シャワーの先端についているシャワーヘッドは、基本的に好きなものに交換できるようになっています。
シャワーヘッドを交換するメリットは下記。
- 同じ水量でも勢いが増して、使っていて気持ちいい
- シャンプーの泡が早く落ちる
- 使う水の量が減り、水道代が節約になる
交換の流れ
以下は、僕が住んでいる賃貸住宅でシャワーヘッドを交換した様子です。
もとのシャワーヘッド
こちらがもともと付いていたシャワーヘッドです。
シャワーヘッドは反時計回りに回すと簡単に取り外せます。
この部屋は築30年です。このシャワーヘッドが最初から使われていたかは不明ですが、かなり年季が入っています。
ふつうに使う分には大きな問題はないのですが、水垢や黒ずみが目立ます。
「KVK」というメーカーの製品です。
新しいシャワーヘッド
こちらが新しく購入したシャワーヘッドです。
新品なので汚れは一切なく、メタルボディーからは清潔な印象を受けます。
交換用のシャワーヘッドはピンキリですが、この製品は3,000円くらいしました。
そのままではネジ穴が合いませんでしたが、付属のアダプターを挟めば正しく取り付けできました。「K」は先ほどの「KVK」に対応するという意味だと思われます。
シャワーヘッドを交換するときは、つなぎ目の部分をよく掃除するのをおすすめします。
今僕が住んでいる部屋は古いだけあって、シャワーヘッドのつなぎ目もけっこう汚れていました。
水の勢いの比較
2つのシャワーヘッドで同じ水量を出し、勢いを比較した様子が下記。
新しいシャワーヘッド↓
古いシャワーヘッド↓
写真だと触感までは伝わりませんが、新しいシャワーヘッドの方が水の1本1本が細く水圧があります。比べてみると古いシャワーヘッドの方がドボドボと流れ出している感じです。
水の細さや圧力には好みがあると思いますが、個人的には交換した後の方が気持ちよく感じました。
わずかですがシャンプーの落ちも早くなったと思います。
シャワーヘッド交換のメリット
シャワーヘッドを取り替えるメリットについては冒頭でも書きましたが、交換の様子を踏まえた上でもう一度まとめたいと思います。
水道代の節約になる
シャワーの水圧が上がれば、その分シャンプーをする時間が短くなります。すると水道代だけでなく、お湯を沸かすガスや電気代も節約可能。
前述のとおり、シャワーの勢いがいい方が確かにシャンプーの落ちは早くなりました。
そして水圧が強い方が「シャワーを浴びている」という感じも強くなり、単純に気持ちいです。
シャワーヘッドは数千円はするので、交換しようと思えば多少のお金はかかります。
しかしそれは初期投資。毎日毎日水道代を節約していけば、いつかはその費用を回収できます。
家でシャワーを使わないという場合を除けば、早めにやっておきたい節約術の1つです。
これは部屋の照明をLED化するのと全く同じ理屈です。LEDは蛍光灯など従来の照明に比べて高価ですが、電気代は安くて済みます。
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ちなみに僕が今住んでいる部屋は水道代が2,500円で固定なので、水道代節約のメリットは実はありません。
それでも毎日使うシャワーの出が良くなっただけでも交換して正解でした。純粋にシャワーの気持ちよさだけが目的でも交換する価値はあると思います。
清潔なシャワーヘッドを使える
古めの賃貸住宅だと、シャワーヘッドを清潔なものに交換できるだけでもメリットです。
先ほども掲載したとおり、僕の部屋に最初から付いていたシャワーヘッドはかなり年季が入っていました。
シャワーはほぼ毎日使うものですし、顔を含む体全体に触れるものです。なるべく清潔なものを使いたいですよね。
都合の良いことに、シャワーヘッドというものは基本的に取り外し・交換が可能。国内用であればつなぎ目の規格も限られています。
部屋がどれだけ古くても、シャワーヘッドだけは最新にできます。
おわりに
以上、僕がシャワーヘッドを交換したときの様子や、実際に感じたメリットについて書きました。
照明のLED化と並んで、シャワーヘッドの交換もやって損はない生活術だと思います。
(もとのシャワーヘッドに何の不満もないなら話は別ですが)
注意点として、賃貸住宅だと部屋を出ていくときに元通りにする義務があります。
なので最初から付いていたシャワーヘッドは大事に取っておく必要があります。引っ越すときは元のシャワーヘッドに戻して、自分で用意した方は新居に持っていけばOK。
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