旅行に行く前の不安をなくす具体的な方法【不安の種類別に解説】

今回は、旅行前の不安を和らげる方法についてです。

楽しみで旅行を組んでも、何かしら不安要素があるのではないでしょうか。特に、まだ旅行に慣れていない方なら色々心配になるはず。

僕が初めて一人で飛行機に乗ったのは26歳のときで、最初は不安でした。多くの人は旅行なんてへっちゃらかもしれませんが、僕のような心配性の人間にとっては大事(おおごと)です。

しかし何回か旅行するうちに「どうすれば安心して旅行に行けるか」を自分なりに固めていきました。今ではかなり楽な気持ちでサクッと旅行ができています。

この記事では不安をなくす僕なりの方法を書いていきます。国内旅行を想定しています。

かなり長くなるので、気になった部分を読むだけでもOKです。

不安に感じる要素

旅行前に感じる不安を分類すると、次のような感じかと思います。

  • 道に迷うのではないか
  • 具合が悪くなるのではないか
  • 忘れ物をしないか
  • 長い外出の間、家で何か起こりはしないか

人によってはこれ以外の不安もあるかと思いますが、僕はこの辺が不安でした。

以下、これらの不安を出発前に取り除く方法を見ていきます。

全てに共通するのは、出発前に徹底して必要なことを調べ、準備しておくことです。

時間がかかって大変な側面もありますが、旅行のたびに毎回しっかり準備しておくことで、心配性の僕でも安心して旅行に行けるようになりました。

道に迷うのではないか

旅行では普段行き慣れていない場所に行くので、道に迷うのではないかという不安は当然あるでしょう。

この不安への一番の対処方法は、次の3つ。

  1. スマホの電池が切れないようにする
  2. 使うであろう交通機関を調べ上げて紙に書いておく
  3. Google Mapの使い方を覚えておく

スマホの電池が切れないようにする

スマホさえあれば道案内は何とでもなります。

事前に調べきれていないことがあったり、予定が変更になったりしても、その場で調べれば大丈夫。

そのために、スマホは常に使えるようにしておきましょう

スマホの普及で、旅行の難易度はとても下がったと思います。良い時代になりました。

そういうわけで、旅行にはモバイルバッテリーが必須と考えています。

ACアダプターだけ持っていっても、充電できる場所がどこにでもあるとは限らないので。

例えば僕が使っているのは、普通のスマホが5回以上充電できる大容量タイプ。

大容量モバイルバッテリー

僕がよくする1~2泊の旅行だと正直ここまで大容量でなくてもいいのですが、その分安心です。

もちろん、モバイルバッテリーとスマホをつなぐケーブルも忘れないように。モバイルバッテリーを充電するアダプタも持っておくと最高です。

MEMO

ちなみに飛行機を使う場合、モバイルバッテリーは基本的に手荷物にしないといけません。

僕は極度の心配性なため、予備のスマホ(昔使っていたもの)を1台持っていきます。

そうすることで、普段使っているスマホが運悪く壊れても安心できます。

「そこまでやるか…」と思う方もいるかもしれませんが、そんなにかさばるものでもないですし、おすすめです。

使う交通機関を紙にまとめておく

使う飛行機・地下鉄・電車・新幹線・徒歩…といった情報をあらかじめ紙に詳しくまとめておくのをおすすめします。

例えばですが、

  • 飛行機:(新千歳→成田)PEACH 11:30~13:15
  • 電車:成田空港第二ビル駅からB駅へ 所要時間およそ40分
  • 徒歩:B駅からCビルへ 所要時間およそ15分

みたいな感じに、どういう交通機関をどの順番で使うのか、そしてそれぞれどれくらいの時間がかかるのか書いておきます。

書式は自由でOKですが、詳しければ詳しいほど安心できるはずです。

面倒くさいですが、これによって「当日考えること」をかなり減らして、旅行の楽しい部分に集中できるようになります。

「紙に書く」というのも割と大事なことだと思っています。

スマホにメモしておくと、スマホが全滅したときに見られなくなりますが、紙に書いて持っておくとリスクを分散できます。

他にも、手を動かして紙に方がデジタルよりも記憶に定着しやすい気がします。良いこと尽くめ。

Googleマップの使い方を覚えておく

説明は不要かと思いますが、Googleの地図サービスであるGoogleマップは旅行の際に超便利なツールです。

世界中の地理・交通情報を調べられますからね。
(これが無料ってすごくないですか?)

