン」を使うのが手っ取り早いです。
【関連】無秩序のルーンで欲しいT7 Affixを用意する方法【Last Epoch】
グローブには集中力と火貫通(Fire Penetration)がついた「裁きの手」が噛み合います。これもそんなにレアなユニークではないのでLP1ならすぐに手に入るはず。
ブーツは「怒れる竜の靴」はディフェンス面の強化という点で有用です。このブーツはドロップ率が低いのでファームをちょっと頑張らないといけないかもしれません。しかし性能の高さを考えるとその価値は十分あると思います。
火ダメージ増加はおまけって感じで、被クリティカルダメージを減らすのがメイン。クリティカルを受ける確率が上がる代わりに、そのダメージボーナスをこのブーツだけで大きく減らせます。
思うに、ラスエポがワンパンゲーである点を考慮すると、どのビルドにせよクリティカル対策は欠かせないと思います。PoEのように複数のポータルで復活できるわけではないので「いかにワンパンされないか」が重要だからです。
「野望満ちる王座」を使うと、実質20% moreのダメージUPとなります。何でもいいのでヒットを与え続けるとこの偶像独自のスタックが溜まり、ダメージやアーマーが増えるという仕組み。
審判やジャベリンの合間は常に仇討ちを当てまくることでこのスタックを溜め続けます。どうせ被ダメージ減のために仇討ちは打ち続けるので、一石二鳥です。
ガイドに倣えばその他の部位も有用なものが多いのですが、僕の場合はとりあえずの品でAberrothは余裕で倒せました。
アミュレット:Aberroth撃破時点では有り合わせの「消された者たちの遺産」を使っていました。何でコレ?って感じで正直最適解からは程遠い品なので、他にもっといい選択肢があると思います。
レリック:これも有り合わせの「消されたセンチネルの法規」。こちらは一応有用なAffixがベースでついているので、織られし魂(Weaver’s Will)で追加されるAffixによっては、繋ぎとして悪くない選択肢だと思います。
ユニーク以外の偶像:Aberroth撃破時点では偶像の厳選は全く出来ていませんでした。治癒効率増加を盛ると火力が伸びます。足りない耐性を確保するのは偶像だとやりやすいと思います。
プレイフィールなど
実際にこのビルドで通常Aberrothまでプレイしたところ、現状のゲームバランスだとけっこう優遇されている感がありました。個人的な感覚ですけど。
というのも、Righteous Fireうんぬんはまず置いておいて、このビルドはかなり固くなれます。というかセンチネルは固いです。
防御機構としてはアーマー、耐久力、そこそこのライフ、クリティカル対策、仇討ちの被ダメージ減、巨人の心臓の被ダメージ減など、けっこう充実しています。僕のMedium Budget版だと継続ダメージにもけっこう強くなっています。
しかも、聖なる大地をオーラ化することで、周りによってくるモブはすぐに倒せるので、ある程度火力を確保した後はもみくちゃにされづらくなります(殴られる前に倒せる)。このように数値で表せないような挙動においても固いと言えます。
「これ他のビルドだったら絶対死んでるな・・・」と思う場面でも、このビルドなら耐えられる場面が多くありました。固くなりにくいビルドをプレイした後だと良くも悪くも格差を感じます。
固くなれる一方で、装備を更新するごとに火力もどんどんスケールしていきます。ちまちま敵を狙う必要もそれほどないので、操作が面倒なビルドではないと思います。
このビルドは「同じくらいの手間をかけて実現できる火力と固さ」が優れていると感じます。まあどのゲームでもこういう優劣は多少はあるものですけどね。言い換えれば、失敗したくない人にはとてもおすすめのビルドだと言えるでしょう。
Righteous Fire風のオーラについては、本当にPoEみたいなプレイフィールだと感じました。審判を定期的に打たないといけないのですが、勝手に敵がじゅわじゅわ溶けていく感じはRFと同じく気持ちいいです。
ただ敢えてデメリットを挙げるなら、オーラが勝手にダメージを出す&継続ダメージという仕様によって、プレイや見た目が地味な感じも否めません。(一応ひたすら仇討ちを発動しまくるため操作が少ないわけではないけど)
個人的には単調さはあまり気になりませんでしたが、クリティカルを連発する光景が恋しくなる瞬間も確かに少しはありました。












