APEX LEGENDS、シーズン13のスプリット(sp)2でソロダイヤを達成しました。
以前にもソロダイヤの記事を書いたのですが、これは今よりもずっと簡単だったシーズン12での話です。
そこで今回は改めてシーズン13の環境で個人的に必要だと思ったノウハウを書いてみようと思います。以前の記事をベースとして発展的な内容に触れていきます。
先にお断りしておくと、僕は大して上手いプレイヤーではありません。縦ハンすら持っていません。
ですが、ソロダイヤは個人的にかなりの労力と試行錯誤を費やしたチャレンジだったため、一人のプレイヤーの考えという形で世に出すこととします。
もちろん今後のシーズンでランクのシステムが変わっていくでしょうが、それでも普遍的に役立つような内容のはずです。
ソロダイヤ達成時の戦績
まず初めに、シーズン13sp2の戦績を紹介します。
スプリット1はサボったので、完全にスプリット2だけの情報です。ティア(ディヴィジョン)はブロンズIIスタートでした。
今回はダイヤIVまで165試合で、実際途中で沼るような感覚はそこまでありませんでした。目標ティアまで200試合以内ならスムーズな方だと個人的には感じています。(500試合とかだと沼ってるというかかなり無理してる印象)
上手い人に比べるとしょぼいですが、ダイヤ到達時の成績は僕の中ではかなり良くなっていて、
- K/D1.42
- 平均ダメ651
- 勝率12.7%
という、以前のソロダイヤ時より数段上のスタッツとなっています。勝率10%超えなのである程度チームに貢献できているのかなと思えました。
ただ、今回のソロランを振り返ると味方運がめちゃくちゃ良かったように思います。もちろんしょうもない試合も数え切れないほどありましたが、連携が上手く取れた印象の方がずっと強く残っています。盛れた試合の味方に感謝!
なのでこの戦績は運によって上振れしていて、本来の実力はそこまででもないと個人的には感じています。
ちなみにシーズン12(sp1)ダイヤ初到達時の戦績がこちら。KDが1.0を切っていたので今ほど撃ち勝っている感覚はありませんでしたがランクシステムが緩かったので上がっていきました。
使用レジェンド・武器・環境
メインレジェンドはコースティック
プラチナ帯では現環境でも相変わらず強力だと感じたコースティックを主に使っていました。取られたらヴァルキリーを選択。
プラチナIV到達までは正直どのレジェンドでもいいと思って、練習のためにホライゾンを使ったり、事故防止にブラッドハウンドをよく使っていました。
なぜコースティックかというと、主に2つ理由があります。
まず一つ目に、ランクでは終盤になるにつれて陣取りゲームの側面が強くなるからです。
狭まっていく安置内で「ここは私たちの場所なので来ないでください、他の場所に行ってください」と周りのチームに主張するには、防衛キャラを使うのが手っ取り早くて効率的と思いました。それでも入ってこられたら戦います。
防衛という点ではワットソンでも悪くはないと思いますが、ガスウルトは攻めにも使えることを考えるとガスおじはやはり頭一つ抜けている印象です。競技でもほぼ採用されるのも頷けます。
第二の理由としては、ガスおじのアビ・ウルトはVCなしのソロランでも問題なくその真価を発揮できると感じたからです。
ガス缶を置きまくり、ファイトのたびにガスグレを投げるだけで、特別な技術がなくてもチームに貢献できます。
ソロランのレジェンド選びで迷っている方にはガスおじは強くおすすめです。
ただし移動スキルが無いので、ファイトや移動中に危なくなったら味方のカバーがもらえる位置取りは常に考えないといけません。
また、ガスで守りきれる建物とそうでない建物があるので、その区別はランクを回す中で出来るようになるといいです。
チーム全体でいうと、個人的には今の環境なら
- ヴァルキリーで移動の選択肢を増やす
- ガスおじでエリアを陣取る
- ホライゾンでファイト力を底上げする
という構成が無難に強く、この傾向は今後もある程度は通用するのではないかと思います。
