ドラゴンクエスト5 DSリメイク版を遊んだ感想【シリーズ随一の傑作】

ドラゴンクエスト5を久しぶりに遊んだので感想を書きます。

以前もPS2版、DS版でクリアしたことがあったのですが、一度すべて手放してしまったので、今回新しくNew Nintendo 2DS LLとソフトを購入しました。2DS LLは画面が大きくて遊びやすいです。

これまでドラクエのナンバリングタイトルは4,5,7,8,9をプレイしています。どれを最高傑作と呼ぶかは難しいところですが、5は間違いなく候補に入る名作と言っていいでしょう。久しぶりに国産RPGをプレイしましたが、時間が経つのも忘れて遊んでしまいました。

ストーリー上のネタバレが若干含まれます。ご注意ください。

モンスターを仲間にできるシステム

ドラクエシリーズの中でも5の最大の特徴は、モンスターを仲間にして、人間と同じようにパーティーに加えられるところだと思います。
(僕はやっていませんが、リメイク前のDQ6にも同じようなシステムがあると聞きます)

モンスターにも同じように武器や防具を装備させることができ、レベルアップすれば新たな特技や呪文を覚えます。
(この点はモンスター育成系のゲームを彷彿とさせます)

このシステムの何が面白いかというと、プレイに多様性が生まれることです。

パーティーが固定されていない分、プレイヤーが自分の好きな人間キャラクターやモンスターを選べます。

倒したモンスターが仲間になる確率はそれぞれ異なるのですが、低確率のモンスターはクリアに必須ではありません。ここは親切設計だと思います。

やってみると分かるのですが、スライムナイトやゴーレムは簡単に仲間になるにも関わらず、クリア後の隠しダンジョンまで連れていけるほど優秀です。

また、序盤であればエビルアップル、ドラゴンキッズが主戦力になったり、中盤ではオークキングやキメラが回復要員としても活躍します。

さらに主人公と息子という必ず仲間になる人間キャラが優秀であるため、「強いモンスターが仲間にならないから先に進めない」といった、モンスター仲間システムに起因する手詰まりはありえません。

強いて一つ欠点を挙げるとすれば、仲間になるモンスターによって強弱の差がありすぎるのは事実です。

どういうことかというと、前述のような「仲間になりやすくて強いモンスター」がいる一方、あえて使う理由がない弱いモンスターが多くいます。

不遇なモンスターたちはどう考えてもパーティーの最適解にはなり得ません。縛りプレイでもしない限り使う機会がないのが実際のところです。

バランスを大きく調整し直さないと無理ですが、こういう死にモンスターにも活躍の機会があれば、さらに多様なプレイができて面白いと思います。

親子三代に渡る重厚なストーリー

ストーリーの面についてもDQ5は非常によく練られていると思います。

親子三代が出てきて、なおかつストーリーが20数年くらいの長い期間にまたがるのも特徴的でした。

また、その筋書きは冷静に考えると背筋が凍るもので、主人公は幼少期から(10年くらい?)奴隷として酷使され、その後結婚して子供ができたかと思ったら、今度はまた10年くらい石にされます。

このとおりなかなか強烈なストーリーなのですが、途中で特に納得の行かないような展開はなく、違和感なくプレイできました。

欲を言えば、もう少しボリュームがあってもよかったかなと思います。

ただ、原作がSFCのソフトだったことを考えると、長くしようとしてもこれくらいが限界だったのかもしれません。

 

ちなみに、裏ボスを倒した時点のプレイ時間は21時間くらいでした。

道中のレベル上げと金策を多少やりましたが、レアモンスター集めはほとんどやっていません。

『Civilizationシリーズ』や『GrimDawn』など何百時間もやりこんだPCゲームと比べると短いですが、ゲームの性質が違うので比べるものでもないでしょう。

終盤に出てくる強力なレアモンスターを仲間にしたり、裏ボスの最短ターン数撃破を狙うようなやりこみをするのであれば、もっと長く遊べます。
(僕はそこまではやりませんでしたが)

国産RPGの古典としておすすめ

総評として、DQ5は紛うことなく、古き良き国産RPGの名作です。

今回数年ぶりにプレイしたのが2021年のことですが、その楽しさは今でも色褪せてはいませんでした。

ゲームの流行は時とともに変わるものですが、コツコツレベルを上げて装備を整えるクラシックなRPGが好きな方なら今からでもぜひやってみてください。

DS用の廉価版は2,500円くらいで新品が買えます。

ただハードであるNintendo DSシリーズは既に生産終了してしまっています。(2021年前半時点では、新品中古ともに十分出回っていますが)

New Nintendo 2DS LL

こういった名作は新しいハードでいつでもプレイできるようにリメイクされることを願います。

個人的には、DQ11SのようにSteam(PCのゲーム配信プラットフォーム)でできるのがありがたいです。