経路探索の機能を使うと、A地点からB地点に行くのにどうしたらいいかを簡単に調べられます。

事前準備の段階でもGoogleマップが便利です。

まずはスマホにGoogleマップをインストールしておくこと。そして、まだ使い方に慣れていない場合は事前に練習しておくこと。

出発の前に経路などの情報を紙にまとめておいても、なんだかんだで思い通りにいかないことが多いです。

そういうときでも、Googleマップがあれば問題なし。

具合が悪くなるのではないか

旅行の最中に具合が悪くなったらどうしよう、というのも大きな不安の1つです。

これについても出来ることがあります。

  • 頭痛薬などを持っていく
  • 事前の準備をしっかりしておく
  • 旅行中にムリをしない

薬を持っていく

もし日頃から使う機会のある薬は、仮に使用頻度が低くても持っていくと安心です。

例えば僕の場合、飛行機や電車に長い時間揺られると頭痛がすることがあるため、頭痛薬は必ず持っていきます。

他にも、持病がある方は頓服系の薬は手荷物として持っておきましょう。水も忘れずに。常に手元に置いておくだけでかなり違います。

事前に準備しておく

この記事に書いているようにしっかり旅行の準備をしておくと、当日体調が悪くなるリスクを減らせると僕は考えています。

なぜかというと、

事前にしっかり準備する
→出発前後の不安(精神的負担)が減る
→体調が安定する

という構図があるからです。

体調は不安や緊張といった精神的な要素で大きく変わると思います。

なので、そういう負担を旅行前に出来る限り少なくすることで、当日も体調が安定するわけです。

旅行中にムリをしない

出発前の話ではないのですが、そもそも旅行中にムリをするのはおすすめ出来ません。

大事なことは、旅行中でもしっかり睡眠を取ることだと思います。

僕の場合、1泊の短い旅行だとしても睡眠はしっかり取るようにしておきます。個人的には7時間以上は必須。

せっかく旅行に来たのに寝てばかりだともったいないと思うかもしれません。しかし、起きている時間を思いっきり楽しむためにもまずはしっかり寝ましょう。その上で遊びましょう。

忘れ物をしないか

出発直前になっても「何か忘れ物があるのではないか…」と思う方も多いでしょう。

これについては単純に、チェックシートを作るのをおすすめします。もちろん僕も毎回やっています。

例えば僕の場合は、チェックシートの一部は次のように書いています。

  • ティッシュ・ハンカチ
  • 頭痛薬
  • 予備の眼鏡
  • スマホ(メイン+予備)
  • モバイルバッテリーとケーブル
  • 腕時計
  • 家の鍵

僕は出発の前日の夜と当日の朝に2回持ち物をチェックすることにしています。

流石に紙に書いて2回も確認すれば忘れ物はしません。

そして一度作ったチェックシートは次の旅行のためにとっておくと便利です。

足りなかったものを書き足していくと、次回以降同じミスをすることがありません。

 

少し脱線しますが、持ち物を決める際には宿泊施設のアメニティ(歯ブラシなど)を確認しておくのをおすすめします。

安いカプセルホテルだと歯ブラシが置いてない…ということもありました。

歯ブラシなら現地で買ってもいいのですが、家にアメニティが余っていたらそれを持っていった方が節約になります。

細かいことですが、安い宿泊施設に泊まる予定の方は注意してください。

長い外出の間、家で何か起こるのではないか

少数派かとは思いますが、「旅行で家(部屋)を離れている間に何か起こるのではないか」と思う方もいるのではないでしょうか。

僕もこの手の不安がある方です。

対策としては、次のようなことをしています。

  • 電源を切れるものは切り、コンセントも抜いておく
  • ガスの元栓を閉めておく

気になるのは電気やガスまわりです。

漏電の可能性など限りなく低いとは思いますが、僕は抜けるコンセントは基本的に抜いて旅行に出発します。

「お前そんなに心配なのか」と突っ込まれそうですが、心配なものは心配なのです。

それにたったこれだけのことで旅行の不安要素を1つ減らせると思えば、お安い御用。

「そもそもコンセントを抜いたかどうか心配」という方は、コンセントを抜いた様子を写真に撮っておくと完璧です。

おわりに

以上、旅行前の不安をなくす方法について、僕の経験をベースに書いてきました。

慣れないうちは不安かと思いますが、事前にしっかり準備すれば大丈夫です。

そして何度か旅行をすれば、その経験によってさらに不安が和らぎます。果ては、何も考えずふらっと旅行にも行けるようになります。

旅行で知らない土地に行くのは楽しいですし、頭もスッキリします。

一人でも多くの方が旅行を楽しむ一助となれば幸いです。