ヴァルキリーのウルトは終盤ほど博打(お祈りジャンプ)の要素が強くなりますが、序盤中盤も含めるとやはりあるのとないのとでは大違いです。総合的に見て現状一番の壊れキャラ。ただしヴァルキリーでしか行けない、あるいは戻ってこられない場所でダウンするのは絶対にNG。
ファイトについてはホライゾンがいるとシンプルに強いなと感じることが多いです。ただし何も考えずQで浮くと集中砲火を浴びて死ぬので注意なのと、ウルトで起点を作るのはけっこうコツがいるので練習が必要に感じます。僕は苦手です。
感度設定
感度については数字感度で、
- 視点4
- エイム時3
- 反応曲線クラシック
- デッドゾーンなし
という内容で、スコープ設定はしていません。全くもってシンプルな「4-3クラシックなし」です。
感度設定については「無難な設定で慣れていく」のが一番の近道だと思っており、スコープ設定以外前から変わっていません。
人によって適した感度は違うでしょうが、詳細感度をコロコロ変えるくらいなら5-4か4-3、あるいは4-4でコツコツ練習した方が無駄が少ないと思います。
PS5
プラットフォームはPS5です。
PCではプラチナでもプレマス帯と一緒になるという話をよく聞いたのですが、CSだとそういうことは一度もありませんでした。軌道はダイヤマスターだけの普通のマッチでしたし、マッチングの待機時間も全くありませんでした。
この点で言えば、プレマス帯に吸い込まれる可能性のあるPCの方が難易度が高いように思います。
PS5版APEXは以前から予定されているはずの120fpsにはまだ対応していないため、60fps張り付きでプレイ。コントローラーはPS5純正のDUALSENSEです。DUALSHOCKに比べてやや大きく重いのが難点ですがもう慣れました。
ディスプレイ・サウンド
ディスプレイは『LG UltraGear 24GN650-BAJP』というゲーミングモニターを使っています。
最大144Hzのリフレッシュレートに対応していますが、APEXがまだ60fpsなので性能はフルには生かせていません。今の状態だと普通のモニターという感じです。
真面目にAPEXをやりたいなら流石にテレビはやめた方がいいと思います。特別なものでなくてもいいので24~27インチのディスプレイは必須。
サウンド面については、今シーズンは『SHURE SE215 SPE-A』という有名なイヤホンを主に使っていました。ヘッドホンの気分のときは『Logicool G PRO X PHS-G-003』。
真面目にランクで盛りたいならモニターやテレビのスピーカーは論外。ただAPEXは足音が大きいゲームなので、特別なサウンドデバイスは全く必要ありません。5000円以上くらいの密閉式のイヤホンやヘッドホンならなんでもいいです。
【重要項目①】なんだかんだファイトに勝てないとダメ
シーズン13のシステムでソロダイヤを達成した後に一番強く感じたのは、一周回って「やっぱり戦って勝てないとダメなんだ」ということでした。
誤解のないように言うと、APEXはバトロワなので局所的な戦闘以外にも重要な要素はいくつもあります。実際、シーズン12は大して銃を撃たなくてもダイヤまで上がれるといっても過言ではないほどシステムが緩和されており、戦闘力以外の要素が目立っていたように思います。
ですが、シーズン13のソロダイヤ達成にあたっては、よりシンプルな要素、つまり銃で敵を撃って倒すことが必要なのだと実感しました。
そう思う主な理由は下記です。
- 物資カツカツでは終盤生き残れない
- ハイド順位上げが難しい
- ソロランは行き当たりばったりだから
まず第一に、終盤まで敵から逃げて生き残っても、結局「こちらは物資カツカツの青アーマー3人、敵は物資潤沢な赤アーマー3人」みたいな状況になってしまいます。そういうときは大体チームの士気も消極的で、ファイトになるとあっさり負けてしまうことが多いです。物資が限界状態でプラチナ帯チャンピオンを取れたこともあるのですが、これは安置運が奇跡的に良かっただけで再現性はありません。
第二に、シーズン12まではハイド順位上げでも割とポイントをプラスに出来ましたが、今シーズンはRPシステム的にそれがほぼ不可能です。さらに(おそらくALGSの影響で)シアが爆増したことでパッシブでハイドが容易にバレてしまいます。
