電動シェーバーを使っていて起こる問題の1つが雑菌による臭い(におい)です。
同じ刃を長い間使っていると、水では落とせないレベルの不快な臭いが染みついてしまいます。
こういった臭いを落とすのに便利なのが掃除の万能選手、重曹(じゅうそう)です。
この記事では僕なりのやり方を書きたいと思います。
今回使うのはPanasonicの電動シェーバー「ラムダッシュ」の5枚刃モデルです。本体はかなり古い機種ですが、刃を交換しながらこれまで使ってきました。
しっかり雑菌を処理するために、なるべく刃のパーツを分解します。ラムダッシュ5枚刃では本体を含めると下記の5つに分解できました。
特に内刃と外刃は複雑な作りになっているため、水だけでは細かいところまで掃除できません。
汚れや雑菌をキレイにするには重曹が便利です。
家中のありとあらゆる場所の掃除に使える上に人畜無害。全国のドラッグストアで数百円から簡単に手に入ります。
一家に1つあって損はありません。
何でもいいので容器を用意し、シェーバーの小さいパーツが浸るくらい水を入れます。
今回はヨーグルトの空き容器を使用。水は250mlくらい入れました。
ここに重曹を溶かします。適切な量は正直分からないので、大さじ一杯くらい入れています。
(全部溶け切らないのでもうちょっと少なくてもいいかも)
水と重曹の量はケースバイケースで色々試してみてください。
重曹を溶かした水の中にパーツを投入。水の中で少し振るって3分くらい待ちます。
その間に刃の取り付け部分やカッターも重曹を溶かした水で拭いておきます。
数分後、重曹水に浸したパーツからヒゲの残りカスが出てきました。
水でよくすすげば掃除完了です。
完全にとは言わないまでも、臭いはかなり落とすことが出来ました。
実質の作業時間は10分以内です。
重曹と容器さえあればすぐにできるので、シェーバーの臭いでお困りの方はぜひお試しください。
今回の内刃と外刃はもう1年以上使っているためか、完全に臭いを落とすことは出来ませんでした。
替刃はあくまで消耗品なので、切れ味や汚れ、臭いをリセットするために定期的な買い替えは必要になってきます。
今回紹介した重曹によるメンテナンスは、あくまで応急処置的なものと考えるのがいいでしょう。