ウインドウエアコンを札幌テラス二重窓に取り付けた

要点
・コロナ製ウインドウエアコンCW-1626Rとテラス窓用アタッチメントWT-9を使った設置方法の紹介
・札幌のテラス・二重窓だが、正式な方法で設置できないケース
・我流の方法なので自己責任で
・窓枠上下のレールの寸法さえ合えば、一応固定は出来る

 

この記事では、コロナ製ウインドウエアコン「CW-1626R」(26年製)をテラス式の二重窓に取り付けた個人的な方法を紹介します。テラス窓用のアタッチメント「WT-9」も利用します。

ただし僕が取り付けた方法はメーカーが想定する正規の方法ではなく、我流の方法になります。よって、参考にする場合もあくまで自己責任でお願いします。

僕の部屋の窓枠には十分な高さと強度の立ち上がりがないため付属品のネジ止めが本来必要でしたが、賃貸住宅であるためネジ止めは出来ません。しかしどうしてもエアコンがなければ死んでしまいそうだったので、あらゆるリスクを承知の上で我流の方法で取り付けることにしました。

僕がエアコンを購入・設置するにあたっては、下記の動画を参考にさせていただきました。同じ札幌市であり窓枠の寸法が全く同じだったので、取り付けられると判断できました。この動画がなければ購入まで至らなかったと思います。この場を借りて感謝申し上げます。

ちなみに僕がこのような非正規の方法をブログで紹介するのは、以前の僕のようにエアコンがなくて困っている人がいるはずだからです。僕自身、上記の動画があったからこそ、窓エアコンを利用できる環境を整えることが出来ました。引っ越しは簡単なことではありませんし、エアコン有りの物件に引っ越すとなると家賃は確実に上がります。色々と自己責任にはなっても、望まない引っ越しや酷暑といった問題へのアプローチとして、このような窓エアコンの設置は、悪くはない選択肢だと個人的には考えています。実際、窓エアコンを買って本当に良かったと思いました。

この記事では主に画像と文章で説明しますが、正直、上記の動画を見た方が分かりやすいと思います。内容的にも、この記事独自の部分はあまりないと思います。

設置までの大まかな流れ

個人的には下記の要領でエアコン設置まで行いました。

1.左右側面のパッキンを取り付ける。窓の左と右のどちらに取り付けるかによって、パッキンの種類が逆になる。いずれにせよ差し込むだけなので簡単。
2.エアコンに付属する枠と、テラス窓用の別売りの枠『WT-9』を連結させる。簡単。ただしネジ穴を舐めてしまわないように注意。
3.連結した枠を窓に固定する。この手順が窓枠の形状によって大きく異なる。今回は非正規の方法ながら、奇跡的に固定できる形状だった。個人的にこの手順が一番難しかった。
4.エアコン本体を持ち上げ、枠にはめる。付属のネジで固定する。
5.パッキンやパテで隙間を塞ぐ。
6.完成

開封や梱包材の片付けを除けば、実際の作業時間は1時間以内だったと思います。YouTubeにアップされている動画でかなり予習をしていたので、それなりにスムーズに進みました。

ネットのレビューで「設置方法が難解すぎる」という声をたまに目にするのですが、個人的にはそうは思いませんでした。

この記事の肝は、「連結した枠を窓枠に固定する」部分です。繰り返して言うと、このステップは住宅の窓の形状によって変わります。しかも今回紹介するのは、「ある特定の窓枠への非正規の設置方法」です。色々と自己責任になるので、参考にする際は注意してください。また、基本的には取扱説明書を見ながら作業してください

窓枠とエアコン枠の寸法

まずは、僕の部屋の窓枠の寸法から確認していきます。

札幌の多くの部屋と同じく、この部屋の窓も二重窓になっています。ざっくり言うと、僕の場合は内側の窓のレールに置いて上下につっぱらせる形で設置できました。

 

こちらが下側のレールです。画像左側が室内側、右側が外側です。表示した長さは、レール自体を含まない、レールの間の長さだと考えてください。

これらのレールは樹脂製であることと、立ち上がりが7mmくらいしかないため、正規の方法が使えません。

 

こちらが上のレールです。下側の画像と逆になってしまいましたが、これは画像左側が外側、右側が室内側です。

上下ともに、前述のYouTubeの動画内の寸法とほとんど同じでした。おそらく同じメーカーの窓枠だと推測します。


今回エアコンを取り付けるのは、いわゆるテラス窓です。よって、エアコン本体に付属する枠だけでなく、「WT-9」というテラス窓用のアタッチメントがないと高さが足りません。付属の枠とWT-9を連結させて使います。

