ランニング用のマスクにはウレタン製が最適

ランニングの際につけるマスクとしては、不織布(ふしょくふ)や布製のものよりも、ウレタン製が向いているという話です。

 

僕は健康維持の一環としてランニングを習慣にしています。

コロナ禍でも札幌市内の歩道でランニングを続けていたのですが、2021年4月頃まではマスクをしていませんでした。

ただでさえ息苦しいランニングのときにマスクをつけていたらやっていられません。

しかし2021年5月に入り、北海道の感染者数が700人を超えて、流石にマスク無しでのランニングは厳しいかと思うようになりました。

僕のコロナに対する認識はさておき、歩道ですれ違う人に不快感を与えたり、感染させたりといったことはしたくありません。

今更感は大いにあるのですが、そういうわけでランニングのときも常時マスクをすることにしました。

当然マスクをつけて走ると息苦しい

マスクをつけて走るようになったことで、周りの目が気にならなくなったり、走るためだけに髭を剃らなくても良くなったのはメリットでした。

しかし、当然ながら普通のマスクをつけると息苦しくて仕方ありません。

マスク着用ランニングを始めてすぐの頃は、最もポピュラーな不織布のマスクを使っていました。

不織布のマスク

日常生活用に買いだめしておいたものをそのまま使えるのが楽です。

しかし不織布のマスクはランニング用に全く向いていません

息を吸い込もうとするたびに口に張り付くため、マスク無しのときと比べて吸える量は体感で6割程度に感じます。

ただでさえ辛いランニングにこれほどの制約が加わると、正直トレーニングになりません。全く無理とは言わないまでもモチベーションもパフォーマンスも確実に下がってしまいました。

 

他に持っていたユニクロのエアリズムマスクも同じくランニングには不適です。

ユニクロ エアリズムマスク

こちらは一般的な布に近い、柔らかい素材でできています。そのため息を吸うとやはり口に張り付き、呼吸を妨げます。

日常使いでも息苦しいと感じていたので、ランニングではなおさらダメでした。

ウレタン製マスクなら息苦しくない

そういうわけで、不織布や一般的な布マスクはランニングには不適でした。

ランニング用のスポーツマスクも検討していたとき見かけたのが、ウレタンマスクがランニングに向いているという情報です。

そういえば試していないなと思い、ドラッグストアで買ってきました。

3枚入りで437円(税込)の商品です。ごく一般的なウレタンマスクであり、スポーツ向けというわけではありません。

ウレタンマスク パッケージ

 

中身がこちら。

ウレタンマスク

実際にランニングに使ってみたところ、呼吸のしやすさ・軽さ・洗いやすさの点で非常に優れていることが分かりました。

 

まず、一番の問題だったマスク着用時の息苦しさが、ウレタンマスクだとほとんどありません。

もちろん商品によって空気の通りやすさは違うはずですが、この商品では十分な呼吸のしやすさが得られました。

マスク無しのときの呼吸量を100%、不織布マスク着用時の呼吸量を60%とすると、ウレタンマスクの場合は90%くらいです。

全く呼吸に影響がないわけではないものの、特に大きな問題なくランニングに使えます。それでいてマスクの縁に隙間があるわけでもありません。

これなら十分実用に耐えます。

 

また、マスク自体がとても軽いのもメリットだと分かりました。

非常にフワフワしたスポンジ状の素材であるため、一般的なマスクと比べると一回り軽い印象です。

これにより、走っている最中の揺れでも位置がずれることがありません。

 

ランニングで汗をかいても、ウレタンマスクなら洗いやすいです。

前述のとおり薄いスポンジみたいなものなので、水でささっと洗って干しておけばすぐに乾きます。

衛生面も抜かりなし。

 

以上のようにウレタンマスクならランニングに問題なく使えることが分かったので、今後も着用していく予定です。

これだけ息苦しくないとすると、コロナウイルスを遮断する効果は正直あまり期待できません。

ただ個人的には「マスクを付けるという新しい慣習にランニング中も従っている」とアピールだけで十分と考えています。

当初はスポーツ用マスクを買おうかとも考えていたのですが、ウレタンマスクがあれば不要と判断しました。

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