【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(12)いざフルゴラへ

FactorioのDLC『Space Age』のプレイ日記、第12回目。

前回→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(11)ヴルカヌスからの生還、崖用ダイナマイト解禁

ヴルカヌスで生産した冶金サイエンスパックをナウヴィスまで運び、今やりたい研究は大体終わったところからスタート。緊急性のない研究は後でまとめてやる予定なので、先に次の惑星を開拓することにしました。

プレイ日記第8回でグレバ攻略に挫折したのと、腐敗するパックを先に作る必要はないので、予定通りヴルカヌスの次はフルゴラを訪れることにしました。

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未だに不安が残るプラットフォーム

ナウヴィス以外の星は停留中でも中型のアステロイドが降り注ぐので、新規プラットフォーム建造は事実上出来ないようになっていると判断しました。

そこで、ヴルカヌスの潤沢な資源を生かして、コストの重いパーツはヴルカヌス上で生産し、それをナウヴィスに持って帰って使うことにしました。まあ最終的には誤差みたいなものかもしれませんが、少しでも資源を節約したかったのと汚染を抑えたかったのが主な理由です。

そういうわけで、これまでのノウハウや再処理などの新レシピを使ってゼロから新しいプラットフォームを作りました。ただ、セーブしてから何度かテスト飛行してみたところ、どうにも安定せず、未だに何かがおかしいという考えが拭えません。

僕のプラットフォームは、往復と防衛に必要な全資源をアステロイドから自給自足することを前提としています。それは逆に言えば、アステロイドとその加工品がなければ、防衛力も推進力も足りなくなるとも言えます。

 

色々試した結果、結論から書くと、スタートアップ時は地上からの物資で弾薬を大量に用意できれば、その後はほぼ問題なく自給自足で往復できると判断しました。

立ち上げとテスト飛行の際に真っ先に足りなくなるのは弾薬です。アステロイド収集→鉄鉱石→精錬→弾薬作成、というプロセスを宇宙でゼロからやろうとすると、どうやっても弾薬の供給が間に合いませんでした。

十分な量のアステロイドさえ壊せれば、あとは軌道に乗り始めるので、やっぱりスタートアップは色々な点でかなり難しいと感じます。

ちなみに、通常弾薬を使う場合は、弾薬そのものではなく鉄板をロケットで運んで、現地で弾を作った方が輸送費が抑えられます。一度に運べる通常弾薬は100個で、鉄板は1000枚です。鉄板が1000個あれば250発の弾薬が作れます。電力と時間はかかりますが、高級素材が節約出来ると考えればまあペイすると思いました。

 

スタートアップ時は電力も問題になりがちでした。全施設がフル稼働して各種リソースを作り続けるので、ソーラーと蓄電池だけではジリ貧な感じで、作業も思うように進みません。途中で「宇宙でもエネルギー効率モジュールを使えるのでは?」と気づいて挿してみたところ電力問題はほぼ問題にならなくなりました。早くやっておけばよかった。

 

 

現状、自分の中でベストに近いと思うのがこの構成。ただ、再処理の仕組みが噛み合わないケースがあり、完全に自動で回り続けるわけではないことに気づいています。宇宙ではストレージを使えないことが難易度を上げています(使えたらヌルゲーすぎるか…)。

それぞれのリソースの最終消費量が均一でないのが問題な気がしていますが、そこまで揃えるのは無理な気が。一応、一旦軌道に乗ったあとは問題なく往復できそうではあるので、とりあえずはこの構成でやってみます。

フルゴラへの旅

プラットフォームの構成問題は一旦棚上げとし、フルゴラへとやって来ました。

 

この惑星は常に薄暗く、定期的に落雷が発生します。まだ当たったことはないのでどれくらいのダメージなのかは不明。キャラクターはもちろん、施設もダメージを受けるようです。

 

