【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(13)電磁サイエンスパック生産、ナウヴィス帰還

FactorioのDLC『Space Age』のプレイ日記、第13回目。

前回→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(12)いざフルゴラへ

前回に引き続き、フルゴラを攻略。ナウヴィスともヴルカヌスとも違うプレイスタイルに適応するのはかなり大変でした。とりあえずはこの惑星のサイエンスパックの量産を目指して工場を拡張していきます。

新惑星でゼロからサイエンスパックを作っていく過程はヴルカヌスで体験済みなので、その経験が割と生きているように思います。

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スタートアップからメインバスまで

最初の着陸地点は上の画像の左端の小さな小島でした。流石に狭すぎて何も出来ないと思い、そこから東に少し移動して初期研究を進めていたのが前回まででした。

その後、レーダーと徒歩で周りをざっと見渡してみたところ、東側に崖が少なく、割と広めの陸地を発見。廃材の鉱床はありませんが、列車での運搬を想定してそちらを本拠地とすることにしました。

 

列車がピストンするだけの簡単な線路を組んで、搬入する仕組みを設置。

ちなみに、フルゴラの陸地と陸地の間は重油の海で隔てられており、電力網を電柱でつなぐことは出来ません。しかしそれは大した問題ではなく、フルゴラの雷で蓄電池を充電する仕組みを使えば、どこでも十分な電力を賄えます。蓄電池は作るのに時間はかかるものの、廃材から出てくる素材からすぐに量産できるようになります。

前回も書きましたが、フルゴラではソーラーパネルの効率が80%減になるので、持ち込んだ意味があまりありませんでした。(知らなかったから仕方ない)

 

廃材を運んでくる仕組みを作ったら、広めの陸地で本格的にライン作りを開始。この陸地は南北に長いので、縦方向にメインバスを伸ばしていく予定です。

蓄電池、リサイクル施設、バッファなど、とにかく色んなものがどれだけ必要なのか全く検討もつかないので、最初は完全に手探りです。必要なものを作りつつ、動かしながらバランスを取っていきます。

重油の海

フルゴラの海が重油であるというのは比喩ではなく、本当に重油です。つまりこの惑星では雷による無限の電力を供給すれば、海から無限に重油が手に入るというわけです。

ヴルカヌスの溶岩が無限に鉱石類を供給していたのを思い出すと、フルゴラはそれのオイルバージョンと言えるでしょう。原油自体は手に入りませんが、結局必要になるのは重油とその加工物です。ナウヴィスでは原油リソースに困る場面もあり、それを思うと重油の海はなかなかのぶっ壊れ要素だと思いました。

ヴルカヌスは(ゲームクリアまではほぼ無制限といっていい)方解石が続く限り溶岩を金属に出来、フルゴラでは無限に重油が手に入ります。そのどちらでも砂は大量に余ります。輸送コストを無視すれば、この2つの惑星からの輸入に頼れば、ウランを除いて資源が枯渇することはないといっていいでしょう。

もちろんSpace Ageではバニラよりゲームクリアの難易度が上がっているのは確かだとしても、デフォルトでもこうした無限のリソースに頼れるという点で難易度が抑えられている感があります。

電磁サイエンスパック生産開始

フルゴラの研究ツリーはそこまで長くはなく、新しいサイエンスパックを量産するまでの時間で言えばヴルカヌスの半分くらいだったと思います。思ったよりもアッサリここまで来れました。

フルゴラにはデモリッシャーやバイターのような敵対生物がおらず、落雷対策さえしていればいいというのも、上記のような印象を受けた一因かもしれません。

ただ、フルゴラの常に薄暗く陰鬱な雰囲気と、狭い陸地、リサイクル施設周りの寿司ベルトによる三半規管の乱れ、といったいくつかの要因によって、ヴルカヌスとは違った大変さがありました。

 

サイエンスパックを作り始めたあたりで最初の鉱床がほぼ尽きました。

どうやらフルゴラの鉱床は、
・広い陸地には鉱床はない
・初期着陸地点の陸地には資源量の少ない鉱床しかない
・遠くの狭い陸地に資源量の多い鉱床がある
という仕様になっているみたいです。

つまり、最初は小さい鉱床でスタートして、その後軌道に乗ってきたら遠くの鉱床を使ってくれという感じです。

 

そういうわけで、ゲームクリアまでのリソース確保を目的として、やや離れた小島に新しく線路を伸ばしました。ここは廃材の総量が34M(3,400万)もあるので、多分足りるはず。

ちなみに最初の鉱床は1Mに満たないくらいで、お試し用みたいな感じでした。

 

この陸地は資源こそ多いものの、面積が狭すぎて貨物車両が2両しか使えませんでした。フルゴラの海に使える埋立地が使えるのはずっと後みたいなので、多分ゲームクリアまでこの状態でやると思います。

当然電線は引けないので、最初と同じように雷+蓄電池で給電。

 

ロケットサイロも作って、自動輸送のセットアップ完了。

 

