今の賃貸住宅に住み始めて11ヶ月になります。
キッチン上の換気扇をずっとノータッチでいたため、そろそろ汚れが目立ってきました。
本格的に汚れると掃除が大変なのと、部屋を出るときに余計に清掃料を取られるのも嫌です。
そこでキッチン換気扇のシートをDAISOで購入し、実際に使ってみました。この記事はそのときの様子をまとめたものです。
DAISOのレンジフードフィルター
今回購入したのはDAISOの『レンジフードフィルター』という製品です。値段は税込み110円。
これ以外にもDAISO製の似たような商品がたくさんありましたが、磁石が付属していること、枚数が多いことからこれを選びました。
僕の部屋のキッチン換気扇は『浅型』と呼ばれるタイプで、広さは30cm四方を覆えれば十分です。カバーは金属なので磁石が使えます。
今回買ったフィルターは浅型・深型のどちらにも使え、46cm×60cmの大きさがあるので使える商品だと判断しました。というか一般的な家庭用であればたぶんこれでいいと思います。
こちらが購入したレンジフードフィルター。
使い方は裏面に書いてあります。
内容物は以下の3点。
- フィルター×3枚
- 面ファスナー×2ヶ所分
- 磁石×4個
シートのサイズは46cm×60cmです。100円+税でシートが3枚も入っているのはなかなかコスパがいいと思いました。
面ファスナーというのはマジックテープのことです。
線に沿ってちぎると2つに分かれます。
これはマジックテープの片方でしかなく、シートの凹凸(ふわふわ)がこれに引っかかることで固定されます。
面ファスナーの反対側はテープになっていて貼り付けられます。
磁石は4つ。磁力は十分強いのが少し触っただけで分かります。
基本的には磁石の力で固定することになるため、磁石がつかないタイプの換気扇には使えません。
この点はあらかじめ確認して方がいいでしょう。
取り付けるキッチン換気扇
シートを取り付ける予定のキッチン換気扇がこちら。
1Rの部屋の小さいキッチン用なので、換気扇も小さいです。
カバーの穴が開いている範囲は25cm×25cm。なのでシートは30cm×30cmもあれば十分です。
11ヶ月シートなしで使ってきたため油汚れがついています。シートを取り付ける前に、まずはこれを掃除します。
汚れはそこまで頑固ではなかったので、濡らしたティッシュで拭いたらキレイになりました。シート取り付け前に乾燥させます。
換気扇シートの取り付け
前述のとおり、シートは30cm四方もあれば十分なのでこの大きさに切ります。
元のサイズが46cm×60cmなので、1枚からこの大きさのシートを2枚作れます。
さらに、1つの商品にシートが3枚入っているので、この換気扇なら6枚分使えるということになります。
1枚でどれだけの期間使えるかはまだ不明ですが、110円でこれだけの枚数になるならかなりコスパはいいと思います。
肝心の取り付けなのですが、面ファスナーはあえて使わずに、4つの磁石だけで固定することにしました。
その様子がこちらです。
なぜこうしたかというと、面ファスナーを剥がすときに粘着面が残るのが嫌だったからです。
というのも、かつて断熱のために窓ガラスにマスキングテープを使ってプチプチを貼り付けたところ、うまく剥がれずに大変な思いをしたことがありました。
【参考】窓にプチプチを貼ったらテープが剥がれなくなったときの対処法
マスキングテープは本来きれいに剥がせるように作られているはずですが、経年劣化や温度差の影響を受けるとその限りではないようです。そういうこともあると実体験から学びました。
これ以降、賃貸住宅の部屋のどこにもシールやテープの類は貼らないことにしています。
面ファスナーの粘着力はかなり強いため、数年後などに剥がすとほぼ間違いなく跡が残ると思われます。
小さいものなので多少跡になってもバレないと思いますし、ファスナーを使わない分固定が甘くはなりますが、上記の経験から使わないことにしました。
そういうわけで4つの磁石だけでシートを貼り付けているのですが、これでも十分固定されているように感じます。
触って確かめたところ、ちょっとやそっとじゃシートは動きません。
シート自体とても軽いものですし、そもそも空気は吸い込まれていくように流れていきます。高い場所にあるので何かが引っかかってしまうことはまずありません。
あくまで自己責任ですが僕はこれでやっていきます。
換気扇本体をどれだけ汚さずにいられるかはまだ未検証ですが、少なくとも取り付けの段階ではとても満足のいく商品でした。
特にこだわりがなければ、換気扇シートは100円ショップのものでも十分だと思います。