最後に、意思疎通が取りにくいソロランでは、各自が戦略を頭の中で練ってはいても、結局は行き当たりばったりの展開になってしまうことがほとんどです。そのてんやわんやの状況で上手く生き残っていくために手っ取り早い方法が、結局は各ファイトで勝つことなのだと思いました。「戦略が雑になる分は、戦闘力でカバーすればいい、というかそうするしかない」と感じます。
だからこそ「戦うところはきっちり戦う」という意識を持つことと、そこで実際に戦って勝てるだけの地力を時間をかけて培うことが重要です。言葉にすると陳腐なようにも聞こえますが、今シーズンは本当にそう感じました。
今シーズンはD4到達時平均ダメ651だったのですが、これは以前の僕に比べると1.5倍くらいの値です。それだけファイトごとにダメージを出せていれば、チームの勝率も平均して上がっていったのだと思います。
では、どうやったらファイトで勝てる(チームに貢献できる)ようになるのか。
個人的に効果的だと思ったのは、
- メイン武器のBot撃ちを訓練場で繰り返す
- 逃げ腰にならずランクをひたすら回す
の2点です。
訓練場での様々なレレレ撃ち練習
訓練場は限りなく地味な基礎練習ではあるものの、これなしにはソロダイヤは無理だったと思います。実際、今シーズンは訓練場での成果を実戦で上手く適用することが出来たという確かな実感がありました。
個人的によくやっていたメニューは、
- 格闘が当たるくらいの超接近戦:CARレレレ腰撃ち
- 5m~15m:等倍CARレレレ撃ち
- 20m~40m:2or3倍のR301レレレ撃ち
という内容で、それぞれ少なくとも500~1000発はやります。足りないと感じたらもう1セット。
PADなら武器構成はR301とCAR(クラフト)が無難だと思います。どちらもワンマガの可能性を十分に秘めつつ、コントローラーでも扱いやすい武器だと思います。
レンジ武器にチャーライを持つと牽制やアーマー育成は出来ますが、CARで仕留めきれなかったとき一気に不利になるのが致命的。
いつもいつもCARワンマガ出来るわけではないので、相方もフルオート武器を持っていた方が、「CARで大きく削る→持ち替えて止めを刺す」という可能性が格段に上がります。
一時期チャーライ+CARがハマると思っていたのですが、やはりR301やフラトラ、スピファを持つのがなんだかんだ安定すると思いました。
(インファイトで上手く立ち回れる自身があるなら長ものもありかも…)
SMGについてはプラウラーは理論上は強いですがガバエイムが発動したときのリスクが大きいので、無難にプレイしたいならやはりCARが最適。R99は現状ほとんどCARの下位互換でしかなく、他にSMGがなかったら使うくらいでいいです。レートが低いオルタは弱くはないですが初動以外は不要。
今シーズンの練習と実践の中で、弾を当てるのと同じくらいレレレも重要だという気づきを得ました。というのも基本的なことではあるのですが、レレレで被弾を抑えればそれだけ勝率が上がるのと、その後回復を巻かずに味方のカバーに行けることが多くなるからです。実際、特に近距離で相手の弾を避けられるようになってきている感覚がありました。
どの距離にせよこちらが左右に動かなければ相手からは弾が当て放題になってしまいます。それだと不毛なダメージレースになってしまうのと、仮にそこで打ち勝てても激ローになって一時的に戦力にならなくなります。
自分がどれだけレレレ出来ているかよく分からない方は、クリップを撮って見返してみるとすぐに分かります。
僕も未だに
- パニックになってレレレを意識出来ていない(勝ててもそれは相手がローだったからとか)
- 震えてるくらいしか左右に動けていない
- レレレは出来ているがその分こちらの弾が敵に当たっていない
ということがよくあります。要練習。
あくまでランクの中で鍛えること
訓練場のBot撃ちをベースとしながらも、実践的な戦闘力を鍛えるのにはやはりランクを何度も回すのが効果的だと思いました。
カジュアルも練習になるのは間違いないですが、ランクと違う部分が多すぎると感じます。