最初からあちこちに避雷針が立っており、この範囲内でなら安全に作業できます。ちなみに、この避雷針は右クリックで簡単に削除できてしまうので注意が必要。すぐに避雷針を自作できるようになりますが、それまでは絶対に必要な施設です。

 

地上に点在するオブジェクトを壊すと、ヴルカヌスのようにたくさんの素材がいっぺんに手に入ります。基本的なリソースに加えて、「廃材」というフルゴラ固有の資源が見つかりました。

 

ヴルカヌスのときは丸裸で攻略を開始しましたが、「降着パッドがなくてもアイテムの降下は可能である」と今は知っているので、いくつか資源を持ち込んでみることにしました。
※停留中のプラットフォームからアイテム投棄すると、惑星の初期降下地点の近くにそのまま落ちてきて回収できる

降着パッドそのものと、立ち上げ時の電力用にソーラーパネルと蓄電池。面倒を省ければと思ってロボットも少し。どのみちロケットサイロを自作しないと生きて戻れないので、ヴルカヌス同様、あとはここにあるものでどうにかします。

フルゴラの新しいゲーム体験:リサイクル

巨大なオブジェクトを壊すと、フルゴラで最初の研究が自動的に完了しました。リサイクルという処理を行うための施設とレシピを解放。

 

これがかなり面白くて、廃材をリサイクルすると多種多様なアイテムが確率で手に入ります。中には軽量化素材や発展基盤などの高級素材も含まれています。数さえ集めればロケット打ち上げのための材料はすぐに集まりそう。

固形燃料は石炭よりも優れた燃料として使えて便利。この惑星には水源がありませんが、氷は化学プラントで溶かせば水になります。

既存のゲームとは違った資源の活用ルートが用意されおり、ナウヴィスともヴルカヌスとも(そしてグレバとも)異なるゲーム体験で既に面白いです。

 

廃材のリサイクルだけでなく、固有施設「リサイクラー」の挙動もユニークで新鮮です。

 

廃材のリサイクルは手でも出来ますし、この施設でも出来ます。

 

それだけでなく、任意の素材を入力に放り込むと、それを作るのに必要だった素材が25%の割合で回収されます。例えば、青基盤からは緑基盤と赤基盤が手に入ります。

 

鉄は直接手に入らないものの、廃材から出てくる歯車をリサイクルすれば手に入ります。

これはすごい発想の転換だなと、思わず膝を打ちました。「基本的なリソースを加工し、それらを組み合わせて複雑な素材を作る」という、工場ゲーム全体の常識を引っくり返し、そのプロセスを逆行させるという発想はありませんでした。

確かに、一部のオーバーホールModでこういう「アイテムを壊す代わりに素材を一部取り出す」という施設は既にありました。フルゴラでのこのリサイクルのアイデアは、そういったアプローチをさらにブラッシュアップしたものに見えます。

導線となる研究を進める

フルゴラでもゲームの導線となるアクション型研究ツリーが用意されており、それに従って素材の加工を学んでいく感じでした。廃材から確率で出てくるホルミニウム鉱石をアレコレ加工すると、ホルミニウム板となります。

 

ホルミニウム板を量産して、さらに研究が完了。これの次がもうサイエンスパックの解放ですが、この惑星のポテンシャルや全体像はまだまだ掴めていません。

避雷針で安全地帯を確保

避雷針はフルゴラの研究とは無関係に作れたと思いますが、これは廃材から出てくる資源を加工するだけで作れます。

この惑星は薄暗いという設定のためか、ソーラーパネルの効率が80%となっており、ほとんど使い物になりません。その代わり、避雷針を電力ネットワークに繋いでおくと、雷で蓄電池が充電されるというユニークな仕組みがあります。

 

フルゴラでは通常の鉱床の代わりに廃材を掘り起こせる特殊な鉱床がスポーンしています。

この一帯は最初は避雷針がなく危険でしたが、自作した避雷針を立てて安全を確保しました。これで採掘機を置いて各種自動化を始められます。

次回→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(13)電磁サイエンスパック生産、ナウヴィス帰還

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