iPad Pro 10.5は電子書籍リーダーとしてどうなのか?目は全く疲れません。問題なく使えます。

iPadを電子書籍リーダーとして使うのはどうなんだろう
目が疲れたり読みにくかったりしないか

今回はこういった疑問に、僕自身の経験をもとにお答えします。

結論から言いますと、iPad Proを電子書籍リーダーとして使うのはまったく問題ありません

特に重要なポイントとして、次の2点に気づきました。

  1. 目の疲れ方は紙の本を読む時と変わらない
  2. 画質が良いので、ディスプレイ上の文字という感じがしない

iPad Proの電子書籍リーダーとしての使用感が気になる方は、ぜひご覧ください。

今回レビューするモデル・ソフト

僕が電子書籍リーダーとして購入したモデルの情報はこちらになります↓

  • Apple iPad Pro 10.5インチ
  • ストレージ:64GB
  • 色:ゴールド
  • モデル:MQDX2J/A
  • 発売:2017年

通常のiPadとここで取り上げるiPad Proは画面の仕様が異なるので、このあたりは重要なポイントではないかと思います。

iPad Pro 10.5

また、電子書籍アプリとしてはKindleを使っています。

ちなみにですが、読んでいる電子書籍は漫画などではなくビジネス書の類です。

長時間読んでも目は疲れない

iPad Proを購入する前は、目が疲れて読書に集中できないのではないか、というのが大きな不安の一つでした。

しかし、実際に使って見た後はこの不安はキレイに払拭されました

iPad Proと紙の本の違いの1つとして、画面そのものが光っているかどうかということがあります。

iPad Proはもちろんそれ自体光っていますし、文字の背景は白色です。

それでも、まぶしさを初めとする目への負担は感じませんでした。

身体症状的な点でみても、目が乾くとか、頭痛がするとかいうこともありません。問題なしです。

そういうわけでiPad Proでの読書体験は、期待以上のものでした。

インクと見紛うキレイな文字

目の疲れにくさと関連するのですが、表示される文字がものすごくキレイなことにも驚きました。

iPad Proに表示される文字は、不連続な画素の集合に過ぎません。

要は、小さい点が集まって文字の形をしているわけです。

すると、ここで紙の本とのギャップが出てくるのではないかという不安が生まれます。僕はその点も気がかりでした。

ところが、この点がまた期待を上回るクオリティなのです。

著作権の関係から画面を写真に撮ったりすることは控えますが、どれだけ目を近づけて凝らしてみても、肉眼で画素を認識できません。

つまり、ディスプレイ上の文字が連続した線から成っているようにしか見えないのです。

この点については紙の本に染み込んだインクと見紛うばかりです。

オーバースペックではある

ここまで書きましたように、iPad Proは電子書籍リーダーとしての性能は十分過ぎるものがあります。

技術はこんなレベルまで進歩していたのですね。

では、iPad Proは電子書籍リーダーとして「買い」なのかというと、1つ注意すべきポイントが。

それは、リーダーとしてはオーバースペック過ぎやしないかという点です。

繰り返しますが、リーダーとしてのクオリティは申し分ないのです。

しかし、そのためだけに買うにはやや値段が高すぎるかな、とも思います。

iPad Proはリーダー以上の機能をたくさん備えています。

そのため、純粋にリーダーとしての使用しか考えていないのであれば、費用対効果の面でKindleなど他の選択肢に劣後する可能性もあり得ます。

ここは各自のユースケースに照らし合わせてじっくり考えるべきでしょう。

逆に、iPad Proを1つのタブレットとしてとことん使い倒すつもりならば、迷う必要はないかと。

まとめ

以上、iPad Pro 10.5を電子書籍リーダーとして実際に使った感想を書きました。

リーダーとして本機を選んだのは正解でした。文句なし。快適です。

目の疲れづらさなどの感じ方には個人差があるはずなので、あくまで1ユーザーの感想としてお考えください。

また、繰り返しになりますが、僕が使っているのは通常のiPadではなく、iPad Proの方です。

この2つは画面の仕様も大きさも違いますから、それがリーダーとして使用した際のエクスペリエンスにも影響してくる可能性があります。

iPadで電子書籍を読もうか考えている方の参考になれば幸いです。