チーム単位での戦略も何もないごちゃまぜの初動ファイト、後先考えないキルムーブ、早すぎる部隊数の減りなど、ランクではほぼない状況を繰り返しても非効率的です。
もちろんランクをたくさん回すのは時間がかかります。ただバトロワである以上それは仕方のないところで、ランクで勝てるようになりたいならランクをやるのがいいです。
【重要項目②】一つひとつの行動に合理的な理由を持つこと
めちゃくちゃ抽象的な話なのですが、マッチ中に自分がする全てのことにきちんと理由を説明できるようにならないと、ランクで盛っていくのは難しくなります。
APEXはバトロワなので、銃だけ撃っていればいいわけではありません。それ以外で頭を使う部分がとてもたくさんあり、それらもファイトと同じくらい重要です。
ランクをやる上で、油断すると脳死状態で後先考えないアクションを取ってしまったり、思考停止でもじもじしてしまったりします。
例えば具体的なケースでいうと
「次の安置への移動経路やタイミングも考えず、視界に入る敵全てに理由もなくチャーライを撃ち続け、収縮が始まった頃にふと思い出したようにヴァルキリーウルトでお祈りジャンプし、どこにも行くところがなくそのまま全滅」
みたいなパターンは数え切れないほどあります。これは脳死状態でチャーライを当てるというジャンクな快楽に浸ってしまった結果起こる当然の結末です。
こういうことは合理的な物の考え方が出来ていないから起こるのであって、こういうミスをなくしていく必要があります。
とにかく脳死状態でプレイしないこと。どうやったらRPを盛れるようになるのか、常に合理的に考えること。
もちろん、合理的に考えて取った行動が常に上手くいくとは限りません。また、そもそもソロランは9割型デュオと組むことになるので、自分が考えたことが通らないことの方が多いです。
しかし少しづつでも上手くいく合理的なパターンを学んでいくことが、ランクで盛れるようになるための原則の一つだと思います。
毎試合試行錯誤を繰り返していくと、何が上手くいって何が上手くいかないかのパターンが自分の中に蓄積されていきます。その積み重ねがなかったらシーズン13のソロダイヤは絶対に達成できませんでした。
【重要事項③】ジャンプマスターは自分でやる
とても基本的なことなのですが、ランクで真面目に盛りたいなら毎回キャラ選択を手動でして、ジャンプマスター(JM)は自分でやってください。これだけで試合運びの60%が決まるといっても過言ではありません。
JMの重要性については過去の記事でも書きましたが、本当に大事なことなので何度も書きます。
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プレイヤーには色々な考えや戦略を持った人がいます。中には真面目にランクをやる気がなかったり、まだゲームの理解度が低い人も少なくありません。そういう人にJMを任せると複数パーティー被りの激戦区降りになることも珍しくなく、そこで何の意味もなくRPを溶かすしてしまいます。自分がRPを盛っていきたいならJMは自分でやらないとダメです。
キルポの渋いシステムのもとでは、運ゲーの初動ファイトするメリットは皆無です。
それ以外の要因も考慮し、次のような降下地点に降りる練習をします。
- 他部隊がおらず、単独降り出来る(最優先)
- マップの端エリアである(第二に優先)
- レプリケーターがある
- 調査ビーコンがある
初動ファイトは最悪してもいいのですが、しょうもない運ゲーになることが多いので避けるのが無難。ラウンド1で戦うのがダメと言っているのではなく、きちんと装備を整えてから戦った方が練習にもなります。
ランクにおいては丁寧にクラフトをすることが重要です。初動以外でファイトをするなら最低でも全員が青アーマー&バッテリー2本を用意していないと極めて不利です。上手い人ほどクラフトでアーマーを育てている印象です。
クラフトという点からも、マップ端に降りるのが重要になってきます。なぜかというと、その方が降下したエリアから移動する際に安全にレプリケーターを利用できる機会が体感として多くなるからです。マップ中央に降りてしまうと、安全にクラフトするのが難しくなる印象です。
