ハウスのレトルトカレー『ジャワカレー 中辛』の実食レポートです。
よく聞く商品名ですが、意識して食べたのは最近が初めてでした。
レトルトカレーの値段もピンキリですが、ジャワカレーは1個あたり大体250円。安くもなく高くもない、いわば標準的な価格帯です。
このクラスのレトルトカレーは、100円くらいの商品と比べて箱が厚めです。
写真は取り忘れたのですが、およそ2.0cmくらいの厚みがあり、中身の具が大きいのが分かります。
箱を台としてパックのまま電子レンジでも調理可。
ただ料理全般に言えることですが、電子レンジよりもお湯で温めた方が美味しくなる気がします。これはモノを温めるのに電磁気の力を使うか、純粋に外部から熱で温めるかの違いによるものです。
お湯で温める場合、中身のパックをそのまま鍋に入れます。
お湯で温めて盛り付けました。
まず良い点から書くと、パッケージからも分かるとおり具が大きいです。
牛肉はそれなりですが、人参とじゃがいもの大きさについては、この価格帯のレトルトカレーの中でも特に大きい方だと思います。事前にしっかり加工されているため、とろけるように柔らかいです。
実際に食べてみても、レトルトにも関わらず野菜のボリュームについては大変満足でした。
一方、肝心のルーの味については「レトルト感」が抜けきっておらず、250円くらいの商品としては今ひとつである、というのが正直なところです。
純粋にルーのクオリティだけで言えば、100円ちょうどくらいの「カリー屋カレー」と大して変わりません。
具の大きさについては評価できるものの、味だけで考えればコスパは良くないと思います。
トータルでの満足度を求めるなら、ほぼ同価格の「S&B カレー曜日」の方がおすすめ。
カレー曜日は家で作ったカレーに近い風味を実現しており、レトルトという感じがあまりしません。100円クラスの商品に比べて具も一回り大きいです。
総評としては、似たような内容・価格のレトルトカレーが乱立する中で、あえて『ジャワカレー』を選ぶ理由が見当たらないのが現状だと思います。
