FactorioのDLC『Space Age』のプレイ日記、第6回目。
前回はこちら→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(5)紫・黄サイエンスパック
前回までで紫・黄色パックをよどみなく生産できる体制を整えました。これからの作業を進める間、ここまでのパックで進められる研究をコツコツ消化していきます。軍事関係やロボットのボーナスなど、有用なものが多いです。
新要素であるスペースサイエンスパックが手に入りしだい、それで出来る研究も優先度の高そうなものから順次進めます。
ここまではバニラとほぼ変わらないプレイでしたが、ようやくSpace Age固有のコンテンツに触れることができます。
【関連】【Factorio】Space Ageデフォルト初見プレイ日記 記事一覧(まとめ)
【Steam】Factorio : Space Age
ロケットサイロ設置
青基盤が不自由なく手に入るようになったので、ロケットサイロを作ります。コンクリート床は遠心分離機量産のために既にメインバスに流していました。
今後ロケットサイロがどういう役割を果たすのか不透明であるため、とりあえず仮置きという形で打ち上げられるようにしました。
サイロをクリックして開くインターフェースはバニラとはかなり変わっています。
まず気になったのは打ち上げに必要な素材です。ロケット制御装置の代わりに青基盤が必要という仕様に変わっていました。公式Wikiを見てみるとロケット制御装置のページがアーカイブ化されており、この辺はSpace Ageの有無に関係なくリワークされたのかもしれません。もしそうだとすれば、制御装置は作るのが大変でしたから、バニラでもロケット打ち上げのハードルは確実に下がったと言えるでしょう。
インターフェース右側にはプラットフォーム関連の項目があります。この時点ではまだよく分かりません。
とりあえずロケット燃料が新しく必要なので、原油処理施設の近くで作ります。ここはサイロから離れすぎているので軽油にしろロケット燃料自体にしろ、パイプやベルトで運ぶにはいささか無理があります。なので貨物車両1台の列車で運ぶことにしました。
ロケット燃料は原油を必要としますが、この辺りで原油の出力に不安が出始めています。工場全体がフル稼働したらポンプジャックの数(と1台あたりの出力)がボトルネックになりそうです。ただ、新しい油田の周りには攻め落とすのが困難な規模の巣があるので新規開拓するか悩みどころ。
宇宙プラットフォームスタートパック
ロケットを使ってまずやるべきことは、「宇宙プラットフォームスタートパック」というアイテムをロケットのインベントリに積み込んで宇宙に打ち上げること。
これはトレーラー映像で見た宇宙飛行船(?)のような物体の核となるパーツのようです。
サイロと同じくスタートパックにも青基盤が必要です。
この「宇宙プラットフォームスタートパック」をサイロのインベントリに積み込みます。ロケットには容量という概念があるらしく、積み込んだアイテムの重量で制限が生まれるようです。必ずしもインベントリをいっぱいにして打ち上げられるわけではありません。
今回でいうと、宇宙プラットフォームは1tの重さがあり、これだけで容量がいっぱいになります。
そういうわけで最初はスタートパックのみを積み込んでロケットを発射。バニラならこれでゲームクリアですが、Space Ageではまだ始まりに過ぎません。
ところで、ロケットの打ち上げに必要な素材の種類だけでなく、数量にも変更がありました。ざっくりいうと、それぞれの素材が50個ずつあれば打ち上げられます。この必要数は生産力モジュールで節約できるため、今使えるレベル1のものを4つ入れておきました。
バニラではそれぞれの素材がたしか1,000個必要だったはずで、最上位の生産力モジュールを使っても700個は必要だったような。それと比べると打ち上げのコストはとても低く、安くはないとしても割と気軽に打ち上げられます。
アステロイド収集
少し待つとプラットフォームが宇宙に展開され、リモートビューで確認できるようになりました。いよいよSpace Ageという感じがします。
次にやることを確認すると、プラットフォームに「アステロイド収集機」を設置する必要があるようです。
ロケット第二弾には(必要か分からないものも含めて)プラットフォームで使いそうなものを載せて発射。
荷物は地上での発射から少し時間をおいてプラットフォームに届きました。
プラットフォーム上での建築は最初どうすればいいのか分からなかったのですが、ゴーストモードで設備を置くと、プラットフォーム内のインベントリにあるアイテムを使って何者かが勝手に建築してくれるようです。
収集機を置いてみたところ、電力がないので動きません。プラットフォーム自体に発電機能はなく、どうやら自分で何かしらの発電手段を持ち込む必要があるみたいです。
第二回目のロケット打ち上げ前のセーブデータをロードして、今度はソーラーパネルと蓄電池も送ります。
基盤で土台を増やして、収集機とソーラーパネルのみを置いてみました。すると電力が供給されて収集機が稼働開始。プラットフォーム上では電柱なしですぐに通電するみたいです。
まだ仮置きの段階ですが、これでようやくアステロイドを集められるようになりました。
収集機が拾ったアステロイドは、まずはそれ自体のインベントリに収納されます。アステロイドにもいくつかの種類があるのが分かりました。
次のサイエンスパックである白色の「スペースサイエンスパック」を作るにはこれらのアステロイドを加工する必要があります。
宇宙プラットフォームはSpace Ageの新しいコンテンツであるため、仕様や効率の良さそうな方法については一つ一つ確認・検証しながら進めていきました。
宇宙プラットフォームのファーストインプレッション
ここまでちょっと触った感じだと、宇宙での新コンテンツではゲームとしてのストレスがなるべく軽減されるよう、随所で意識されているなと感じました。
例えば、電柱がなくても通電すること、施設の配置が勝手に行われることなど。ソーラーパネルで簡単に給電できるのも気軽に遊べていいなと思いました。バニラのときから、Factorioはこういう線引きが上手いなと思います。ベルトや水ポンプに電気がいらないとか。
あとこれもバニラでも言えることですが、施設のグラフィックがかなり凝っていて、よく作り込まれていると感じます。絵としてだけでなく、稼働中のヌルヌルしたモーションも手が込んでいます。コンテンツのいたるところから既に「気合い」が感じられました。
次回→【Factorio】Space Age デフォルト初見プレイ日記(7)スペースサイエンスパック生産