降下エリアにレプリケーターがある方がいいのは当然のことなので、なるべく狙いに行きますが被りなし&マップ端の方が優先でいいと思います。
調査ビーコンはあるに越したことはないですが、あったらいいなくらいで優先度は低いです。リコンキャラがいればピンを指してでも絶対に読んでもらいましょう。
基本的には味方のサポートに徹する
ソロランではほぼデュオ(2PT)と組むことになるわけですが、そこでは味方のサポートに集中する方が上手くいくと学びました。
自分が(光るプレデターバッジ×3のような)いかついバッジやトラッカーでない限り、デュオの方がこちらに合わせてくれる(言うことを聞いてくれる)ことはまずありません。
そこで自分の我を通そうとしても一人でやれることには限界があります。APEXはあくまでチームで動くゲームです。
よって多数決に従い、基本的には味方のデュオがやろうとしていることが成功するように全力でサポートしてあげることが、効率的なソロランの立ち回りなのではないかと感じます。
例えばファイトであれば、デュオがやる気なら自分も足並みを揃え、味方の位置をしっかりと確認してカバーされるよりもむしろカバーする方に徹すること。反対に、デュオが引き気味なら自分も一緒に引くこと。
R1~2からのハイド順位上げはやめてみる
長い目で見てランクで盛れるようになりたいなら、ラウンド1やラウンド2からのような時間のかかるハイド順位上げはやらないスタイルをおすすめします。自分がリスポーン終了した後の観戦も同じです。
例えば初動ファイトで味方二人がリスポーン終了して自分だけ生き延びても、そこからの時間や労力はいろいろな点で無駄です。
僕はシーズン13のソロランでは、かつてのようにハイド順位上げはほとんどしておらず、それは結果として功を奏したと思います。
これには4つ理由があって、上に書いた内容とも重複するのですが、
- 単純につまらない
- 戦闘経験を積む機会を失う
- RPシステム的にハイドでは盛れない
- シア環境でハイドしづらい
というものです。
まず言うまでもなく、自分以外がリスポーン終了してからのハイド順位上げはめちゃくちゃつまらないです。僕が積極的にハイドしなくなった一番の理由はこれでした。ハイドしてても「自分がやりたいのはこういうことじゃない…」と思ってしまって、ゲームの楽しさを見失います。これは本末転倒。
第二の理由として、自分の成長という意味ではハイドしている時間がもったいないからです。ハイドが上手くなってもファイトに勝てるようにはなりません。
それなら大きなマイナスを食らってもさっさと次のマッチにいって、前述したような「ランクを回す機会」を一回でも多く得た方が長い目で見て役に立ちます。誰しも使える時間には限度があり、その中で回せるランクマの回数も有限です。こういう意図から、今シーズンはハイドに移行できる状況でもあえて味方と心中することがよくありました。
第三に、シーズン13は多少緩和されたスプリット2でも参加費が大きく、プラチナ帯で多少順位を上げたところでマイナスを抑えづらいです。順位が低いうちはキルポが1RPにしかならない点もこれに拍車をかけています。つまり、よほど上手くいく場合を除けば、時間をかけてハイドしてもそのリターンは微々たるものでしかないのです。
シーズン12はシステム的に緩かったこともあり、(楽しくないとしても)ハイド順位上げがめちゃくちゃ有効でした。しかしシーズン13ではそれが通用しません。
最後に、シアが増えたことでパッシブでハイドが簡単にバレてしまいます。どうせ上手くいかないハイドに労力を使うくらいならさっさと次のマッチに行った方がいいと思います。
とはいうものの、「せっかく盛ったRPを減らしたくない」という気持ちは痛いほどよく分かります。シーズン11でプラチナ帯から抜けられなかった頃の僕もそういう意識が強くて常に怯えており、ハイド前提の動きをしていたといっても過言ではありません。
ただ今から振り返るともったいないことをしていたなと思います。ビクビク怯えるくらいなら精一杯戦っていた方が長い目で見て成長に役立っていたはずだからです。
