プリンターが家にあると書類をすぐ印刷したり、スキャンできたりして何かと便利です。
なのですが、プリンターはインクの値段が高すぎます。
カートリッジ5個入りのパックを正規品で買うと5,000円くらいします。しかも、それだってそんなに持ちがいいわけじゃありません。
いくら手元にあると便利だからといって、正規品のインクでプリンターを使い続けるのは庶民のやることではないと思います。
互換品のインクならとても安い
それでもプリンターを使いたいときに検討したいのが、互換品のインクです。
メーカー品に比べると圧倒的に安いのが唯一にして最大のメリット。
僕はCanonの「MG5230」というプリンターをかれこれ10年持っているのですが、ほぼずっと互換品のインクを使っています。
学生時代にレポートなどの印刷によく使っていました。それ以降も身分証明証のコピーなどにたまに使っています。
こちらがMG5230の適合する互換インクです。
こういった互換インクは、Amazonなどで
「(プリンターの型番) インク」
などと検索すると見つけられます。
例:「MG5230 インク」
互換インクは非常に安く、僕のプリンターに適合するものであれば、2セット(10個入り)で1,000円程度の商品もあります。
正規品の1セットを5,000円と仮定すると、値段は10分の1程度。後で書くデメリットを考慮しても、この価格差は魅力的です。
メーカー純正ではないものの、対応するプリンターに認識されるように作られています。
上に書いたように僕はこのプリンターで10年間も互換インクを使い続けています。
それでもインクのつまりは一度もなく、今でも十分鮮明な印刷が可能。
これからプリンターが壊れるまで互換インクのみを使っていくつもりです。
互換インクのデメリット
圧倒的な安さが魅力の互換インクですが、もちろんデメリットもあります。
まずは、正しく使える保証がないこと。
メーカーの正規品であれば、対応するプリンターでインクが正しく使えることが保証されています。
一方、互換インクは「一応使えることになっている」というスタンスでしかないので、いわば完全に自己責任です。
正規品と互換品を使い比べると分かるのですが、やはり正規品のほうがキレイに印刷できます。
印刷のクオリティを気にする場合、この点は特に考慮したほうがいいと思います。
といっても、正直な感想としてはよっぽど鮮明さにこだわらない限り互換品でも全然問題ありません。
例えば僕の両親は毎年互換品で年賀状を印刷しているのですが、僕から見れば十分なクオリティだと思います。
僕の実体験ではないのですが、互換品の方がインクが詰まりやすいという話も聞きます。
メーカー品ほどお金をかけずに作ってあるので、こういったデメリットも十分ありえます。
そして互換品のインクでプリンターが詰まっても、それは自己責任なので誰も保証してはくれません。
ただ僕のケースで言えば、前述のとおり10年ほど互換品で使えているのが実際のところです。使用頻度は多くないのですが。
互換品で詰まるか詰まらないか、これはもう運だと思います。詰まるときは詰まるし、詰まらないときは何年も詰まらない。
プリンターを持たないのもアリ
一歩進んだ話になりますが、インクのあれこれを考慮すると、プリンターを個人で持たないのも1つの手だと思います。
正規品は印刷のクオリティや保証の点で優れていますが、値段がべらぼうに高いです。
一方、互換インクは安くても自己責任の側面が大きく、インクが詰まってプリンターごとダメにするリスクもあります。
それらの事実を踏まえると、いっそのことプリンターは持たずに、必要なときはコンビニなどの外部のプリンター・スキャナーを使うというスタンスも賢明だと思います。
自己所有でないプリンターなら故障リスクはゼロですし、たまにしか使わないならトータルで節約にもなります。
僕のようにプリンターの使用頻度が低い場合、自分で持つメリットはそれほどありません。僕は昔買って今も持っているから使っているというだけで、今のが壊れたら自分では持たずにコンビニなどのプリンターを使う予定です。