【おしらせ】「ギター」カテゴリの記事は別サイトへ引っ越しました。(クリックで飛びます)

【カナル型とインナーイヤー型のイヤホンの違い】メリットとデメリットのまとめ

カナル型とインナーイヤー型

 

今回は、イヤホンの形状であるカナル型とインナーイヤー型の違いについて。

これは物理的な構造の違いで、イヤホンの使用感に大きく影響します。

この記事では、両者のメリット・デメリットを私の経験からまとめました。

カナル型とインナーイヤー型の特徴を知りたい方はぜひご覧ください。

メリット・デメリット

メリットとデメリットを総合した結論から言ってしまうと、

  • じっくり音楽を聴きたいときにはカナル型
  • 快適に音楽を聞きたいときはインナーイヤー型

というふうに使い分けるのがおすすめです。

 

両者の特徴をまとめると次のようになります。

<カナル型>

  • メリット :耳が密閉されるので、音楽の世界にどっぷり浸れる
  • デメリット:その分、耳の異物感が大きい

 

<インナーイヤー型>

  • 耳にかけるだけなので快適
  • その分、没入感は低い

 

カナル型の特徴まとめ

カナル型のイヤホンは、耳にピッタリくっつくように作られています。

具体的な例としてはこちら↓
ZERO AUDIOのZB-03というイヤホンです。

カナル型のイヤホンの例

 

カナル型のメリット

まずはメリットを詳しくピックアップすると、大きく分けて次の3つ。

  1. 細かい音までしっかり聞こえる
  2. 外部の音をシャットアウトできる(遮音性が高い)
  3. 音漏れもしづらい

 

カナル型はプニプニしたイヤーピースが耳にピタッとくっつきます。耳の穴と外部をほぼ切り離せるので、音楽の聞き取りやすさはインナーイヤー型よりも圧倒的に上です。

これはイヤホンから出てくる音がダイレクトに耳に届くのと同時に、外部からの音をシャットアウト出来るからです。

音をシャットアウトする性質を遮音性(しゃおんせい)と言います。

要は、音が出る耳栓という感じ。

なので音楽の世界にどっぷり浸りたい場合はカナル型の圧勝ですね。

 

また、遮音性が高いということはイヤホンから出てくる音が外部に漏れづらいことも意味します。

電車の中のような音漏れしてはいけない場所だとカナル型の方がこの点で便利です。

たまにカナル型でも盛大に音漏れしている人がいますが、あれは音量が大きくて耳に悪いと思います。

 

カナル型のデメリット

次に、デメリットを挙げると次の2つが大きいです。

  1. 耳にねじ込むので、異物感がある
  2. 高い遮音性がデメリットになることもある

 

カナル型は耳を密閉するために、耳にねじ込むように装着します。なのでどうしても異物感は出てしまいます。

これはメリットとして挙げた音楽への没入感のために犠牲になる部分ですね。

異物感があるということはつまり、どうしても聞き疲れが起きやすく感じます。

また、高い遮音性があだになるシチュエーションもなくはないです。

周りの音に注意したいときに、カナル型のイヤホンを付けていたので聞こえなかった…ということはあります。

不意に人に話しかけられても分からなかったとか、そういうことですね。

 

製品によって遮音性やつけ心地は変わる

ここまでカナル型イヤホンの特徴をまとめてきました。

この特徴は一般に当てはまることなのですが、製品によって程度はもちろん違います。

つまり、カナル型の中でも異物感が少なかったり、遮音性が特に高いものがあります。

 

例えば私が愛用しているWestone W40というイヤホン。

westone w40

これは耳の上側に通してつけるのがちょっと面倒くさいのですが、耳へのフィット感が良くて異物感が少ないです。

westone w40 箱Westone W40 レビュー【限りなく自然なバランスのハイエンドイヤホン】

 

イヤホンそのものではなく、イヤーピース(プニプニしたやつ)を交換するとつけ心地や遮音性が変わることもあります。

有名なのはコンプライのイヤーピース。

よくあるシリコンではなくウレタンフォームを使っているのでフィット感を上げつつも、違和感は小さくなるという優れものです。

イヤホンによって使えるタイプが異なるので注意が必要なのですが、「カナル型をつけると耳が痛くなる」という方にはおすすめですよ。

ちなみに、上でご紹介したW40の写真でもコンプライを装着してます。

コンプライ アジアンフィットTS-100 レビュー【音のリアリティ&遮音性アップ】

 

異物感については、有線タイプよりもワイヤレスのほうが大きく感じることが多いです。

なぜなら、ワイヤレスだと通信に必要な機能がある分、イヤホンが大きくなってしまうからです。

下の写真を見ても明らかですね。この2つだと体積が3倍くらい違います。

有線と無線のイヤホンの比較

 

インナーイヤー型の特徴まとめ

ここまでカナル型の特徴についてご紹介しました。次はインナーイヤー型に移ります。

上にも書いた通り、カナル型とインナーイヤー型のメリット・デメリットはほとんど正反対と考えてOKです。

インナーイヤー型といえば、AppleのワイヤレスイヤホンAirPodsが有名ですね↓

インナーイヤー型のイヤホンAirPods

【AirPods(2019) レビュー】ワイヤレスインナーイヤーならこれで決まり。

 

インナーイヤー型のメリット

インナーイヤー型の最大のメリットは、快適であること。これに尽きると思います。

カナル型は耳にねじ込むのに対して、インナーイヤー型はほとんど耳の穴に引っ掛けるだけです。

なので異物感も少なく、長時間使っていても疲れにくいというメリットがあります。

 

インナーイヤー型のイヤホンは耳を密閉しないので、カナル型に比べて遮音性はありません。

状況によってはこれがメリットにもなります。

要は上に書いたことと逆で、音楽を聞きつつ周りの音にも注意を払いたい場合に向きます。

 

これらのメリットを総合するとインナーイヤー型は、音楽をBGM的に流しつつ、快適にリスニングしたい状況に最適です。

耳に小さいスピーカーを付けているイメージが近いと思います。

 

インナーイヤー型のデメリット

一方、インナーイヤー型ではカナル型で得られたメリットがありません。

遮音性が低く、それを原因とするデメリットがいくつかあります。

 

耳を密閉しないのは快適ではあるのですが、その分音楽への没入感が低いです。これが最大のデメリットだと思います。

外部からの音がガンガン入ってくるので、細かい音が聞きづらくなります。

なのでインナーイヤー型では上に書いたように、音楽をBGM的に流す、という程度のリスニングになってしまいます。じっくり音楽を聴き込む、というシチュエーションには全くもって不向きです。

これを逆方向から見ると、音漏れもしやすいです。耳を密閉していないので当然ですね。

 

つまり、没入感と快適さのトレードオフ

以上のことをまとめると、冒頭にも書いた通り、

  • 音楽をじっくり聴きたいときにはカナル型
  • 快適に音楽を聞きたいときはインナーイヤー型

というふうに使い分けるのがおすすめです。

 

カナル型とインナーイヤー型かで、イヤホンの使い心地は全然違います。

私自身、いくつかイヤホンを持っていて上のように使い分けています。

皆さまのイヤホン選びの参考になれば幸いです。