なので(目指すレベルにもよりますが)少なくともゴールド・プラチナ帯までは戦うことに対して過度に萎縮したり不毛なハイドをする必要はないと思います。もちろん後先考えないキルムーブをする必要はなく、あくまで戦うべきところはしっかり戦い、負けたらそれはそれと割り切って次に行く、ということです。
自分がファーストダウンしない
3v3で戦っているときに、最悪なのは自分が最初にダウンすることです。一人を激ローにしていても、その敵を味方が倒してくれてようやく2v2のイーブンになるだけなので、チームへの貢献にはなっていません。
APEXはチームゲーなのでこれは至極当たり前ですが、何試合もこなしていくソロランというチャレンジにおいては特に意識すべきことと思います。
自分がファーストダウンしてしまうと、その後味方がどうにかして2v3に勝ってくれる可能性は体感10%くらいです。
ただしこれは非常に難しいところです。なぜならファーストダウンを避けることだけを考えると、後ろでモジモジしすぎてしまいます。するとダメージが出せずファイトの勝率が下がります。
なのですが、やっぱり一番ダメなのはファーストダウンしてしまうこと。なぜならそこで負けがほぼ確定してしまうから。しょうもないファーストダウンをするくらいなら、何もせず後方でじっとしてる方がまだマシだと僕は思います。
そういうわけで、今シーズンは「ファーストダウンしない範囲で自分に何が出来るか?」をずっと考えながらプレイしていました。これが割と功を奏したと感じています。
前述したように、味方のデュオが主導するソロランでは自分はほぼ常にサポート役に回っていました。ミニマップや目視で味方の位置を常に意識し、デュオがどこで誰と戦っているかを気にかけます。ゴリゴリのインファイトになっていたら自分もすぐ駆けつけます。
クラフトをしっかりする
可能な限りレプリケーターをフル活用することは、ランクを盛る上で必須です。
クラフト中に強襲されたり、時間がかかる点を除けば、ただやるだけでノーリスクで自分たちに有利な状況を作り出せます。面倒でも毎回しっかりやるべきです。
できる限り素材を集めて、しっかりクラフトして、万全の準備を整えた上でマッチを進めていく。これをせずにスルスルと盛っていけるのはよほどの強者だけだと思います。
味方に来た何人もの人を見ていても、上手い人ほどちゃんとクラフトをしています。これは本当です。一方で、ゲームの理解度が低そうな動きをしていたり、ファイトで即死する人ほどクラフトをしません。レプリケーターに触りもしません。
(というか、クラフトをしていないからこそ弱いアーマーやバッテリー不足で即死する)
個人的にクラフトの優先度としては、
- 白→青のアーマー進化
- バッテリー最低2本用意
- クラフト武器
- 紫バッグ
- 拡張マガジン
といった順序です。ウィークリー・デイリーでクラフト内容は変わります。
まとめ
以上、シーズン13スプリット2でソロダイヤ到達に役立ったノウハウをまとめてみました。
かなり長い内容になりましたが、正直これでもまだまだ書き足りません。書こうと思えば、細かい方法論や意識がいくつもあります。ただそれを網羅するとキリがないので、特に重要と感じたポイントをピックアップして終わりにしたいと思います。
まとめると、シーズン13では
- ファイトの勝率、チームへの貢献度をシンプルに上げること
- マッチ中のあらゆることについて、合理的な思考を洗練させること
これらの2点が特に重要だと感じました。
シーズン12はファイト以外の要素を突き詰めることでRPを盛っていけましたが、シーズン13ではその傾向がだいぶ薄れた印象です。
とある有名ストリーマーが「ランクを上げるにはどうしたらいい?」という視聴者の質問に対して、「シンプルに強くなることだ」と言っていたのを思い出しました。結局は訓練場と実戦をコツコツ積み重ねていくのが近道なんじゃないかと思います。
上手い人から見れば的はずれな点もあるかもしれませんが、シーズン13のプラチナ帯でくすぶっていた方に少しでも参考になれば幸いです。
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