つみたてNISAからNISAへ区分変更したが、適用は翌年からになってしまった

最近、久しぶりに個別株やETFへの投資を再開することにしました。

以前もやっていたのですが、一度キャッシュとして持っておきたい事情ができたときに解約・利確していたのです。

取り引きに使っているのは楽天証券です。僕はメインのネット銀行に楽天銀行を使っており、連携のしやすさから選びました。

今回NISA口座の区分変更の手続きをしたので、そのときの手順や注意点について、備忘録の意味も込めて書いておこうと思います。
(自分がいつ何をやってどうなったか)

 

いくつか個別株やETFを買ってから、NISA枠ではなく特定口座を使っていることに気づきました。

少しでもリターンを増やしたいなら、税金の免除が受けられるNISA(あるいは投資信託なら、つみたてNISA)を使わない手はありません。

ただ僕は数年前につみたてNISAの方で口座を開設しており、その設定が今でも続いていました。なので注文時にNISAが選べません。今年(2020年)の分がつみたてNISAになっているのが楽天証券のページで確認できます。
(NISAとつみたてNISAは同時に片方しか開設できません)

そこで口座区分の変更をすることにしました。

 

やり方は簡単で、楽天証券にログインして「お客様情報一覧」にあるNISA口座の設定から申請できます。

ただしこの手続きはネットだけでは完結せず、送られてくる紙の書類にサインする必要があります。

僕の場合、区分変更の申請をネットでしたのが10月21日(水)。そして下の封筒が届いたのがその4日後の10月25日(日)でした。

NISA区分変更用書類

 

「非課税口座届出書」という書類が入っているので、これに氏名とフリガナを書きます。

届出書

本当にこれだけ。住所や変更内容についてはあらかじめ印刷されています。

 

あとはこれを返送用封筒に入れて、ポストに投函します。送料は自分で負担する必要はありません。

返送用封筒

なんとも意味のないアナログな手続きですが、そういうシステムになっているのだから仕方ありません。そのうちネットだけで出来るようになるといいですね。

 

封筒をポストに投函したのが10月27日(火)でした。

口座区分変更のお知らせがEメールで届いたのが、それから6日後の11月2日(月)です。

楽天証券にログインして確認してみると、2020年度が「つみたてNISA」で、2021年度が「NISA」になっていました。
(スクショはしていないのですが、申請前は2019年と2020年がつみたてNISA、というふうに表示されていたと思います)

楽天証券のページ

ここが思ったのと違ったところで、NISAへの変更は2020年分ではなく、2021年度からということになりました。

上のスクショにも書いてあるとおり、手続きが10月1日以降だと翌日からの変更になってしまうようです。

そういうわけで今年はNISA枠を使って個別株やETFを買うことができません。買いどきだと思ったら、年内はこれまでどおり特定口座で買い増したいと思います。どうせ投資規模も大きくないのでちょっとの税金は誤差です。