この記事では、ワイヤレスイヤホン「Apple AirPods」をリセットする方法を解説します。
結論から書くと、
「ライトが白→オレンジ→白と変わるまで15秒くらい背面ボタンを押し続ける」
でOKです。
以下では、次の2点について掘り下げていきます。
- AirPodsのリセット手順(写真付きで解説)
- リセットするとどうなるのか
検証機:Apple AirPods with Chargin Case(2019年モデル)
リセットする方法
最初に書いた通りやること自体は簡単で、AirPodsをリセットするには15秒くらい長押しすればOKです。
リセットの作業中は、充電ケースのLEDの色に注目します。
このLEDは基本的にAirPods本体と充電ケースの電池残量を示すものですが、ペアリングやリセットにも使われます。
手順1.背面ボタンを長押し
まずはAirPods本体(イヤホン)を充電ケースに入れます。
その状態でフタを開き、背面ボタンを押し続けてください。
ボタンは下の写真に示したあたりにあります。
手順2.LEDが白→オレンジ→白に変わるまで押し続ける
背面のボタンを押し続けると、LEDは最初白色に点滅します。
これはAirPodsがペアリングモードになっていることを示しています。
そのまま10秒くらいボタンを押し続けると、色がオレンジ(橙)色になって3回くらい点滅します。
これがリセットモードになったサインです。
その後、LEDはまた白色に戻ります。
ここまでの所要時間はおよそ15秒くらい。これでリセット作業が完了です。
リセットするとどうなるのか
以上、AirPodsのリセット手順をまとめました。
次に、このようにしてリセットすると何がどうなるのかを解説します。
結論としてはリセットすると以下の変化があります。
- 全てのペアリングが解除される
- 全ての設定がデフォルトに戻る
ペアリングが解除される
リセット前にペアリングしていたデバイスには、リセット後は別なAirPodsとして扱われます。
つまり、デバイス(iPhoneなど)上ではリセット前のAirPodsが項目として残っているけれど、それと接続しようとしても出来ないということです。
そのため、また使うにはもう一度ペアリングをしなければいけません。
AirPodsの設定がデフォルトに戻る
AirPodsはイヤホン本体の挙動をカスタマイズする機能があります。
設定できるのは、
- デバイス上に表示する名前
- ダブルタップ時の操作(左右別々に)
- 自動耳検出ON/OFF
- 使うマイクの切り替え
の4つです。
リセットすると、これらの設定が全て初期値に戻ります。
2019年モデルの初期初期設定はこちらです↓
(iPad Proで確認)
検証として、下のように全ての設定を変えてみました。
この状態でリセットしたところ、デフォルトの設定に戻りました。
このように、リセットすると名前、ダブルタップ操作、自動耳検出、マイクの全てが初期値に戻ります。
おわりに
以上、Apple AirPodsのリセット方法と具体的な変化について解説しました。
この記事で検証として使ったのは僕が持っているAirPods with Chargin Case(2019年モデル)です。
何らかの理由でAirPodsをリセットしたい方の参考になればと思います。