【アイリスオーヤマ SCD-183P-Bレビュー】床掃除だけならこれで十分

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)のコードレスクリーナー『SCD-183P-B』を一ヶ月くらい使ったのでレビューしようと思います。

結論から書くと、一人暮らし用マンションの床を掃除するのにはちょうどいい製品でした。「こういうのでいい」というのが率直な感想です。

当時Amazonで10,800円で購入しました。

これといって特徴のあるわけではないと思いますが、用途に合えば買って損はない製品だと思います。

クッションフロアなら吸引力は十分

吸引力はコードレスクリーナー選びのポイントの一つでした。

僕の場合はクッションフロアというツルツルの床で髪の毛とホコリを取るのに使っているのですが、吸引力は全く問題ありませんでした。この製品には通常のモードだけでなく、より強いターボモードもあるのですが、僕の場合は必要がないので使っていません。

他に使い勝手が悪いところもないので、簡単な話、これだけでもう満足みたいなところはあります。

カーペットだとゴミがどれだけ取れるかは僕は試す環境がないので、このレビューでは何とも言えません。

 

ちなみに、これを買う前はクイックルワイパーを使っていたのですが、コードレスにしてからは掃除が簡単になりすぎて感動しました。もっと早く買っておけばよかった。

クイックルワイパーだと髪の毛が絡み取れないことが多かったのですが、コードレスクリーナーなら常に確実に吸い込めるので気持ちがいいです。あと、床に落ちているホコリの量ってけっこうあるんだなということも分かりました。

カプセルタイプ(重要)

吸い取ったゴミは本体側面のカプセルに溜まる仕組みです。

個人的にこれも大事なポイントで、いわゆる紙パックではない製品を探していました。紙パックだとゴミが溜まるたびに交換が必要なのと、使うほどに消耗品として紙パック代がかかります。それならカプセルで集められる方がエコだし節約にもなるんじゃないかなと。

この製品は見てのとおりカプセル式なのでゴミが溜まったら外して中身を捨てるだけです。カプセルのつけ外しは最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れて簡単にできます。

フィルターも一度外す必要があるのですが、これも取り外しはそんなに難しくないので手間でもないと個人的には思います。

 

ちなみに、上の写真の青いテープは、掃除用アタッチメントを固定するために最初からついているものです。(写真だと分かりづらいですが)

このアタッチメントはテープがないとやたら外れてしまうので、ここはこの製品の数少ないツッコミどころではあります。

一人暮らしなら充電も手間ではない

電池持ちについて。

クリーナーは毎日使っているのですが、一人暮らし用の面積ということもあってか、充電は1週間くらいは持ちます。もちろん、使う時間やターボモードの使用で電池持ちは変わるでしょうが、僕はこれくらいです。

充電が少なくなるとインジケータが赤く点灯して分かるようになっています。電池は内蔵式なので、付属のケーブルを本体に挿して充電します。

他のクリーナーのレビューを見ていると「充電中に音がする」という書き込みを目にしたのですが、この製品だと充電中でも音は全くしません。文字通り無音です。(当たり前な話かもしれませんが)

フル充電には数時間かかりますが、四六時中使うものではないので問題なし。

何万円もするコードレスクリーナーはいらなかった

コードレスクリーナーを調べていると、4~5万円もする製品も珍しくありません。ただ、ふつうに床掃除をするだけに果たしてそんなに高い製品は必要なのかというと、ちょっと疑問な点があります。

僕が買った製品はちょうど1万円くらいだったのですが、僕の用途であれば問題なく使えています。一人暮らしであればほとんど同じような状況と用途の人が多いのではないでしょうか。

ただ一度に一軒家全体とか、カーペットの上でもガンガン使いたいみたいな厳しい用途になると、そういう高価な製品が必要になるのかもしれませんね。

Amazonで保険に加入しておいた

僕はこの製品をAmazonで購入したのですが、追加5年保証の保険(当時912円)にも加入しておきました。この製品自体のメーカー保証は1年ですが、上記の保険に入ると5年間は1回だけ保証してくれるみたいです。

購入するにあたり、「性能はともかく、なるべく長く壊れずに使いたい」ということを考えていました。

というのも、もともと1万円くらいのコードレスクリーナーですから、ものすごく革新的な性能なんて求めてはいません。一人暮らし用のクッションフロアでふつうに使えればそれでいいのです。すると他の懸念点は、短い期間で壊れてしまわないかということ。流石に5年持てば元は取れると思いますし、加入費が912円だったので僕は入っておきました。

ちなみにこの製品の耐久性はどうなのかというと、まだ1ヶ月の使用なので年単位の話はできませんが、今のところそんなに心配はないように思います。

筐体はプラスチック製のふつうの素材ですが、今にも壊れそうなペラペラした感じは全くありません。家の中で大事に使っているにはそうそう壊れなさそうな印象です。

総評

総評としては、一人暮らしでカーペットなしの床の上であれば十分すぎる製品でした。

レビューするからにはデメリットも含めて書くべきとは思うのですが、僕の用途では求めているハードルが低いせいか正直これといって特筆すべきことが見当たりません。本当に、ふつうに使えてふつうに満足している、という感じです。

コードレスクリーナーの中ではかなり低価格帯の製品だったので使う前は多少の不安もありましたが、実際は文句なしでした。

僕と同じような環境と用途でふつうに掃除したいだけあれば、買って損はない製品だと思います。