FactorioのDLC『Space Age』のプレイ日記、第8回目。
前回→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(7)スペースサイエンスパック生産
スペースサイエンスパックまでの供給が安定し、ここまでで出来る研究はほぼ完了しました。
つまり、ゲームをこれ以上進めるには別な惑星へと旅立つ必要があります。前回の記事の後から実際に新しい惑星の一つに行ってみたのですが、とにかく色んな点で苦戦することとなりました。
【Steam】Factorio : Space Age
起こったことの要約
現時点で行ける惑星は3つあって、どれからでも好きな順に攻略していけるようになっています。そこで、事前情報などは入れずに「グレバ」に行ってみることにしました。
しかし、
・宇宙空間移動中の惑星でプラットフォームが壊滅するのが2回。
・3度目はグレバに到着するものの、停留中のアステロイドに耐えられずプラットフォームを帰還させようとするも燃料切れでグダグダに。
(グレバに停留中は常に中規模のアステロイドが降り注ぎ、航行中と同じように撃ち落とす必要がある)
・4度目のトライで、キャラクターがグレバに到着するのとプラットフォームをナウヴィスに帰還させるところまでは成功。しかしグレバの攻略難易度が高すぎて挫折。別な惑星から手を付けることに。
という感じで失敗続きでした。
新しいコンテンツなのでプラットフォームの航行が思ったようにいかなかったのは仕方なし。ただ、グレバでは鮮度という新要素が大きな制約になって、今までになかった難しさを感じました。ゲームをクリアするならいつかはやらなくてはいけませんが、順番は後でもいいかなと。そうでもしないとSpace Age自体挫折しそうな気さえしました。
今回の記事では、これらの試行錯誤について書くこととします。
アステロイドでプラットフォーム壊滅✕2
トレーラーではタレットで防衛するシーンがあったので、それに倣って4基設置していざグレバへ。タレット用の弾薬は一番ランクの低いものですが、鉄鉱石から作れるので自給自足出来ます。
もちろん出発直前のセーブデータは保存済み。
どれくらいの防衛力が必要か全く分からっておらず、道中のアステロイドを壊しきれず船は壊滅。セーブデータをロードしてやり直します。
今度はタレットを4倍の16基に増やしてもう一度挑戦。今回は瞬間火力自体は問題なかったのですが、途中で弾薬の供給が間に合わず壊滅。ベルトに弾薬がびっしり乗っていればまだ何とかなったかも。
プラットフォーム上ではストレージを配置できないため、タレットの隣に弾薬を貯めておくということが出来ません。プラットフォーム本体のインベントリにも弾薬を貯めて出し入れは出来ますが、そうするとインベントリが弾薬で埋まってしまうのでなんか違う。
惑星グレバに到着
弾薬製作用の組立機を1台増やして、ベルトに弾薬が乗ってバッファとして機能するまで待ちました。
タレット一台が軽症を負うものの、3度目の正直でグレバに到着。スペースサイエンスパックを作る難易度はめちゃくちゃ低かったのに、惑星間移動のハードルはめちゃくちゃ高いというアンバランスさ。
瞬間火力自体は全く問題ないので、ストレージさえ置ければ問題は解決するのですが組立機の数を増やすのもありかも。
ちなみに、弾薬がないならレーザータレットを置けばいいじゃない、というアイデアで実際にやってみたのですが、隕石は電気ダメージに高い耐性があるので電力を消費するだけで焼け石に水でした。
ナウヴィスとは全く異なるバイオームの大地に降り立ちました。降りてから気づいたのですが、グレバ上にロケットサイロがないので、作るまで戻れないのでは?
停留中のアステロイドと帰還
グレバでの探索と研究を進めるうち、ナウヴィスと違ってグレバ停留中は常にアステロイドの迎撃をしないといけないことに気づきました。そのペースに弾薬供給が追いついていないので、このままグレバ攻略を続けてもそのうちプラットフォームが壊滅します。
それならプラットフォームを一度ナウヴィスに返そう、と思って出発させたものの、往路で燃料はほぼ底をついており、極めて遅いペースでしか進みません。そしてそもそも復路のアステロイドを迎撃する弾薬も足りていません。こりゃだめだとなりまたリロード。
2種類の燃料はそれぞれタンク一つ1個分のバッファを取ってはいたのですが、それで大体片道分にしかなっていませんでした。なのでもう1個ずつ追加します。ナウヴィス上で量産していた劣化ウラン弾もいくらか持ち込みました。
今度はグレバに到着してキャラクターを降下させ、その後プラットフォームだけ安全なナウヴィスに帰還させるところまでは成功。これでようやく腰を据えてグレバ攻略を始められます。
グレバの難易度の高さに心が折れる
最序盤のグレバでは、これまでもあったようなアクションを起こすだけで完了する研究が導線としていくつか用意されていました。バニラとは要領が全く違うのでとても新鮮です。
グレバで1時間半か2時間くらいプレイしてみたところ、これまでになかったタイプの難易度の高さを感じました。何が大変かははっきりしていて、それはずばり「鮮度」の管理です。
ナウヴィスでも魚に鮮度というパラメータが設定されていて、時間経過で「腐敗物」という低エネルギーのアイテムに変わるのに気づいていました。
グレバで新しく手に入るアイテムはほとんど全てが生物(なまもの)であり、鮮度を持っています。劣化のスピードはアイテムによって異なりますが、長持ちしないもののほうが多く、(実時間で)ものの数分で腐敗物と化します。
腐敗物にも重要な役割があるので無駄にはならないものの、上位のアイテムを作りたければそれぞれの段階で腐敗しないように管理しないといけません。
新しいサイエンスパックすらも腐敗の対象です。それをどこで作るにしろ、腐る前に研究所に放り込まないといけません。(研究所をグレバに置くというのもあり?でも他のサイエンスパックを全部ここに運ぶのも面倒くさい…)
グレバには砂だけを例外として鉱床というのものがありません。現状の理解が正しければ、各種リソースを量産する体制を整えたければ、上記画像のような農業を利用する必要があります。
しかしこの例でいうと、特定のバイオームの特定の土壌にしか設置できないといった制約があります。それだけならナウヴィスでも同じ(離れたところに鉱床があるとか)ですが、問題なのはそこで生産されるものが腐るということです。腐る前に加工場所に運搬し、そこで作るものも腐る前に次のステップで使う…。最終的には、腐るサイエンスパックが腐敗物になる前にラボに送り込む…?
つまり、これまでのFactorioではそれほど重要ではなかった「時間」というリソースの管理が求められています。これは難しい!
この状況下でロケットサイロ、及びロケットを飛ばす高度な材料を自作しないとナウヴィスに帰ることすら出来ないと気づいたとき、これはまずいなと思いました。ナウヴィスからグレバに必要なものを送る仕組みも(用意していないから)ありませんし、それをリモートでナウヴィスとプラットフォーム上に実現するのも不可能。ゲームとして物理的に詰んではいないかもしれませんが、精神的にはかなり詰みに近い状況です。
それならまずは、出発前のセーブに戻り、他の惑星から攻略してみるのもありかなと思いました。そのためのセーブ機能です。
グレバでの進捗は無に帰しますが、どういったコンテンツなのかは実際にやってみないと分かりませんから、その経験は無駄ではありません。