12月になって北海道の寒さは一層厳しくなってきました。最高気温がマイナスの日も珍しくありません。
そこで暖房費節約のために、実家で持て余していた電気毛布をもらって使い始めました。
いざ使ってみるとこれがまた便利で、ひざ掛けや寝る前に布団を暖めるのに毎日役立っています。
この記事では僕が使っている電気毛布や活用法、使い心地について書こうと思います。
具体的な製品のレビューというよりは、2~3,000円の電気毛布のイメージをお伝えできれば幸いです。
山善 YMK-21という電気毛布
僕が実家からもらってきた電気毛布は、山善というメーカーの『YMK-21』という製品です。
この記事を書いているのは2020年12月ですが、この電気毛布はやや古いもので2014年製です。
なので今からこの製品を新しく買うという人はいないでしょうが、「山善の電気毛布ってこんな感じ」という参考になればと思います。
この電気毛布は僕が買ったわけではないので値段は分かりませんが、現在の相場から推測すると2,000~3,000円くらいでしょう。
一応まだAmazonでも取り扱いがありました↓
ただ今からであれば最新のモデルを買った方がいいと思います。記事投稿の時点ではこちらが最新↓
コントローラー
電気毛布は毛布部分に電線が入っていて、そこに電流が流れることでほんのり温かくなる仕組みです。
電力の調整は下のようなコントローラーで行います。
プラスチックでチープな印象を受けますが、使う分には問題ありません。
耐久性は高くはなさそうなので、なるべく衝撃を与えないように使っています。
コントローラーと毛布はケーブルで繋がっていますが、これは取り外し可能。
おそらくどの電気毛布もそうでしょうが、ケーブルを取り外して毛布部分を洗うこともできます。
僕が使い始める前に、実家でも少なくとも一度は洗ったことがあるようです。使用感はかなりあったものの、匂いや汚れはありませんでした。
汚れたら捨てるしかない…というのはもったいないので、洗えるのは長く使う上で必須の機能といえるでしょう。上手く出来ています。
毛布本体
毛布本体がこちら。中には電線が張り巡らされているのですが、触ってみないと分かりません。
この電気毛布は非常に役立つアイテムだとは思うのですが、一つ欠点を挙げるなら毛布本体のクオリティが非常に低いです。
具体的には、表面がゴワゴワしていて毛玉がよく出来ます。
ただもともとが安い製品なので、温まる仕組み加えて毛布としての質感まで求めるのは無理があるだろうとも思います。
柄の入った表面はそこまで毛玉は目立ちません。
こちらが裏面。柄がないこともあって毛玉が目立ちます。
僕はニトリで買った3,000円の毛布を使っているのですが、それと比べると質感は雲泥の差です。
やはり電気で温まる機能がメインなので、3,000円程度の電気毛布には毛布としてのクオリティはあまり期待しない方がいいと思います。
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冬場の活用法
ひざ掛け
僕は主にデスク作業時のひざ掛けとして電気毛布を使っています。
気温がマイナスの時に室温を18~20度に設定しても、電気毛布を膝にかけているだけで割とふつうに過ごせています。
電力も「強」まで上げる必要はなく、「中」くらいでも十分暖かいです。
デメリットとしては、立ち上がるたびにいちいち毛布を外して、戻ってきたらまたかけて…というのが面倒。これは仕方がありません。
寝る前の布団を温める
冬だと寝る前に布団に入ったときにも寒さを感じます。
そこで電気毛布をあらかじめ布団の中に入れておくと、ある程度温まった状態で横になれるので寒くありません。
これがまた気持ちのいいもので、別になくても寝られはしますが、初めて使ったときはもっと早く使っていたかったと思いました。
僕が使っている製品は「掛け」「敷き」両方に使えるとなっていますが、僕は掛け布団として使っています。
僕は眠りにつく前には電気毛布の電源をOFFにしています。あくまで布団を一時的に温めるのが目的。
これは、(まずないと思いますが)火災防止のためと、寝ている間はできるだけ自然な体温調整をするためです。
暖房費の節約に効果的
電気毛布は便利なだけでなく、電気代の安さが最大のメリットだと思います。
僕が使っている山善 YMK-21であれば、温度を「強」にして使った場合の1時間あたりの電気代は0.83円です。
(Amazonの商品ページ概要欄より)
多めに見積もって1時間あたり1円としても、1日つけっぱなしでも24円にしかなりません。
必要に応じて使うくらいならほぼ気にしなくていいレベルだと思います。
僕は温度を「中」くらいに設定して、主にひざ掛けとして使っています。
そこで、契約しているlooopでんきの使用量グラフで電気毛布の影響を確認してみました。
しかし電気毛布ををよく使った日の電力を見ても、違いが分かるほどに電気代は増えていません。
これは以前も書いたのですが、僕の生活スタイルだとPCをどれだけ使うかが電気代を大きく左右します。
それ以外の洗濯機、炊飯器、電気毛布などは、実はPCに比べると誤差程度でしかなく、記録していないとその日使ったのかどうかすら分からないレベルです。
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北海道の冬は火力の高いストーブが必須であり、その分暖房費がかかることになります。
僕の部屋は都市ガス暖房ですが、冬のガス代は秋までと比べて3,000円以上高くなります。暖房を使わない月は1,500円以下、暖房を毎日使うと4,500円くらいです。
(これでもかなり安く済んでいる方だとは思いますが)
暖房費はケチるものでもありませんが、電気毛布などを活用すれば多少は節約できます。
ただし電気毛布を買うのにもお金がかかるわけですから、節約という点で元を取るには数年はかかるかもしれません。
おわりに
以上、山善の電気毛布に使ってみて、その使い心地や活用法について書きました。
ストーブをガンガン使うよりも暖房費を抑えられるので、節約生活にはピッタリのアイテムだと思います。
僕の生活スタイルでは、もっと早く使っておけばよかったと思いました。