全体像が見えたところで、ホルミニウム鉱石が明らかなボトルネックになっていると気づきました。サイエンスパックを作るにあたり、蓄電池以外の3つ全ての素材に使います。

ホルミニウム鉱石は廃材のリサイクルから1%しか手に入らないため、思ったような量を確保できていなかったようです。

少しでも出力を上げようと思って生産力モジュール2(3はまだ作れない)を量産し、ホルミニウム鉱石に関わる全ての施設に挿しました。フルゴラの固有施設「電磁プラント」デフォルトで生産性+50%、かつモジュールが5つも挿せるため、これで生産性が80%になりました。リサイクルの確率的に、モジュールは絶対に使った方がいいと思います。

 

すると今度は電力が足りなくなりました。電力はほぼ雷+蓄電池に頼っているのですが、次の雷が来るまでに充電を使い切ってしまいます。蓄電池を大量に追加したのと、エネルギー効率モジュールを使えるところには使ったものの、それでもまだ足りません。

フルゴラの楽なところは電力が切れてもそのうち元通り立ち直れるところです。ヴルカヌスでも予期せぬ停電が起きましたが、その場合は硫酸がなくなる→蒸気が足りなくなる→発電できなくなる→硫酸を掘れなくなる、という連鎖が一度起きてしまうともう自力では復旧できませんでした。

一方で、フルゴラの場合は定期的に雷が必ず落ちて給電されるので、どれだけ停電になろうが工場の稼働率が変わるだけです。フルゴラでは重油だけでなく電力も無限のリソースとして手に入るのが、地味ながら強力だと思いました。

完全自動化と資源の詰まり対策

ここまでで一応、電磁サイエンスパックを作ってサイロに運び、ロケットで自動で打ち上げるための仕組み自体は整いました。しかしまだ致命的な問題が未解決であり、それはこのままでは遅かれ早かれ何かの資源が溢れて詰まってしまうということです。

現状ボトルネックとなっているホルミニウム鉱石を大量に手に入れようとすると、これからも廃材のリサイクルを可能な限り繰り返す必要があります。しかしリサイクルで出てくる資源の量と需要は全く一致しておらず、中には最終的には全く不要なものもあります。このアンバランスに対処しなくてはいけません。

まず、サイエンスパックとロケット打ち上げに使えるものはなるべく使います。青基盤、軽量化素材はサイロにそのまま使えますし、固形燃料は無限の軽油と合わせればロケット燃料になります。他の素材についても、大体何かしらの中間素材になっていたりするので、バッファを取りつつとりあえず生産ラインに流してよさそうな感じ。

一方、工場が一通り完成したら上記の用途には一切必要とならないものもあります。鋼材やコンクリート床がそれにあたります。また、砂なんかは必要ではあるものの需給のバランスが偏っていて、やたら余ることになります。単にバッファを取るだけだとそのうち入り切らなくなってリサイクル周りが完全にスタックします。

これらはそのまま高架レールの素材になっているので、拡張していく段階では需要があります。ただ既に34mの鉱床を確保済みなので、これらについてはある程度の量を残したらあとは廃棄するしかないと判断しました。

リサイクルすると25%分戻ってくる=75%は消滅する、ということなので、リサイクル施設を使えば、ヴルカヌスの溶岩に捨てるみたいな廃棄が一応可能です。

こういった方針で、資源はなるべく最終目標のために活用しつつ、いらないものは一定の在庫は保持しつつ廃棄することにしました。
(まあどうせ予想外のことが起こってまた戻ってくることになるとは思いますが)

ナウヴィスへ帰還

大体やれることはやったので、フルゴラでの作業は一旦終了とします。修正が必要になったときにまた戻って来る予定。

ヴルカヌスに比べるとプレイ時間的にも設置した施設数的にもかなり少なめな印象でした。ただ、完全自動化の難易度でいえばフルゴラの方が圧倒的に上だと思います。

ロケット1発分で送れるサイエンスパックを試しに詰め込んで、ナウヴィスへと帰還。

 

これまで同様に降着パッドで要求状態にして受け取り、研究所に流します。

ちなみに、少し前に気づいたのですがカーゴ降着パッドは1つの惑星に1つしか置けない仕様みたいです。つまり、複数のパッドを置いておいて、アイテムによって降下場所を使い分けるみたいなことは出来ません。オーバーホールModでそういうのが出来ていたものもあったので、ちょっと不便な気もします。

 

持ち帰った電磁サイエンスパック(ピンク)で個人用バッテリーMK3を研究してみます。

 

「電磁気の研究」実績解除。

 

電磁サイエンスパックがなくても無限研究が出来たことに今更気づいて1つだけ進めておきました。これ以降も弾薬やタレットは使い続けるので、あればあるだけ嬉しいボーナスです。

 

フルゴラ攻略中に巣の数がまた増えたようで、巣を作れなくなるギリギリまでびっしり埋まっている感じです。

上記の研究を進めつつ新規プラットフォームを建造していたところ、グリッド周辺でバイターの襲撃がありました。車で駆けつけて撃退したものの、タレット等を置いていなかったので電気炉などが少し壊されてしまいました。

遠方の油田や鉱床は大体レーザータレットと防壁で囲んでいるので安全なはずです。しかしそれ以外のエリアは丸裸同然でかなり危険だということが分かりました。いずれはかなり広いエリアをレーザータレットと防壁で囲まなければいけないかもしれません。グレバ攻略後に考えます。

 

次回→Coming Soon

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