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【ジョジョPart5黄金の風】名言&印象的なシーンまとめ

ジョジョの奇妙な冒険第5部

今回は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険Part5黄金の風』に登場する名言や印象的なシーンをピックアップします。

ランキング形式ではなく、前から順番にご紹介します。

どうしてもネタバレを含んでしまうので、ご注意ください。未読の方はセリフを楽しむためにまずは漫画でじっくり読むのをおすすめします。

ジョルノ・ジョバァーナの凄み

あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね
人を「始末」しようとするって事は
逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』っていうわけですよね…

(文庫版第30巻 p.132)

これはジョジョ第5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナのセリフ。

ジョジョを始末しに来たブローノ・ブチャラティに対し、ジョルノはこう切り返し、逆に本気でブチャラティを殺そうとします。

ブチャラティはイタリアギャングの幹部であり、本作の超重要人物です。ギャングの構成員である涙目のルカが殺された件を調査すべく、ジョルノのもとに現れました。

ここがブチャラティの初登場シーンです。

設定ではジョルノは15歳という若さなのですが、ギャングの幹部であるブチャラティに一歩も引かない気迫を示します。

このセリフ自体が名言というよりも、本作の主人公の凄みをさっそく表しているシーンなのでピックアップしました。

アリアリアリアリ…アリーヴェデルチ!

アリアリアリアリアリアリ
(中略)
アリーヴェデルチ!(さよならだ)

(文庫版第33巻 p.283~284)

これは、スタンド「ビーチ・ボーイ」を操る刺客ペッシーと闘うブチャラティのセリフ。

第5部以前のジョジョシリーズでは、拳のラッシュをかけるシーンで「オラオラオラオラオラ」や「無駄無駄無駄無駄」といったセリフが登場してきました。

作品を読んだことがある方なら間違いなく記憶になると思います。

第5部でも似たようなセリフとして当ジョスするのが、「アリアリアリアリ」です。

最初見たときは何か分からないのですが、「アリーヴェデルチ!」で締まることで、その略であることが分かります。

第5部黄金の風の舞台はイタリアで、この「アリーヴェデルチ(arrivederci)」はイタリア語の別れの挨拶だそうです。

 

同じセリフは、飛行機で不死身のスタンド「ノトーリアス・B・I・G」との戦闘シーンでも再び出てきます。叫んだのは同じくブチャラティ。

その後、ノトーリアスが海へと落ちていくときにトリッシュが「アリーヴェデルチ」とささやいています。

トリッシュはギャングのボスの娘で、彼女もまた本作の重要人物です。

ぬきさしならない状況

『運命とは自分で切り開くものである』と ある人はいう……
しかしながら!
自分の意志で正しい道を選択する余地などない『ぬきさしならない状況』というのも
人生の過程では存在する!

(文庫版35巻 p.13)

これはブチャラティの幼少期を描いた回想シーンのナレーション。解説なので誰かのセリフではありません。

ここは第5部の根底に流れる悲しい雰囲気やシリアスさを如実に表しているシーンだな…と思ったので印象に残っています。

 

この回想シーンでは、ブチャラティがギャングの世界に入った理由が語られています。

簡単に説明すると、ブチャラティが小さい頃、彼の父親は偶然の不幸からギャングに命を狙われることになりました。

父親を守るべくブチャラティは襲撃に来たギャングを殺しますが、それがきっかけで自分までもギャングに付け狙われることになります。

自分たちを守ってくれる存在がいるとしたら、それは皮肉にもギャングしかいないのでした。

それが、ブチャラティがギャングの仲間入りをした理由です。自らがギャングとして活動し組織に守られることで、ブチャラティは生きる道を見つけました。

 

…そういうわけで、ブチャラティは自分の意志では選択する余地などない状況で、ギャングに入ったことになります。

これはブチャラティに限ったことではなく、アバッキオなど他の仲間も同じです。彼らもまたどうしようもない運命によってギャングになりました。

それは、それぞれの回想シーンで個別に描かれています。

ブチャラティの正義

吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
なにも知らぬ無知なる者を利用することだ……!!
自分の利益だけのために利用する事だ…

(文庫版第35巻 p.21)

これは、ギャングのボスが娘トリッシュを殺すつもりであることをブチャラティが知った時のセリフです。

ブチャラティの持つ正義の心がよく現れているセリフだと思います。

第5部で仲間として登場するキャラクターは主人公も含めだいたいギャングです。ギャングというと「悪」のイメージが強いですが、作中では彼らの「正義の心」が強く描かれています。

 

背景を少々解説。

トリッシュを連れてくるというボスの目的は、他ならぬその娘を殺害するためでした。トリッシュの存在は、ボスの正体がバレる原因になり得るからです。

それを知ったブチャラティは正義の心からボスの命令に背くことを決意。上のセリフはちょうどそのときのものです。

ここからボス率いるギャングとブチャラティ一行の戦いが始まります。物語の転機になる場面ですね。

ボラボラボラボラ…ボラーレ・ヴィーア

ボラボラボラボラ
(中略)
ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)

(文庫版第35巻 p.305)

スタンド「クラッシュ」を操る刺客スクアーロと、ジョルノの仲間ナランチャの戦闘シーン。

ナランチャがスタンド「エアロスミス」でスクアーロにトドメの一撃を喰らわせるとき放ったセリフです。

これは上記の「アリアリアリアリ」の派生系ですね。同じくラッシュ攻撃をかけるときのイタリア語。ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)で締まります。

こういったラッシュ系のセリフは面白くて好きです。

アバッキオが最後に見た夢

「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ…
(中略)
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている
向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな
…………違うかい?

(文庫版第37巻 p.52)

組織のボスに不意を打たれ命を落としたアバッキオ。

彼が死にゆく前に見た夢(あるいは走馬灯のようなもの)に出てくる警官のセリフです。彼はかつてアバッキオのせいで殉職した警官でした。

ボスに殺されながらも、アバッキオは最後の力でボスの手がかりをジョルノたちに残します。「真実に向かおうとする意志」というのは、アバッキオを最後に動かした原動力のことかな…と、僕は読み取りました。

アバッキオの死亡シーンというだけで印象が強いのですが、夢に出てくる警官の言葉も染みますね。アバッキオを称える言葉であるとともに、読者にも頑張る力をくれる名言だと思います。

おわり

以上、『ジョジョの奇妙な冒険Part5黄金の風』から名言と印象的なシーンをピックアップしてみました。

シリーズの中でも第5部はシリアスな作品であるように思います。そのせいもあってか、面白系の名セリフはほとんど見つかりませんでした。

第5部で強烈に描かれた「正義の心」がセリフによく滲み出ています。個人的には特に好きな部です。

未読の方はぜひ読んでみてください。自身を持っておすすめする漫画です。

【ジョジョの奇妙な冒険】名言まとめ~Partごとにピックアップ