2021年7月、かねてより使っていたDMMモバイルから楽天モバイルへ乗り換えることにしました。
この記事では、そのときに行った手続きをまとめています。
DMMモバイルは楽天に吸収された後も、ほぼ同じサービスがそのまま使えていました。
しかし最新の料金プランと自分の使い方を見直したところ、楽天モバイルの方が得であると判断しました。もはやDMMモバイルを使い続ける理由はありません。
僕は外では動画を全く見ないのと、出先のWifiを使えば月に1GBもモバイルネットワーク回線を使いません。すると今の楽天のプランなら月額料金が0円になります。
(※ユニバーサルサービス料は3円だけかかりますが誤差です)
実際に乗り換えてみたところ、MNP転出・転入やSIMカードの扱いについて理解していたこともありスムーズに進みました。
モバイル回線が使えないダウンタイムも実質ゼロ。この仕組みであれば、忙しい人でも空いた時間にサクッと回線変更ができると思います。
注意点として、この記事は「自分はこうやった」という内容をまとめたものに過ぎません。
時間が経てば各サイトの画面内容や細かい手続きは変わりうることにご留意ください。
2021年8月31日追記:Huawei Mate 10 Proでは通話・SMSが出来ないと判明したため、その後OCNモバイルONEに乗り換えました↓
【関連】楽天モバイルを辞めた理由と、OCNモバイルへの乗り換え手順・日数
乗り換え時の環境など
- 乗り換えの手続き時期:2021年7月8日~7月13日
- スマホ機種:Huawei Mate 10 Pro
(楽天モバイルでは公式に対応しているとの記載はなし) - スマホのSIMカードサイズ:nano SIM
- 楽天モバイルの契約プラン:Rakuten UN-LIMIT VI
- エリア:北海道札幌市内 楽天回線 4G LTEエリア
DMMモバイルからMNP転出
スマホ回線を乗り換えるには、まず今使っているサービスでMNP転出の手続きをします。MNP転出とは簡単に言えば「電話番号の引っ越し」です。
2021年7月8日、以下のようにDMMモバイルでMNP転出番号の発行申請をしました。
まずはDMMモバイルのマイページで「MNP転出手続き」をクリック。
「次へ進む」を選択。
MNP転出する番号を確認して「選択した番号で発行申請する」。
もともと回線は1つしか契約していません。端末機種は最初に一緒に買ったスマホのことですが、転出には一切関係ありません。
MNP転出の手数料は0円でした。以前auでMNP転出したときは3000円くらいかかったと記憶しています。
転出に関するアンケートに答えて「はい」。空欄はテキストも含めて全て埋めなければいけませんでした。
番号の発行には4日程度かかるとのことでしたが、今回は7/8(木)の18時に申請して、翌日7/9(金)の23時半ごろに発行の旨を使えるメールが届きました。
よってMNP転出番号申請から発行までは大体30時間くらいでした。土日を跨がなかったのはタイミングがよかったと思います。
番号が発行されたら、同じくマイページから「MNP転出情報を確認する」を選択。
すると「MNP転出の受付番号」が表示されます。この番号は後で楽天モバイルへ乗り換えるのに必要になります。
有効期限が残っていないと転出・転入ができないので、番号発行後はすぐに新しい回線(楽天モバイル)の契約手続きをした方がいいです。
楽天モバイルの契約手続き
DMMモバイルでのMNP転出番号を確認できたら、楽天モバイルで契約を始めます。
(このあたりの画面内容はすぐ変わりそうだったのでスクショしていません)
現時点でプランは「Rakuten UN-LIMIT VI」の1つだけ。1GBまでなら0円で、そこからは通信量に応じて3000円くらいまで段階的に増えていきます。
MNP転入するために上記の番号を入力したり、免許証の写真をアップロードしたりしました。
Simカードはnano SIMとeSIMが選べたのですが、eSIMについてよく理解できていないこともあり、これまで通り普通にnano SIMを選択。
契約にかかる手数料などはありませんでした。これまでの経験からすれば、転出にも転入にも一切費用がかからないのはとてもありがたく思います。
楽天モバイルで上記の手続きをしたのが7/10(土)の午前中。
その翌日7/11(日)、SIMカード発送のメールが届きました。東京ならすぐに着くのでしょうが、北海道はそうはいきません。
楽天モバイルのSIMカード利用開始
SIMカードが届いたのが7/13(火)の午前中。ポスト投函ではなく手渡しでした。
スタートガイド、SIMカード、チラシが入っていました。
ここからは、付属のスタートガイドにに従って作業していきました。
まずは楽天モバイルのマイページで「転入を開始する」を選択。
数分のうちにDMMモバイルの回線が使えなくなりました。
元の回線が使えなくなったのを確認してから、スマホの電源を切り、SIMカードを置き換えます。
電源を入れるとすぐに楽天モバイルの回線が使えるようになりました。
「転入を開始する」をクリックしてから楽天モバイルが使えるようになるまで、不通期間はほぼないと言ってもいいです。
一時的にでもダウンタイムが生じると不便そうだと心配していたのですが、全く問題ありませんでした。とてもスムーズです。
Huawei Mate 10 Proでは、新しいSIMカードの設定は全く不要でした。
(DMMモバイルのときは必要だったような)
設定から確認しても、確かに「Rakuten」のSIMカードが正しく認識されていました。
Web上の楽天モバイルのマイページでも回線が開通済みとなっていました。
これで「楽天モバイルの回線を使い始める」という作業が全て完了です。
DMMモバイルの解約手続き
最後に、もう利用しなくなったDMMモバイルを解約します。
楽天モバイル開通後、DMMモバイルを解約しようとしたところ、MNP転出中であるため解約ができませんでした。
これが2日ほど続いたのですが、7/15(木)になると、回線が自動的に解約になっていました。どうやら転出イコール解約となるようです。
DMMトークも解約する場合、こちらは別途簡単な手続きが必要でした。
DMMモバイルの使わなくなったSIMカードは返却します。
宛先が楽天モバイルになっているのは、DMMモバイルが楽天に吸収されたためでしょう。
ちなみに送料はこちら持ち。
まとめ
以上、DMMモバイルから楽天モバイルへ乗り換えたときの手続きをまとめました。
あくまで「自分のときはこうだった」という記録でしかありませんが、同じような状況の方の参考になれば幸いです。
実際に乗り換えた感想としては、まず第一に不通期間が実質なかったのがとても便利でした。
Wifiに繋がっているとしても、やはりモバイルネットワークが接続不可というのはどうも落ち着きません。
保証はできませんが、仕事で使っている回線でもシームレスに乗り換え作業ができると思います。
第二に、乗り換え手続き全体で手数料が一切かからなかったのも大きいです。
MNP転出・転入や解約・新規契約は全て無料でした。この辺りは光回線も見習ってほしいと思います。
ただ、MNPやSIMカードについて全く無知な人が同じようにスムーズに出来るかというと微妙。
離れて暮らしている両親も楽天モバイルへ乗り換えさせてあげたいのですが、自分たちでやるのは無理だと思います。
最近は楽天モバイルの店舗も多く見かけるようになりました。なので、「仕組みはよくわからないけど楽天モバイルに乗り換えたい」という人は、店のスタッフさんにやってもらうのもアリかもしれません。
2021年8月31日追記:Huawei Mate 10 Proでは通話・SMSが出来ないと判明したため、その後OCNモバイルONEに乗り換えました↓