キーボードを使ってPCゲームをする際、「Caps Lock」キーがしばしば邪魔になります。
本記事ではCaps Lockキーを無効化してゲームに影響させない方法をまとめました。
WASDで移動するゲームは多く、その周辺のQやZ、加えてShiftやTabも頻繁に使われます。
その中心にあるといっていい「Caps Lock」は英数変換のために使われるキーでが、ゲームに使われることはまずありません。
Caps Lockは間違って押しがちであるのに加え、ゲームプレイ中に押してしまうと半角英数字での入力ができなくなり、操作できなくなります。
こういったストレスの溜まる問題は、PCのキー設定からCaps Lockを無効化することで解決できます。
今回は以下の環境を想定しています。他の環境だと操作が異なる可能性があります。
- Windows 10 Home 64bit
- Google日本語入力
- キーボード Realforce 91U NG0100
検証時期:2021年5月
Google日本語入力の場合の設定方法
Caps Lockを無効化するには、まず画面右下の「A」または「あ」の部分を右クリックします。
その後「プロパティ」をクリックして、キー入力の設定画面を開きます。
「一般」タブにある「キー設定の選択」の「編集」をクリック。
各キーの操作一覧が出てくるので、ここからCaps Lockの項目を削除すれば、キーを押したときに何も起きなくなります。
ここには「Caps Lock」という名前はなく、代わりに「Eisu」がそれに相当します。これを右クリックして「エントリーを削除」すれば、その操作を無効化出来ます。
注意点として、この一覧の中にEisuはいくつかあるので全て削除する必要があります。
Eisuのエントリーが残っていると、それがゲーム中に作動してしまうことがあります。僕は最初これを見落としていて上手くいきませんでした。
全てのEisuを削除したらOKをクリックして完了。
試しにメモ帳などのエディタソフトを開いて、Caps Lockが無効化されているか試してみるといいでしょう。
Shift+Caps Lockは影響なし?
細かいことを言うと、上記の設定をしてもShift+Caps Lockの「大文字小文字切り替え」は動作します。
しかし個人的に検証した限りでは、アルファベットでさえあれば大文字小文字の区別はゲームの操作に関係ないようです。
よってShift+Caps Lockの同時押しは間違ってしてしまってもゲームプレイに支障はありません。
(ゲームによっては影響する可能性あり)
Caps Lock無効化はゲームに限らずおすすめ
当環境で上記の設定をしたところ、Caps Lockの押し間違えに怯える必要もなくなり、快適にゲームが出来るようになりました。
特にWASDで移動するタイプのPCゲームをやる方であれば、ぜひお試しください。
また、ゲーム以外の場面でもCaps Lockを使う機会はほぼなく、僕自身も一度も使ったことがありません。よってゲームを全くやらない一般用途だとしてもCaps Lock無効化はおすすめです。