僕が住んでいる賃貸住宅の水道代は月2,500円で固定です。
家賃や管理費とまとめて銀行口座から引き落とされます。
この水道代固定という条件のもとで4ヶ月暮らして、そのメリットとデメリットが分かってきました。
精神的にラク
まずメリットから書くと、節約意識を持たずに済むので精神的にラクです。
どれだけ使っても月2,500円を超えることはないわけですから、支払いを気にせずじゃぶじゃぶ使います。
他の電気代やガス代は従量課金(使った分だけ支払い)なので、やはり「いま光熱費がかかっている」ということを意識します。するとどうしても、ちょっとではありますが心の負担になるわけです。
それがないのが一番のメリット。
浄水器を使うことで水が飲み放題
僕は家にいるときは水道水を飲んでいます。
そのまま飲むとやや苦味があって美味しくないので、家庭用の小型浄水器を使用。これがなかなか便利で、水道水特有の臭みや苦味を除去してくれます。
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水道代が固定なためどれだけでも飲み放題です。
(ただし浄水器のカートリッジ交換費用はかかります)
ペットボトルの水を買うよりも安く済みますし、容器の処分にも手間がかかりません。
水道代が固定ならこういった飲用水の確保ができるので、これもメリットだと思います。
2,500円は割高
このようにメリットは確かにあるのですが、僕の部屋の固定費である2,500円は割高な気がします。
ネットでざっくりと調べた限りだと、一人暮らしの水道代は月2,000円くらいだそうです。
となると、固定よりも普通に従量課金で払ったほうが安くなるのでは、と思います。
(この部屋では一人で住んだことがないので実際には不明)
僕は基本的にシャワーで済ませる人間なので、人よりも水道代がかかっていない可能性もあります。ただトイレに行く回数が多いので、トータルではトントンかも?
節約のしようがない
上に書いた「精神的にラク」は裏を返せば、水道代が固定だと節約のしようがないというデメリットもあります。
なるべくシャワーで済ませたり、洗濯機の使用回数を減らしたりすれば水道使用量は節約できます。そういった工夫で水道代を減らしていくことはできるのです、固定でなければ。
実際、電気代やガス代はそれぞれ工夫することでかなり節約できています。
電気代はPCを無駄に使わないことで月2,000円程度。ガスは都市ガスなので、シャワーで済ませれば夏場は1,500円程度。安いです。
電気代はPCの使い方で大きく変わる。特にグラボを使うゲーム。
水道代固定ではそういった改善の余地がありません。
まとめ:固定費の金額と生活スタイルによる
水道代固定にはメリットもデメリットもあります。
それらを総合すると、結局は固定費の金額と生活スタイルによってお得かどうかが決まってきます。
そもそも水道をあまり使わないのであれば、従量課金で少ない支払いの方が得。一方、じゃぶじゃぶ使いまくるのであれば固定でも割に合うこともあり得ます。
これはもうケースバイケースです。
僕の場合はというと、残念ながら損をしている側面の方が大きいかなと思います。
特に夏場はシャワーで済ませますし、一人暮らしなのでそんなに洗濯もしません。この生活スタイルならたぶん2,500円分も水道は使っていないはず。
あくまで予想ですが従量課金なら平均的な2,000円程度で収まると思います。
ただ、水道代が固定かどうかは選びようがないのが実際のところです。
というのも、部屋選びではアクセスや鉄筋コンクリート、家賃など他にもっと重視すべきポイントがあります。
水道代の支払い方法は、「結果的にそういう物件に住むことになった」という形で決まることがほとんどでしょう。
僕自身も上に挙げた3つの条件で絞り込んで決めたため、水道代が固定かどうかなんてこだわりようがありませんでした。