この記事はLast Epoch 1.2 シーズン2 Tome of the Eracedに対応しています。
(シーズンが変わると調整が入って仕様が変わることがあるので注意)
織られしエコーの1つ『闘争のガントレット』(Gauntlet of Strife)についての個人的攻略メモ。
『闘争のガントレット』はエコークリア後に特殊なクラフトが行える織られしエコーの1つ。腐敗最小値は200。
ざっくり言うと、これを利用することで既に持っているユニークアイテムのロール値(固有プロパティも含む)を再抽選できるようになります。つまり、LPは2や3などで都合がいいが、ユニーク自体のロール値に不満が残る、という場合に有用であると言えます。
通常のクラフト(フォージ)ではユニークのロール再抽選は出来ません。その点を考えても、このクラフトは織られしエコー実装前には考えられなかった新しい可能性を秘めています。
ボスラッシュのような戦闘が終了するとクリア扱いとなり、エリア内のクラフトベンチが解禁されます。
可変値のリロールはタダで出来るわけではなく、
・再抽選したいユニークと同じユニーク
・LPやAffixの個数が同等以上
という条件を満たす『生贄』が必要。
これは例で見た方が分かりやすいと思うので、実際にやってみた例を紹介。
この『幻影の一握』は運良くLP2がついたものの、プロパティの値が良くありません。
全ミニオンスキルは+2がいいし、グローブのスタッツが~の値もMAXロールには程遠いのが現状。このまま『時の聖域』でイグザルトと合成しても、結局は理想的な装備にはなりえません。
(繋ぎにはなるものの、LP2はなかなか出ないのでなるべく有効活用したい)
一方で、同じく重要なミニオンクリティカル率+4%はMAXロールなのでこれはこのまま保持したい。
上記のLP2ユニークをリロールするには生贄が必要。同じユニーク『幻影の一握』であり、なおかつそれがLP2 or LP2相当のAffixを持っていないといけません。
適切な生贄の例がこちら。ネメシスでゴミAffix×2がついてしまったもの。これはLP2相当の品であるため、上記のユニークをリロールする生贄として使えます。
一方で、このようなアイテムは今回使えません。理由はLP2相当ではないから。
このように生贄を用意して数回リロールを行い、得られたものがこちら。重要な値が全てMAXロール(or付近)となり、かなりの良品となりました。
ちなみに既にAffixがついているユニークもそのティア内でリロール出来るらしいです。(自分ではやっていないので真偽不明)
LPの代わりに織られし魂がつくタイプのユニークでも再抽選が可能。
LPが織り手の魂の数(ティアの合計数)と置き換わっただけなので、やっていることは基本的には同じです。
個人的には、このタイプでは具体的なAffixをつけてからロールするのがメインになるのではないかと思います。
というのも、こういったユニークで有用なAffixとティアを揃えるのにはかなりの運(=試行回数)が必要です。仮にベース部分をこのクラフトのリロールで整えたとしても、Affixがゴミだと先にやったクラフトが無駄になってしまいます。
究極の逸品を求めるにしろ、まずはAffixをつけてからリロールして、全体をいい感じのロール値にするという形になるのではないでしょうか。
反対に、LPタイプの通常ユニークだと合成するイグザルトのロールはルーンでリロール出来るので逆のことが言えると思います。
LPにしろ織り手の場合にしろ、そのポテンシャルが高い方が生贄を用意するのも大変になります。
レア度が高いユニークともなるとそもそもそれを見つけるのが大変で、さらにLPや織り手の魂が高いもの…となるとさらに希少。
なので現実的なプレイ時間では、「それなりの数が手に入るユニーク」用のクラフトと考えていいと思います。例として紹介した『幻影の一握』や『クロトの針』は、それ自体はそこまで珍しいものではありません。もちろんこれらも高LP(魂)品を求めると数が限られますが、ベースの出やすさでカバーできる範囲だと思います。
このクラフトの存在を考えると、ゴミAffixがついたユニークにも利用価値があると言えます。
以前までは、ネメシスやイグザルト合成で失敗してゴミAffixがついてしまうともう完全に使い道がない、というのが実状でした。
しかしこの闘争クラフトがあるなら生贄として再利用できるため、特にAffix2個以上なら捨てずにスタッシュに取っておくのが無難と思います。