S&Bのレトルトカレー『ディナーカレー』(中辛)の実食レポートです。
値段は200円代であり、レトルトカレーとしては標準的な位置づけの商品。マッシュルームがゴロっと入っているのが特徴です。
こちらがディナーカレー(中辛)のパッケージ。
箱の厚みはおよそ1.5cm。200円台のレトルトカレーとしては標準的です。
中身のパックがこちら。
このパックには蒸気口がないため、レンジで温めるときは耐熱皿に移す必要があります。
200円以上の商品はパックのまま温められるものが多い印象ですが、ディナーカレーは違います。個人的にはいつもお湯で温めるため、こういったシンプルな仕様で構いません。
お湯で温めて皿に盛り付けました。量は十分です。
ルーの味については、標準的なカレーとはベクトルが違うように思います。
フォン・ド・ヴォー仕立てであるためか、苦味と甘味が混じった独特な風味です。レトルト感はそれほど感じませんでした。
個人的には標準的な風味のカレーの方が好みですが、これはこれで普通に美味しいです。
今回は「中辛」を食べましたが、一般的な中辛と比べて味はマイルドであり、そこまで辛味はありませんでした。
『ディナーカレー』の特徴はリブロースとマッシュルームが入っていること。
こちらがマッシュルーム↓
1個が丸ごとゴロッと入っています。プリプリと程よい弾力があり、これはレトルトではなかなか味わえない感触です。
リブロース↓
量は決して多いとはいえませんが、肉も楽しめます。柔らかくて普通に美味しいです。
反対に、普通のレトルトカレーに入っているような人参やじゃがいもは、塊としては入っていません。
総評としては、クオリティの面では200円代という価格相応のレトルトカレーだと思います。特にマッシュルームの食感は秀逸でした。
ただ前述のとおり一般的なカレーとは風味が違うため、ここで好みが分かれるかもしれません。
個人的にはやはり普通の風味の方が好みであり、同じくらいの値段であれば同社S&Bの『カレー曜日』を選びます。
人によって好みは違いますから、気になる方は一度食べ比べてみるといいでしょう。