2つの枠を連結させると、テラス窓の用のアタッチメントが下側に来ます。後ろ側にL字のような折れ曲がりがあるため、これを利用します。

 

こちらがエアコン枠の上側です。エアコン本体に付属している枠が上側になります。

エアコン枠の設置

エアコン枠の下側の折れ曲がった部分を、窓のレールの奥側に引っ掛けます。これにより、エアコン本体の重みで室内側に力がかかってもずれないように(一応)固定できます。

 

上側については、窓のレールの溝とエアコン枠の形状が奇跡的に噛み合いました。おそらく偶然だとは思いますが、この偶然の一致がなければ窓エアコンは設置できなかったでしょう。

エアコン枠がレールと噛み合っているのも重要ですが、エアコン枠が上下に突っ張り棒のように自然と力をかけられることも重要です。実際に設置してみた感覚としては、主に上下に突っ張る力で枠が固定され、エアコンを支えているように感じられました。アタッチメントも含めて、枠自体はかなり堅牢な作りだと思います。

 

正面側はエアコン枠の一部が隙間に入り込むような形になりました。

 

一番大事なのは上下の突っ張り具合を固定するネジだと思いました。これが緩むと全てが崩壊しかねません。説明書にもあるとおり、指で締めた後、500円玉のような厚めのコインで増し締め必須。

 

後はエアコンを持ち上げて、枠にはめてネジを締めれば設置自体は完了となります。エアコン本体は20kgくらいあるので、持ち上げるのがかなり大変に感じました。

実際に設置する前はエアコンの重みで前に倒れてこないか心配だったのですが、枠がしっかりと固定されていれば大丈夫そうです。ただ僕は心配性なので、エアコンの下に適当な荷物などを重ね合わせて、追加の支えとして設置しました。

これでエアコンは枠だけでなく真下の物体からも支えられることになるので、安定感は増すと思います。

 

このままでは無視できないくらいの隙間が側面に出来ていたので、プチプチを使ったオリジナルのパッキンを作成して、必要な箇所に取り付けました。

粘着剤付きのパッキンが付属しているのですが、部屋に粘着剤をつけたくないので、ここでも我流の方法を取りました。目視した限りではかなり良い感じにスキマを埋められたと思います。

注意点など

個人的にはここで設置作業を完了とし、エアコンの使用を開始しました。エアコンの動作中にもガタツキや異音はなく、問題なく使えています。

ただしやはり我流の方法なので、「そのうち倒れてくるかも」みたいな心配は正直あります。なので個人的に決めているルールとして、
・在宅でも使わない時はコンセントを抜く
・入浴中や外出する時はエアコンを使わず、コンセントを抜く
としています。

一番怖いのはエアコンが落ちてきて火事になることです。ただ、バッテリーを内蔵しているわけではないため、コンセントさえ抜いておけば火事になることはそうそうないと思っています。(冷媒が漏れてくる可能性はありますが)

他にも前述のとおりに追加の支えをエアコン下部に設置したり、枠の状態を毎日チェックしたりしています。

この設置方法で後々問題が起きた際は、この記事を取り下げたり、内容を編集し直すつもりです。つまり、この記事がこのまま公開されている間は、我流でも問題なく使えていると考えてください。


安定性についての蛇足なのですが、正直に言うと、正規の方法でも「本当にそれで支えられるのか?」と個人的に不思議に思っています。エアコンの20kgの重さをあれだけの固定で支えられるのが感覚的にはあまり想像できません。ただメーカーの開発者としてもその辺りはしっかり考えて作っているとは思います。僕がまがいなりにも我流の方法で安定させられたのは、エアコンと枠の緻密な設計によるところが大きいのかもしれません。


個人的な話なのですが、僕は2022と2025年に夏の暑さで明確に体調を崩してしまった経験があります。特に25年のとある日にはおそらく軽度の熱中症になっていたと思います。しかもそれが割と大事な日だったのです。それもあって、26年には窓エアコンの設置を決意しました。

セパレート型の標準的なエアコンがあればそれに越したことはないのですが、札幌ではエアコンはまだ普及しきっていない印象です。にも関わらず夏の過ごしづらさは着実に増しているとも感じます。散歩中に集合住宅を眺めてみても、エアコンのない部屋はそれなりにあります。個人的な体感としては、近年の札幌の夏は「気合でギリギリ乗り切れるか怪しいライン」になってきていると思います。僕ですがキツイのですから、高齢者ならもっと大変でしょう。

なので一人でも多くの札幌民がエアコンを利用するチャンスを得られればいいなと思い、あえてこのような非正規の方法を紹介する記事を書くことにしました。紹介したのはあくまで我流の方法なので自己責任という形にはなりますが、以前の僕のような人に何かしらの形でお役に立てばと思います。