この記事では、Windows10のインストールメディアをDVDを使って作成する方法を解説します。
画像は、私が実際にDVDのインストールメディアを作った際のスクリーンショットです。
インストールメディアを作ると、OSをまっさらな状態でインストールする「クリーンインストール」が出来ます。
HDDをSSDに換装する予定の方などの参考になれば幸いです。
必要なもの
以下で解説する手順の中で必要なものは、次の3つです。
- 作業するPC
- ネット環境
- 空のDVD
私はWindowsのPCで作業しました。Macでは未検証です。
必要なデータをネットを通じてダウンロードするため、ネット回線は必須です。
DVDは空の状態のものを用意してください。録画用ではなくデータ用を選んだ方が無難だと思います。
手順1.メディア・クリエーション・ツールをDLする
Windowsのインストールメディアを作るには、Microsoftが公開している「メディア・クリエーション・ツール」というソフトを使います。
(以下、ツールと表現します)
このソフトはMicrosoftのページからダウンロードできます。
まずは下記のURLにアクセスしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
「ツールを今すぐダウンロード」というボタンがありますので、これをクリックしてください。
すると、ツールのDLが始まります。
※ここでDLするのはWindows10そのものではなく、インストールメディアを作るためのただのソフトウェアです。
手順2.インストールメディアを作る
ツールをDLしたら、起動してください。
ここからスクリーンショットを使って、操作をご説明します。
条項に同意する
最初の画面では内容を確認して「同意する」をクリック。
インストールメディアを作成する方を選ぶ【重要】
次の画面では、2つ目の「別のPCのインストールメディアを作成する」を選んでください。
今回はDVDを使ってインストールメディアを作る手順を解説しますが、USBメモリを使う場合でも同じ選択肢を選びます。
2つ目にチェックが入っていることを確かめて「次へ」をクリック。
OSの仕様を選ぶ
次は用意するインストールメディアの仕様を選びます。
よほど特別なケースでない限り、下の通りで「次へ」をクリックしてOKです。
- 日本語
- Windows10
- 64ビット
ISOファイルを選ぶ
今回はUSBメモリではなくDVDを使うことを前提としています。
そのため、下の画面では「ISOファイル」を選んでください。
このISOファイルを後でDVDに書き込むことで、インストールメディアが完成します。
ISOファイルの方にチェックが入っているのを確かめて「次へ」をクリック。
ISOファイルを保存するフォルダを選ぶ
上の画面で「次へ」をクリックすると、ISOファイルをDLして保存するフォルダを選ぶことになります。
ファイル名は好きに変えてもかまいません。フォルダも任意の場所を選んでください。
フォルダを選んだら「保存」をクリックします。すると、ISOファイルのダウンロードが始まります。
DLとメディアの作成が終わるのを待つ
ここから、ISOファイルのダウンロードが終わるのを待ちます。
DLされるファイルのサイズは私のときは3.81GBでした。
ダウンロードが終わると、「Windows 10のメディアを作成しています」と表示されます。
これも終わるのを待ってください。
ISOファイルをDVDに書き込む
しばらく待つと、下のような画面になります。
ここで、「DVD書き込み用のドライブを開く」をクリックしてください。
すると、下のようなウインドウが新しく出てきます。
PCに空のDVDをセットして、「書き込み」をクリックしてください。
「書き込み後のディスクの確認」はチェックしておいた方が無難と思われます。
書き込みが終わったら作業終了
DVDにファイルを書きこんでいる間、私の環境では大きな回転音がしていました。
しばらく待つとDVDへの書き込みが終わり、下の画面になります。
「ディスクイメージがディスクに正常に書き込まれました」のメッセージを確認したら、「閉じる」をクリックしてこのウインドウを閉じましょう。
まだ紫色の画面ウインドウは残っているはずです。
必要な作業はもう終わったため、こちらのウインドウも「完了」をクリックして閉じましょう。
おわりに
以上で、Windows10のDVDのインストールメディアが完成しました。おつかれさまです。
一度インストールメディアを作っておくと、Windows10をクリーンインストールするときに何度でも使えます。ぜひご活用ください。