僕が今の賃貸マンションに住み始めてから4ヶ月になろうとしています。
最近、椅子の周りの床がやや傷ついていることに気づきました。
キャスターによる傷防止のためにマットを買ったので使い心地を書こうと思います。
クッションフロアに傷がついた
下の写真で印をつけた部分は、ちょうど椅子のキャスターが来る位置で、他と比べてまだらに劣化しています。
パッと見ただけでは分からないのでまだ軽症言える程度です。
ただ、光沢がなくなっているので照明のもとでは注意すれば分かります。退去時にツッコまれるかは微妙。
この床はフローリングではなく、「クッションフロア」と呼ばれるものです。
クッションフロアはその名の通りクッション性があって、重いものを乗せると凹んで、少しするとまた元に戻ります。
フローリングに比べて比較的安価に張り替えることができるそうです。
傷がついた場所と生活スタイルを考慮すると、やはり椅子のキャスターが原因と思われます。
僕が使っている椅子はオカムラの「ビラージュ」というオフィスチェアです。
足はプラスチック製のキャスター。
キャスターに体重がかかった状態で何度も回転していると、そのうちフロアが劣化してしまったのでしょう。
実は引っ越した当初から、床が傷つくのではという心配はしていました。しかしすぐに目立った傷がつくことはなかったので一安心という感じでした、そのときは。
もっとひどくなる前に気づけたのだけはラッキーでした。
SALLOUSのチェアマットを購入
そういうわけでAmazonで良さそうなチェアマットを買ってみました。
今回購入したのはSALLOUSというメーカーの製品。
正直値段が同じくらいならどれも似たりよったりでしょうが、この製品は100cm×120cmと少し大きめだったのが決め手でした。他の製品はだいたい90cm×120cmです。
椅子のキャスター部分の幅がおよそ60cmなので、十分カバーできると判断しました。
届いたのがこちら。
付属の用紙。
住所が深セン市とあるので、中国のメーカーのようです。
用紙の裏面には使い方が書かれています。
エンボス加工されているザラザラした面を上に向けるようです。
初めは丸まった状態なので、重しを使って2時間かけて広げると書かれています。
丸みを伸ばす作業
丸くクセが付いたマットを広げていきます。
梱包を解いてすぐは丸いクセが強く、そのままでは使えないレベルです。
そこで箱など重しになるものを全体的に置いて、なるべく平らに伸ばしていきます。
この状態で2時間ほど放置。
2時間経った後の状態がこちら。
まだ全体がやや波打っているのと、丸みも完全には取れていません。
しかしチェアマットとして使う分には問題ないほどには平らになりました。
そこで、重しをもっと長い時間乗せたり、反対方向に丸めてみたりして、平らにできないか試してみました。
結果としては、1日やそこらでは完全な平らになることはありませんでした。
上に書いたように使用には問題ないので、このまま使っています。
使った感想
チェアマットとしての使い心地ですが、キズ防止の効果は十分そうです。
厚さが1.5mmあって作りも丈夫なので、これからは心置きなくキャスターを動かせます。もっと早く買っておけば…。
質感としては、小学生の時に買ってもらったデスクマット(机の上に敷くやつ)に近いです。
サイズは必要十分という感じでした。
面積は100cm×120cmで、ふだんのデスク作業であれば十分事足ります。
これ以上広い範囲を椅子で動き回りたいのであれば、もう床全体にカーペットなどを敷くしかないでしょう。
匂いは気にならないレベルです。
顔を近づけるとゴムっぽい匂いはしますが、足元で使うものなので全く問題にはなりません。
キャスターの滑りやすさは、元のクッションフロアと同じくらいでした。
表面はツルツルしているので、クイックルワイパーのような道具でホコリや髪の毛を掃除できます。
おわりに
以上、SALLOUSというメーカーのチェアマットのレビューでした。
おおむね期待通りの製品だったので買ってよかったと思います。感動するレベルのシロモノではありませんが、普通に使えます。
もっと簡単に平らになればなお良かったのですが、商品の性質上、多少の歪みは仕方ないのかなと。完璧な平面にならなくても特に不自由なく使えてはいます。
さらに長い期間使い続けたらまっすぐになるかもしれません。