文庫本やB5ノートの整理のためにブックスタンド(ブックエンド)があればいいと思うようになりました。
Amazonで買ったブックエンドがとても良い製品だったので紹介します。
カール事務器 LB-55-E
今回購入したのはカール(CARL)事務器というブランドの『LB-55-E』というブックエンドです。
2021年1月時点Amazonでベストセラーになっており、レビューも非常に好評だったので買ってみました。
カール事務器は日本の文房具メーカーです。
この製品には「ダークグレー」「ブルー」「ライトグレー」の3色があったのですが、今回は無難に使えそうなダークグレーを選択。
僕が購入したときは値段は1組2枚で504円でした。
正直ブックエンドなんて100円ショップでも買えます。しかし僕が以前買ったものはゴム足がすぐ取れたり安定性が悪かったりして、あまり満足して使えてはいませんでした。安かろう悪かろうです。
今回はどうせ長く使うならと思ってちゃんとしたものを買うことにしました。
ブックエンドの外観
Amazonで買ったところ、下のような状態で届きました。マウスは大きさの参考のために置いています
サイズは146×149×200mm。底面がほぼ正方形です。
ブックエンドは2枚1組で重なっているのですが、傷がつかないように紙が緩衝材として挟んでありました。細かいところに配慮が見られます。
帯がこちら。ここに書かれている裏ゴムやL字型のメリットについては、これから紹介していきます。
このブックエンドは金属製で、ずっしりと重みがあります。実測で1枚482g。500mlのペットボトルとほぼ一緒です。2枚だとほぼ1kg。
このブックエンドの長所であるバツグンの安定性は、この重さによるところが大きいです。
表面はマットな質感になっていて、値段以上に高級感があります。
また、縁や角がなめらかに処理されており、触っても引っかかりが全くありません。
こういった丁寧な作りは100円ショップの製品とは一線を画するポイントで、とても気に入りました。
欠点として表面触ると指の油がごく僅かに残りますが、じっと注目しないと分からないレベルです。
底面にはゴム足が4つ付いています。
ゴム自体もしっかりしたもので、ブックエンド本体にしっかり接着されています。
このゴム足も安定性に貢献していて、平面上で本を収納した状態ではほとんど滑りません。
また、ブックエンド本体は堅牢な金属製ですが、ゴム足が付いていることで机が傷つかないようになっています。
ところで、ゴム足を傷めないためにも、ブックエンドを無理やり滑らせるような使い方はしない方がいいでしょう。
本を収納した様子
1組2枚のブックエンドを実際に使ってみた様子を紹介します。
下の写真では新書や文庫本、B5ノートの合計7冊を収納してみました。
この場合は冊数が少ないので、2枚のブックエンドの底面は重ねています。
安定感は文句なし。前後左右に揺れることも滑ることもありません。
これは既に書いたようにブックエンド自体の重みとゴム足によるものです。また、本を置くことでそれ自体が重みになり、さらに安定性が増しています。
このブックエンドは「L字型」であるため、机の端ギリギリのスペースまで使えているのが写真で分かるでしょう。L字型だとこういった省スペースな使い方ができるのがメリットです。
写真だと分かりづらいでしょうが、ダークグレーの落ち着いた色は景観を損ねません。この色にして正解でした。
今度は文庫本をさらに4冊追加してみました。
底面の重なりは小さくなりましたが、相変わらずバツグンの安定感を実現しています。
このように、置く本の幅によってブックエンド間の距離を買えても問題なく使えました。
ゴム足を活用することを考えると、このブックエンドは基本的には机やふつうの本棚で使うものです。
一方、メタルラックのように平面でない場所でも十分使えました。
メタルラックで使う場合、ゴム足の接地面積がかなり小さくなるので、ふつうに机で使う場合に比べて滑りにくさは劣ります。
それでもゴム足と網目の位置を合わせれば、実用的なレベルには安定して滑りにくくはなりました。推奨まではしませんが、こういった使い方もアリといえばアリです。
おわりに
以上、カール事務器のブックエンドを使ってみた感想レビューでした。
そもそもシンプルな製品なので大きな感動というのもないのですが、500円でこれだけしっかりした品質なので買ってみて正解でした。
今回は初回購入だったのでお試して1組だけでしたが、本やノートが増えてきたらさらに買い増しようと思います。