1Rの一人暮らしでいらないもの・必要ではないもの

僕がワンルームの小さな部屋で一人暮らしを始めてから半年になります。

引っ越しから今日までに、ここでの生活に必要なもの・不要なものをそれぞれ吟味してきました。

今回の記事ではその経験から、1Rでの一人暮らしでいらないもの、なくても何とかなるものを(引越し前の自分を読者と想定して)紹介したいと思います。

筆者は20代男性なので、女性だったり世代が違ったりすると同じ価値観は適用できないかもしれません。あくまで個人的な考え方として参考になればと思います。

テレビ(TV)

一人暮らしに必要ないものの筆頭がテレビ(TV)です。

スマホやPC向けの動画コンテンツ全盛の今、特に若い世代であればテレビがなくても娯楽に困らない人は多いはずです。

僕の周りでも、そもそもテレビを持っていない、あってもほとんど見ていないという知り合いはそれなりにいます。もちろん僕も持っていません。

おそらく僕の親世代(1960年前後生まれ)にとっては、テレビは必需品の一つであり、新生活で用意しないなんて考えられないでしょう。

しかし実際のところ、世の中の知っておくべき情勢についてはスマホで簡単に手に入るため、テレビはなくてもどうとでもなります。

もちろん、テレビをことさら無駄なものと切り捨てる必要はないと思います。ただ、僕の世代であれば「テレビなんて全く見ないよ」という人が多いのは事実。それなら以下に書く理由を総合した上で、テレビを持たないメリットの方が大きいと思います。

1Rとの相性は悪い

僕が住んでいるような小さなワンルームでは、テレビがあるだけでもかなりスペースを圧迫します。

実際住んでみて分かったのですが、部屋の広さと家賃を抑えつつも、やっぱりスペースに余裕はあるに越したことはありません。かといってテレビを置くために無駄に家賃の高い広い部屋に住むのも本末転倒。

たいして観もしないものに広いスペースを占領されるくらいなら、いっそのこと持たない方が生活の満足度は上がると思います。

もとから広い部屋に住んでいる人ならスペースの問題にここまで考えなくてもいいでしょうが、これから小さな部屋で節約生活を始めたいという方なら、なおさらテレビなし生活をおすすめします。

NHKの受信料を払う必要がない

テレビやレコーダーがない場合、物理的にテレビ番組が観られないのでNHKの受信料を払う必要がありません。

引っ越して数カ月後に、僕の部屋のポストにもNHKの受信料徴収の封筒が届きました。(コロナ禍ということもあり、対面での説明は避けるとのことでした)

もちろんその封筒はさらっと目を通した上で無視しています。なぜならテレビがないから。その後は音沙汰がありません。

少なくとも最初はいらない

もし引っ越しの段階でTVを買うかどうか迷っているなら、最初から用意する必要はないというのが僕の意見です。

どうせテレビなんて通販でポチッと注文していつでも家に届けてもらえます。

一人暮らしをスタートさせるときは、冷蔵庫や洗濯機など、大きい家電製品を揃えるので色々と大変です。そんな大変なときにわざわざテレビを買う必要はありません。

とりあえず最初は絶対にいるものだけ揃えて、生活が落ち着いたら、優先度が低いものを随時買い揃えるくらいのペースがおすすめです。

一旦押入れにしまってみる

これは断捨離的な話になるのですが、もし今テレビを持っていて手放そうか考えているのであれば、一旦押入れか何かにしまって、テレビなし生活を実際にしてみるのをおすすめします。

その上でなくても大丈夫だと思えれば処分すればいいですし、やっぱり観たいと思ったらそのまま使えばいいでしょう。

バスタオル

これは1Rの男一人暮らしに限らないのですが、バスタオルは不要です。

よほど髪が長くなり限り、通常サイズのフェイスタオル一枚で髪から体まで乾かせます。

一人暮らしで自分で洗濯をするようになると、やはり洗濯と洗濯物干しは面倒な作業であると実感しました。
(乾燥機付きドラム型洗濯機のような高級品は我が家にはありません)

中でも扱いづらいのはバスタオルのような大きな洗濯物です。一度に洗濯できる容量を圧迫しますし、それだけ必要な水や洗剤の量も多くなります。

それでいてバスタオルを入浴後に使って全体が濡れているかというとそうでもない。

また、1Rの一人暮らしだとつっぱり棒を使うことが多いと思います(僕も使っています)。するとあまり重たいものを吊るせないので、この点でもバスタオルは相性が悪いです。

【関連】【TITIROBA つっぱり棒 レビュー】使用感や取り付け方のコツについて

そこでバスタオルをフェイスタオルに置き換えると、洗濯という作業が劇的に楽になります。

僕はAmazonでベストセラーになっていた「タオル研究所」というブランドの商品を使っています↓

タオル研究所のフェイスタオル

タオル研究所 フェイスタオル ライトグレー 5枚セット

【関連】バスタオルなし生活のすすめ。フェイスタオルで十分。

電気掃除機

床の掃除はクイックルワイパーで充分で、電気掃除機はなくても何とかなります。

確かに電気掃除機はあったらあったで便利なのは間違いありません。ただ、まともな製品を買おうと思ったら本体代は安くはないですし、1Rだと保管スペースの問題もあります。

僕はほぼ毎日クイックルワイパーで床掃除をしていますが、ユニットバス以外のスペースをどれだけ丁寧に掃除しても、かかる時間は5分以内です。(広さは7.5畳)

シートは毎回取り替えているわけではなく、5ヶ月でかかったシート代は実質250円くらいでした。ランニングコストも安いです。

すみっこに立て掛けておくだけなので保管場所にも困りません。

【関連】ワンルームの床掃除はクイックルワイパーで充分【電気掃除機は不要】

絨毯はおすすめしない

ついでに書くと、絨毯だとクイックルワイパーのような道具ではホコリや髪を掃除できないので、電気掃除機はほぼ必須になります。

床より絨毯の方が温かみがあるのは確かですが、それを帳消しにするくらいメンテナンスの手間があるのも事実。

特にこだわりがない限り、床掃除のコストを考えて絨毯は使わないのをおすすめします。

クイックルワイパーは正規品を

そういうわけで床掃除はクイックルワイパーで充分なのですが、買うのであれば花王の「本物のクイックルワイパー」をおすすめします。

花王 クイックルワイパー

というのも、クイックルワイパーというのは花王が作っている商品名ですが、似たような製品は至るところで見かけます。

しかしそれらはいわゆるパチモンであり、値段は安いのですが、本体の耐久性やシートの吸着性で大きく劣るのが実際のところです。

 

ついでになりますが、本棚などの家具の掃除にはクイックルハンディが便利です。

【関連】PCデスク周りのホコリ取りには『クイックルハンディー』が最適

ウォシュレット

これは実際に今の部屋に住み始めて分かったのですが、ウォシュレットはなくても案外何とかなります。

実家ではずっとウォシュレットありの生活をしてきたので、部屋探しの段階でもウォシュレットは必須の条件としていました。しかし結局はウォシュレットなしの物件に決め、今に至ります。

20代男一人暮らしだからかもしれませんが、今ではもうすっかりウォシュレットなしの生活に慣れました。全くと言っていいほど抵抗がありません。

ウォシュレットなしだと家賃が安くなる

当たり前ですが、ウォシュレットはあるのとないのとでは、あった方がいいに決まっています。僕もできればほしいとは思います。

ではなぜ「ウォシュレットなしでもいい」と敢えて言うのかというと、その条件だけで家賃がかなり変わってくるからです。

もともとウォシュレットが必須だと思っていた僕が最終的にそれを条件から外した理由はまさにここにあります。

ウォシュレットは精密機械ですから、それがほしいとなるとバス・トイレは必然的に別である必要があります。(例外もなくはありませんが)

僕が住んでいる札幌では、他の条件が同じでもバス・トイレ別なだけで家賃が5,000円くらい変わってくる印象でした。相場は変わってくるでしょうが、全国どこでもこういった傾向はあるはずです。

特に節約生活を始めたい方は、敢えてウォシュレットなしの条件で物件探しをしてみるのをおすすめします。

ウォシュレットの便利さよりも、家賃を低く抑えて得られる精神的余裕の方が大きくなれば、それはそれで正解だと思います。

【関連】ウォシュレットなしの部屋も慣れれば問題なし

トイレブラシ

トイレ関連でもう一つ。

よく便器の中をブラシで擦っている人がいますが、下のような洗浄剤を使えばブラシは不要です。

トイレ用洗剤

便器の内側に沿ってぐるっと密着させて2~3分放置。その後流せば黒ずみもキレイにになっています。

縁についてはトイレットペーパーやトイレ用掃除シートで拭けば充分です。

こういった掃除を週に1回くらいやれば、ほぼ常にキレイな状態が保てています。

一人暮らしをする前はトイレの掃除が大変そうで、特にブラシがとても汚いものに思えて仕方がありませんでした。

しかしちょっと調べてみると上記のような方法もあると知り、実際は簡単に済ませられています。

ブラシを積極的に使いたい人はあまりいないと思うので、この手の密着タイプのトイレ用洗剤を使うのがおすすめです。

おわりに

この記事では僕が一人暮らしで必要ではないと思ったものを紹介しました。

20代男でかなりの節約志向の僕だからこそなくてもよかったものもあるとは思います。

例えば「ウォシュレットは絶対に外せない!」という人も世の中にはきっといるはずです。

ここに書いた不要なものはあくまで僕個人の価値観によるものなので、こういう人もいるんだなくらいに考えてください。

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